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吉住健一旧公式サイト(新宿区議会議員時代)
2018/11
「公園の使用許可の基準の見直し」について、ネット上で賑やかになっていますので、簡単に情報の整理をいたします!
「新宿区がヘイト対策、表現の自由懸念も」という見出しの6月26日付朝日新聞夕刊の記事を読んでいただけると雰囲気が伝わると思いますが、ヘイトデモをきっかけとしてデモの行われている環境を分析したところ、デモの出発地として利用されている公園が住宅地や商店街、学校、福祉施設に近接していることがわかり、「公園の使用許可の基準の見直し」を行いました。
正しい情報1 区役所にデモを規制する権限はありません
デモの届出や道路使用許可を申請する相手は警察です。区が出せる許可は公園の占用許可です。今回の見直しは、デモの出発地としての目的外使用をする許可を出す公園の基準の見直しです。区内最大規模の公園で、世界最大の乗降客を持つ新宿駅の近くに所在する区立新宿中央公園は新基準でも利用可能です。
正しい情報2 区立公園の使用許可基準の見直しをします
住宅地や商店街、学校、福祉施設、宿泊施設に近接した公園はデモの出発地としての目的外使用の対象から外します。現在、多い公園では年間50回のデモの出発地となっています。ご自分の家の前に、年に50日間デモ隊が集まることを想像してみてください。平穏な生活空間とは言えないと思います。
正しい情報3 区立公園を目的外使用しなくてもデモは実行できます
区立公園を使えないとデモを規制したことになるという説が流布していますが、今回見直しによって対象ではなくなる区立公園以外の場所から出発すればデモは実行できます。わざわざ、住宅地域や障害者施設に近接した公園からデモの出発をしなくてはならないという理由はありません。
※あるニュース記事では、「公園におけるデモの申請を認めなかった」と記述していますが、受理していますので事実と異なります。また、「再び訪れ、デモの申請を認めなかった理由を問い質した」と記載されていますが、規制の見直しを要請されただけで、「(既に受け付けている)デモの申請を認めなかったという抗議」自体がなかったと報告されています。
その証拠に、受理した申請書の写しもデモの申請をされた団体の依頼で手渡ししています。
2016/1/1
平成28年 年頭にあたって
区長就任後1年が経過いたしました。
多くの方に支えていただきながら、中山前区長からの区政を混乱なく継承する段階を踏んでまいりました。
来年度から2年間で、現計画期間の事業は仕上げに入ります。
そして、その2年間の間に新たな新宿の将来図を具体的にイメージ化し、将来像を実現するための10年間にわたる総合計画を立ててまいります。
新宿区は、日本の持続的な発展を牽引する先端都市であり、多くの区民が暮らす生活拠点都市でもあります。
区内各所が守ってきた魅力的な資源を活用しながら、愛着と誇りの持てる街づくりを推進していきます。
区内の駅周辺では、バリアフリーや面的整備を促進していきます。
利用しやすく、快適なターミナルを構築することにより、来街者の回遊性も高めていきたいと考えています。
しかし、そうした取り組みに生命を吹き込めることが出来るか否かは、そこで暮らし、働く皆様との意思の共有化が必要になると思います。
お仕着せの街づくりではなく、共に街を活性化しようという意思を共有できなければ、まちづくりも空振りに終わってしまうと考えています。
すべての人の意見をそのまま実行することはできませんが、多くの人の協力を得ていく努力や工夫をしていかなくてはならないと考えています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会も4年後となりました。
地元区としても、区民にとって思い出深く、意義深い大会であったと思えるよう仕掛けてまいります。
多くの区民の皆様と、同じ時間と同じ空間を共有できるように、全力を尽くしてまいります。
2015/1/3
新年を迎えて
昨年末に、新宿区長に就任させていただき、新年を迎えることとなりました。
1月中には、予算編成を終え、2月からの定例議会での審議をいただくことになります。
年末に近い時期からの着任でしたが、前区長の路線を継承させていただいていますので、大きな混乱もなく、進捗しています。
とはいえ、私自身の考え方も踏まえて、職員の方も時間がない中を検討をしてくださり、防災面や治安面での政策的な予算や施策が盛り込まれていきます。
その他、具体的な内容はまだお示しできませんが、待機児解消や幼児教育支援の拡充など、次世代の育成につながる施策も充実させていきたいと考えています。
1月5日より公式行事が始まりますが、体調管理と時間管理を徹底して、仕事の進行管理に遅れを出さないよう注意してまいります。
今年一年が、良い年となりますとともに、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。
2014/11/10
一週間にわたりお騒がせいたしました
新宿区長選挙が無事に終わりました。
新人同士の選挙戦になりましたので、実績というよりはイメージでの選挙戦になった面は否めませんが、お世話になったすべての皆様に感謝の気持ちを忘れずに、与えられた職務に全力で精励してまいりたいと思います。
選挙期間中は、政策の内容よりも政策のフレーズが独り歩きする傾向がありますが、まずは本来の区政で取り組むべき仕事に集中していきたいと思います。
自分の色を出すべきだとのご指摘も受けるかもしれませんが、
「職責に対して忠実に務める」
というのが私のモットーですので、自分の色は現在行政で行われていることを正確に理解したうえで、職員と合意形成をしたうえで出していけばよいと思っています。
ちなみに、初登庁は11月25日になります。
23日までは中山区長の任期があり、24日は振替休日にあたるため、災害が発生しない限りは25日からの執務となるようです。
11月6日(木)、区立戸塚第二小学校体育館での個人演説会の様子
新宿生まれ、新宿育ちの候補者のために地元の皆様、約300人がご来場下さいました。
突然の告知の中でしたが、多くの区民の皆様にお出でいただき、感激しております。
中山弘子現新宿区長も応援に駆けつけて下さり、吉住健一を推薦。
20代の方の姿も多く見られました。ありがとうございます。
最後は地元のいつも応援して下さっている区民の方の音頭で、
300人の大歓声による「がんばろう!」コールをして頂きました。
ありがとうございます!
残り2日、吉住健一、皆さんのご期待に応えるために頑張り続けます。
2014/11/1
新宿の未来を創る
生まれ育った新宿の街を、自分の次の世代にどのような形で遺していくのか?
新宿に住む人や新宿で働く人が幸せになるには、どのような街を創るべきなのか?
新宿は商業都市であり、観光都市であることが新宿のポテンシャルであると同時に、歴史の記憶や緑が多く残された街でもあり、30万人以上の人が生活している多様な顔を持った街です。
人口減社会を迎えた日本で、地域間競争に勝ち抜き、社会保障制度を維持していく為に、全力で新宿区政に取り組みます。
新宿区長選挙 立候補予定者インタビュー動画
吉住健一を含む2014年新宿区長選挙候補者のインタビューと、主な政策比較が見られます。
こちらも是非ご覧いただき、吉住健一がいかに新宿区の事を知っているか、考えているかをお知り下さい。
2014/10/29
決心しました!そして、行動を開始しました!!
行政府の長として尊敬してきた中山弘子新宿区長が今期限りでの勇退を決意されました。
6月11日の本会議で代表質問への答弁での表明でした。
普段の会話の中で、決意を感じ、理解はしていていたものの、本当にこれでいいのかという気持ちが強く、「後継に・・・」というお話を現実感を持っては受け止められないまましばらくの間を過ごしてしまいました。
しかし、尊敬する大きな存在であった方から声をかけていただき、職場の状況も現状においては私の進路の変更について、周りの協力によって乗り切ることが出来るという状況が出来てきて、決心するに至りました。
私の人生、政治人生がいつまで続くのかは予想も出来ませんが、生まれ育った新宿のまちで、力を奮わせていただくチャンスをいただく以上、不退転の決意で臨まなくてはと10月21日をもって、東京都議会議員の職を辞させていただきました。
新宿区が抱える課題は、他の自治体と同じく、高齢者の対策と育児支援の充実などがあります。
また、チェーン店が増えている中で、売り上げも伸びず、後継者を持たない個人商店が姿を消すことも多く、シャッター通り商店街も増えつつあります。
自分の知っている新宿の賑わいをどのようにして取り戻すのか、若者が希望を持ち、次世代に引き継げる新宿の街をいかにして創造していくのか?
困難な課題なだけに、絶対諦めたくないと思います。
生まれ育った新宿を、誰もが憧れる新宿に、愛着を持たれる新宿にと、行動を開始いたしました。
緊急告知
街頭演説会
11月2日11時 歌舞伎町2-41-8 第2下村ビル前
応援弁士:舛添要一東京都知事 中山弘子新宿区長 秋田一郎都議 吉倉正美都議
特別出演:与謝野馨元財務大臣 他
新宿区長選挙 立候補予定者インタビュー動画
吉住健一を含む2014年新宿区長選挙候補者のインタビューと、主な政策比較が見られます。
こちらも是非ご覧いただき、吉住健一がいかに新宿区の事を知っているか、考えているかをお知り下さい。
2014/6/24
東京都議会平成26年 第2回定例会
初めに、都議会本会議場での我が会派からの野次に端を発した件について、会派の一員としてお詫びを申し上げます。
どのような言葉を重ねても、傷ついた当事者の心は晴れないと思いますが、野次のあり方について、自己を律すると同時に、会派内の皆で、再発防止についての意見交換をしております。
失った信用は、なかなか取り戻せるものではありませんが、ご意見を真摯に受け止め、都政に対する真剣な行動で信頼回復に努めていきたいと考えています。
私自身は、Facebook上にご意見をいただいた段階で
「身体のことと家庭のことの野次は言わないことにしている」
と書かせていただきましたが、議場での議論は議員同士が意見をぶつかり合わせて成果を生み出すものとして考え行動してきました。
これからも、脱線しないように気をつけて議論を続けてまいりますので、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
さて、今定例会では、久々に本会議場で一般質問に立たせていただきました。
都議会では、夏に年度変わりとなるので第3回定例会を前に、同期の間での質問順の相談をすることになります。
私は、前回は石原知事の最後の議会での質問に立ち、猪瀬知事の時代は、短かったので質問の順番が回ってきませんでした。
今回の本会議では、
「自転走行行空間について」、
「オリンピック・パラリンピック東京大会をどのように復興に結びつけるか?」、
「認知症対策について」、
「耐震化について」
など13分間で13問の質問となり、直前まで字数を削り、残り12秒で終了しました。
翌日の新聞には「自転車走行空間について」のやりとりを幾つかの社で取り上げていただきました。
また、「認知症」については、軽度の症状で治療やケアに入ることによって進行を遅らせられるものもあると聞いたので、東京都長寿健康医療センターのOBの方に取材をさせていただいて、行政として取組める支援策を提言する形で質問をしました。
「耐震化」については、不動産業界の皆さんが提言されていた「分譲マンションの耐震化等への取組み」をヒントにしながら、自治体として取組める中身を精査して質問をさせていただきました。
2014/1/18
「いよいよ23日から始まります」
・目立つために突飛なことはしなくてもいい
・都民生活を守ることに全力を尽くす
・勝手に責任を投げ出さない
都知事になる方には、このことだけは守ってもらいたいものだと考えています。
今回は、突然の選挙戦に参加できるという意思を持っている方の中で、支援できる候補者を選ばせていただくことになりました。
結論は、舛添要一氏という方を自民党都連で推薦することになりました。
自民党の為ではなく、都民生活を守り、豊かなものにする為に、最善の候補者だと考えています。
「東京を世界一の都市に」という、都議選での公約を共に進めることが出来る唯一の候補者として、新宿においても、全力で支援していきます。
2013/12/9
「平穏無事に推移して、新年を飛躍の年に・・・」
都政も国政も安定した議会運営が出来る状況が出来ていたはずなのですが、年末になって、ドタバタ劇になってしまいました。
都政においては、「猪瀬知事の資金問題」、国政においては55年体制を髣髴させる「強行採決(?)」と新聞やテレビで賑やかに報道されています。
私自身は、知事の資金問題は知事個人の問題ですので、知事が自ら恥ずかしくないようにケリをつけだいただければと考えています。
他人にいろいろ指摘される前に、ご自分の出処進退はご自分で決めるべきだろうと素人考えで考えています。
国政における「強行採決(?)」は、少数意見の横暴と隣り合わせの問題であると感じています。
民主主義とは、多数の人が少数の人に思いをはせながら意見を調整していくことによって効果を発揮していくと思うのですが、少数の意見が自分の意見以外認めないという姿勢を固守して、物事の決定を物理的に阻止することが出来ないと強行的だと批判するのは、民主的ではないと考えます。
産経新聞の記事でなるほどというものがありました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131208/plc13120818010008-n1.htm
いずれにせよ、9日の国会で憲政史上最低な解任決議を実行する姿は必見です!
2013/6/25
「お騒がせいたしました」
9日間の選挙戦が終わり、何とか2期目を担わせていただけることになりました。
月曜日の朝から、2期目へ向けた抱負を駅頭から肉声でお話させていただいています。
さて、今日はまた神田川の近くで内水が溢れてしまいました。
急激に局地的に雨が降り、下水が道路に溢れ、一部店舗内にも浸水してしまいました。
2期目の最初の仕事として取り上げなくてはならないなと考えています。
夕立程度の雨で溢れてしまうのには、何か原因があると思われますので、まずは原因究明を目指します。
ところで、参議院選挙が来週から始まります。
「ネジレ国会」を無くして、安定した政権を創れるか、否かの大事な選挙となります。
精一杯頑張ります。
追伸:公職選挙法の規定により、選挙に関するご挨拶は出来ないことになっております。
「ありがとうございました」と書けないことが心苦しいのですが、お騒がせいたしましたことについては、率直にお詫びを申し上げたいと思います。
2013/6/13
「いよいよ告示日前夜となりました
」
生まれ育った「新宿の街を、世界一安全で、世界一活気のある街にしたい。」
区議会から都議会に挑戦する時に考えていた、漠然とした思いを一行で表すとこうなります。
具体的にはどんな街がいいのでしょうか?
私が育ってきた昭和40年代末期から60年代までは、新宿の街は夜遅くまで賑わっていて、学生時代には夜中まで人が多い新宿の街を、部活の仲間や幼なじみと歩いていました。
バブル崩壊後の時代は、不景気により廃業する店が増えていく中で、深夜営業などへの取り締まりも厳しくなり、人出も少なくなりました。
安全に楽しめるようにするためには、治安の回復が一番です。
そして、賑わいを取り戻すには、営業に関する規制緩和や資金繰り対策が必要になってきています。
治安対策や規制緩和のバランスを考えながら、取り組んでいきたいと思います。
また、新宿は外国からの観光客が訪れる街としての魅力も、以前から指摘されていますが、耐震化など商業施設を安全なものにしなくてはなりません。
新宿の街を、安全で活気のある街にしていくために、全身全霊を傾けていきます。
東京都議会議員選挙が始まると、しばらくネットの情報は更新できなくなります。
お伝えしたいことはたくさんありますが、今晩を以て、一旦、筆を置かせていただきます。
2013/6/11
「青年会議所 公開討論会」
従来は、ホールなどに一堂に集められて公開討論という形で行われていましたが、現実的には選挙告示前の時期に候補予定者を集めることの困難さや、集客の困難さもあったためか一人ずつ一問一答式のインタビューを収録し、インターネット上で公開する形で行われています。
13日までの公開ということで、あと二日間程度ですが、ライブ録画ですので、だいたいこういう人間であるということはご理解いただける中身だと思います。
新しい試みでしたので、とりあえず参加してみました。
2013/5/8
「川口議員の判断を支持し、委員長辞任に反対します」
川口順子参議院議員が明日の本会議で解任決議の対象になっています。
党利党略で、帰国延長や委員会日程の調整手続きを妨げ、国益を無視した政党の脅しに屈すること無く、辞任要求を突っぱねた川口順子参議院議員を支持します。
議会審議を速く進めるために辞任を促す議会人がいるなら、経過と結果(出たことによるメリットや出なかった場合のデメリットの比較)を見て判断しているのか、聞いてみたいと思います。
日本維新の会が、解任決議に賛成することを発表していますが、維新の会のシンボル的な政策の一つは「尖閣諸島国有化」ではなかったのでしょうか?
少なくとも、石原慎太郎前都知事が都有化を表明し、賛意を示した地方議員が昨年の衆議院選挙で公認候補として戦ってきたのではないのではないでしょうか?
前面に出て主張しているのは、国有化をした当時の政権党だった民主党ですが、中国要人と急遽会談をする場面が出来て、
「野党が怒るから出席しません」
などと帰国したら、中国に
「日本の元外相が尖閣諸島問題で日本の主張が間違っていると認めたくないから逃げ帰った」
と主張し、世界に喧伝することに気が付かなかったのか、わざと中国に譲るために国会を使って工作しているのか、よく解らない状況です。
いずれにせよ、9日の国会で憲政史上最低な解任決議を実行する姿は必見です!
2013/4/26
「今さらながら…」
靖国神社の春の例大祭に合わせて、超党派の国会議員が多数参拝をしました。
安倍内閣の閣僚からも三名が参拝し、中国や韓国から反発が起きています。
ここまでならば、今まで通りなのですが、参議院の予算委員会で民主党の徳永えり議員が北朝鮮による拉致事件の被害者の家族から参拝に対する失望の声があがっていると指摘しました。
参拝した閣僚や安倍首相からは、誰が発言しているのか真偽を質す反問がありましたが、質問した徳永議員はその点に全く触れず、「では、話題を変えて…」と論証せずに話を変えてしまいました。
このやり取りは動画投稿サイト(Youtube)に投稿されていますが、意気揚々と指弾した後に予想外な反論をされ、いきなり敵前逃亡という様子でした。
ちなみに、話題を変える前に同僚議員から何やら耳打ちされ、話題を変えてきたので「みっともないから話題を変えろ」と指導されていたかのように見えてしまいました。
私は、今さら民主党や他の党について批判をする気も起きないのですが、議員としての資質に疑問を持ち、書いてしまいました。
考え方や思想は自由ですが、論証できないことを事実の様に話して、質疑や言いっぱなしの意見開陳をすることは厳に慎むべきことが議会人としてというより、人としての在り方ではないかと思います。
そうでないと、国民の信頼に足る政治運営はできません。
2013/4/20
「定数是正」
国会では違憲状態を無くし、「一票の格差」を是正しようという動きがあります。
選挙区に於ける人口の差が多い、少ないで不平等であるという論拠で高裁レベルでも違憲状態との判断が下されています。
当然のことながら、政府は取り急ぎ「違憲状態の是正」を目指して、いわゆる「0増5減(議論している間に既に5選挙区の統合では追いつかなくなってきていますが)」で一票の格差を2倍以内に下げようと提案をしています。
一方、野党は「0増5減」による是正では抜本的ではないので、大幅な定数削減も視野に入れた改正を要求しています。
私としては、どちらも正しいと思いますが、将来的に中選挙区制の復活を目指しつつも、現状での違憲状態を即刻是正する手続きは粛々と実行しなければならないと考えます。
ところで、都議会議員の選挙区ごとの定数も一票の格差は国政ほどではなくても存在しています。
国政においては、地方の意見を汲み上げるための措置として人口が少ない県に1議席を振り分けたうえで、人口ごとに議席を配分していましたので「一票の格差」が大きくなりがちになっていました。
都議会に於いても、特定の地域の人口が少なくても、特別な理由(地域的・行政的な事情)がある場合には、特例選挙区というものを指定しています。
定数というものは、物理的な数字で単純に割り切れるものでもありませんが、現在の社会的な状況下では、ある程度の是正は必要であると考えています。
国会の議論を他人事と考えずに、自らの選挙区も一票の重み(人口が少ないために影響が大きい)が他の選挙区よりも重い実態を踏まえて、他の議員以上の努力をしないと、申し訳ないという思いを持ちながら残り2ヵ月間を過ごして行きます。
とりあえず、国政は「違憲状態」を解消してください。
そうでないと、国民の信頼に足る政治運営はできません。
2013/3/29
「定例会閉会」
1ヵ月以上にわたった都議会の定例会が閉会しました。
議決された主な議案は、各種予算案(総額約12兆円)や尖閣諸島寄付金の基金化条例、自転車条例、固定資産税や事業税の減免措置の継続、他100件もの案件でした。
これから、都議選までの間は6月の定例会に向けた政策研究の他は、ほぼ選挙一色の状態になっていくと思われます。
今回の予算特別委員会では、民主党は自分の会派の代表質疑や仲間の質疑さえも傍聴に来る人は稀で、人ごとながら「大丈夫なのかな、この党は?」と思ってしまいました。
そうしたら、会期中に1人、閉会後にまた1人と2名が離党していきました。
都議選の状況に触れておくと、定数4の新宿選挙区には、現在政党要件を満たしている政党からは7名が名乗りを上げています。
民主党、公明党、共産党の現職、みんなの党の新人、維新の会の新人、そして自民党の二人です。
定数が5名だった平成元年の選挙以来、同一政党で2議席を獲った政党が存在しない選挙区ですので、死力を尽くさなくては自分の議席を獲得することは出来ません。
公務で限られた時間とはいえ、しっかりと出来ることを実行して、やり残していることを実現して行きたいと思います。
2013/3/24
「大震災から2年・・・」
予算を扱う最後の定例会が開催されています。
一部議員提出議案の審議で予定外の時間を取られましたが、その他の議案については、順調に審議が進み、予算特別委員会の締めくくり質疑と採決を待つ時期となりました。
最後の一年間は、一般質問は昨年9月に終わってしまい、委員会質疑も財政委員長に就任したため行うことは出来ず、せっかくの予算委員会も委員長枠での在籍なので質疑がないので、平場ではダンマリの状況が続いています。
3年半前には強大な勢力であった民主党が自己崩壊をしてしまったうえに、大震災や不景気で政争をしている余裕もないので、大きな声での野次も必要無くなってしまったので、この半年は本当に静かに活動をしています。(もちろん、議員としての活動は会議で発言することよりも地域や都政の課題を解決するための行動と調整で、そのことはしっかりやっています。)
とりあえず、この定例会で最後に会派から役割をいただいたので、予算特別委員会の締めくくり質疑の終了後から、急ピッチで準備を開始します。
議事録に残せる、今季最後のメッセージとなります。とにかく、ベストを尽くします!
2013/3/11
「大震災から2年・・・」
2年前の今日は、都議会本会議の最終日で土壇場まで予算案可決の成否、任期切れを迎える石原慎太郎都知事(当時)の進退をめぐって、連日明け方まで調整や話し合いが行われていた状況でした。
そして、朝刊などで、石原慎太郎都知事の続投決意の記事や、民主党離党組から1名が賛成に回るために一票差で予算が可決される見込みが報じられ、実際にそのような結果となりました。
本会議場では、同僚議員とともに、賛成に回ってくれた無所属議員(民主を離党)をマスコミや民主党からガードして送り出した後に、都知事の再選出馬表明がなされ、議場の外まで歓声が聞こえてきました。
その数十分後、運命の大地震が発生し、文字通り日本史上最大級の大災害へと発展してしまいました。
1000年に一度の地震と津波、更には現代社会ならではの原子力発電所の事故とつながり、2万人近い犠牲者と大規模な住民避難の状況が生まれました。
全てをもとに戻すことは出来ないにしても、当たり前の日常を取り戻す為の努力を、日本全体の力を結集してでもやり遂げなくてはならないと思います。
私としては、やれることを根気よく続けることだと考え、被災地応援ツアーや自分の会合での福島産品の記念品配布、東京としてのがれき処理等の支援、自治体間の行政的な支援への同調等を行っています。
まだまだやるべきことはあるのですが、都議会議員として今すぐに出来ることはこのような中身かと考えています。
国と地方が役割分担をしながら、1日も早い復興へと繋げていきたいと思います。
2013/3/4
新年度に向けて、都政のなすべき課題は?
来年度予算を審議する第一回定例会が開かれています。
任期最後の年度を迎え、短期的に取り組むべきこと、長期的な展望に基づいて取り組むべきことを議論しなくてはなりません。
猪瀬都知事の所信表明では、
「東京都の職員は100点は東京都のため、プラスで20点は日本全体のために働かなくてはならない」
と述べられました。
どのような職業であれ、与えられた職責以上の成果を目指す心構えがなければ、一人前の仕事には到達できないと私も思います。
議会人である自分自身にも、その言葉を戒めとして受け止めています。
都政として取り組むべき第一の仕事は、避けることの出来ない災害への備えがあります。
耐震化や不燃化対策、崖の崩落防止や液状化対策、電気や上下水道等のライフライン確保、帰宅困難者対策等が議論の対象となっています。
取り組むべき第二の仕事は、国政で行われている「アベノミクス」といわれる経済対策の後押しと、物価上昇に対応する都民生活への目配りや備えとなります。
中小企業への資金繰り対策、個人商店への経営相談施策、後継者育成支援、労働人口の確保のための保育支援対策、雇用のマッチング支援等、産業と労働の安定があります。
そのうえで、未来を見越して「2020オリンピック・パラリンピック招致」を成功させることが挙げられます。
そして、招致の成否に関わらず、外環道の整備や「開かずの踏切」対策等の都市インフラの整備は都民の生活や仕事を支える投資として実行していかなくてはなりません。
今議会では、そういった観点から多岐にわたった論戦が始まっています。
今後、こうした情報を一つづつ説明や報告をするコーナーを新設し掲載していきたいと思います。
2013/2/15
都議会定例会が始まります
2月20日から都議会第一回定例会が開かれます。
新しい都知事を迎えての初めての議会となります。
と同時に、本格的な論戦が行われる今任期中最後の定例会となります。
予算の大枠が出来ていて、最終段階を迎える中で前知事が辞職をしましたので、猪瀬都知事自身の予算とは言い難い部分もありますが、副知事として多少は関わってきた部分もあることでしょうから、どのような所信表明が行われるのか興味を持っています。
国政では景気対策、デフレ脱却を目指して、様々なことを始めようとしていますが、都政としても景気対策や防災対策を強化し、都民生活を守っていく為に働いていきたいと思います。
2013/1/22
新年会を回って感じること
毎年恒例の「新年会回り」も半分以上が終わり、少し日常の仕事の時間を増やすことが出来るようになってきました。
新年会の時にご意見をいただいたり、ご相談をいただいたりしながら、今年は何に力を入れていくべきかを再考し、2月からの予算議会に臨むことになります。
今年のご意見で多かったものは、「お客さんが来ない」という飲食店の皆さんの意見。
「ものを売っても売り上げが少ない」という小売店の皆さんからのデフレに関する意見が多く出ていました。
また、「高齢者の医療費値上げ反対」、
「円安でガソリンなどの値段が上がらないのか?」といった生活面での不安の声をお聞きしました。
自民党政権に期待されていることは、当面は景気対策に尽きると思われます。
当然、「北朝鮮による拉致被害者の救出」といった国家としての根源的な政治課題もあります。
行政改革を進め、国民が納得できないような予算の使い方を改めるという恒常的な課題もあります。
夏の参議院選挙でねじれ国会の状態を残すようなことがあれば、日本の経済も政治も再び混迷の度合いを深めることになると思います。
そのような事態を招かないよう、国の経済対策と連動して、都民生活に支障が出ないよう、商工施策や激変緩和の施策をとっていかなくてはならないと考えています。
2012/12/31
平成25年こそが正念場
年末の挨拶や地域の相談事や歳末警戒で多くの人にお目にかかりましたが、暮れの衆議院選挙の結果をうけて、
「おめでとう。これで都議選も楽になったね!」
と声をかけていただくことが多いのですが、本当の状況は出てきた票を見て、背筋が凍るような状況でした。
大逆風下で政権交代となった前回選挙よりも大幅に票を減らし、特に実績を示してはいない新政党に肉薄され、相対的に一位になって議席を全国的に得られたというだけで、得票率や支持率は下がってきています。
今次の自民党政権が自民党を支持しなかった多くの国民から、厳しい批評眼に晒され、期待する結果が出なければ、急速に叩かれるのは目に見えています。
現場を持つ身として、悪手を打たないよう最善の注意を払って都政に邁進していく覚悟を改めて持ちました。
平成22年の年末には、鳩山代表・小沢幹事長の民主党政権の驕った政治に挑戦すると大それた目標を書きましたが、今年は自民党の姿勢や実績が冷酷に評価され、都議選、参議院選に影響すると考えています。
とにかく、真面目に、実直に仕事を積み重ねていきます。
2012/12/24
しおかぜ
2005年10月から拉致被害者へのメッセージを北朝鮮に流している短波ラジオの番組です。
資金難や妨害電波に悩まされながらも、八年間続いてきました。
先日、知人の会社のフランチャイズチェーンの研修会で拉致問題についてということで中山恭子参議院議員の講演会が行われていました。
参加者への記念品としてブルーバッチを入手できないかとご相談をいただき、日野市選出の古賀俊昭都議に相談し、200個を揃えていただきました。
ブルーバッチは拉致被害者を救うための地方議員連盟で製作し、売り上げをしおかぜの運営費として寄付をしています。
講演会の際のカンパが少しでも拉致被害者の救いになれば幸いです。
しおかぜの運営費は年間1500万円に及ぶそうです。運営主体は特定失踪者問題調査会(東京)。
2012/12/22
衆議院選挙を終わって
公募での新人候補を迎えての初めての衆議院選挙を無事に終えることが出来ました。
知名度の差については、選挙期間中の報道によってある程度カバーされると踏んでいましたが、組織的な活動については、やはり長年やって来た人にはかなわないなと感じました。
とはいえ、結果として小選挙区で競り勝つことが出来たのは、早朝から深夜にわたる本人の努力と、党員として公認候補者を支えなくてはという役員さんたちの努力が実ったものと思っています。
ここのところ、大きな選挙の度に前回の選挙結果の反動が出ています。
今回の、決して信任されたような勝利ではないのに多数の議席数を得た結果は来年の参議院選や都議会選には、いい影響が出て来ないと予想しています。
とにかく、四年間の集大成を冷厳な結果として示される来年の夏まで、精一杯活動していきます。
本会議での質問の機会が無くなってしまったこの時期に新都知事が誕生し、踏み込んだ議論をするいとまもないのが残念です。
2012/11/16
衆議院解散
政治の仕事に就いてから6回目の解散に向き合いました。
これまでは、自分が望んで仕えた政治家の選挙ということで、
「何が出来るか」、
「どこを攻めるか」と、
ある意味興奮状態で支援者に解散の報告と今後の支援についての相談の電話や打ち合わせに奔走していて、誰が引退するのかとか、どんな新人が出て来るのかといったことに、あまり関心も持たずに、寝る間も惜しむというか、寝つかれずに一晩中名簿とにらめっこをしているようなことばかりでした。
今回、急な解散ということと同時に、新人を擁立するということで、今までとは違った体制での計画を練る為に、却って冷静にテレビを見たり、新聞を読んだりしています。
三年間の民主党政権の総括と同時に、焼け野原のようになった自民党がどこまで立ち直ったのかということが問われる選挙となります。
この三年間の間に、日本の国の外交的な危機、経済運営に関する危機、社会保障制度を巡る危機が顕著なものとなりました。
これらは、決して民主党政権の所為だけではありませんが、民主党政権が内包していた革新政治がもたらした国の歪みを治すためにも、自民党は勝たなくてはなりません。
2年前の参議院選挙は民主党の独裁的・独善的な政治をストップするための闘いでした。
今度の衆議院選挙は、もはや国家運営の正常化に一刻の猶予もないという自覚の下に、安定した政権を作り上げるための闘いであると位置づけています。
多くの政治家が引退をする代わりに、新しい人材を世に送り出すべく歩んでいきます。
これまで、ご活躍いただいた先輩方に心からの敬意を表しつつ、闘いへの駒を進めていきます。
2012/11/7
「石原前知事の為にやっているわけではない!」
突然の都知事の辞職が、現在進行中の事業に対して悪い影響を及ぼしています。
東京都町会・自治会連合会が2020年東京オリンピック・パラリンピック招致活動に賛意を表する住民署名を集めてくださっているのですが、都知事が辞職したので協力する意味が無くなったのではと一部で疑問が生じてしまったようです。
都町連の会長が
「石原さん個人が辞めても、日本のため東京のために頑張ろう」
と議論をまとめてくださったそうですが・・・
私自身も、地域の皆さんとお会いした時に、
「署名集めちゃったんだけど、無駄になっちゃのかな?」
と問われることが何度かありましたが、オリンピックやパラリンピックは個人の欲望や見栄のために開催するものではありません。
スポーツを通じて、国境を超えた友好や、人間の可能性を理解する貴重な場面だと思います。
どうか、東日本大震災や景気の長期低迷で閉塞感に満ちた日本を再生するための動機づけとして日本にオリンピック・パラリンピックを招致させていただきたいと思います。
今回の計画では、被災地を聖火ランナーが走れる環境を責任を持って準備すること、国内で発注できるものは被災地の企業に発注する仕掛けをつくること、パラリンピックを迎え入れるためにバリアフリー化を推進することなど、復興や将来の日本にとって必要な遺産を残すことが出来ます。
また、最終調整をするアスリートたちが日本各地でキャンプを張ることにより、日本中のこどもたちが選手を間近に見、大会終了後には同じ施設で試合や練習をする喜びを味わうこともできます。
体力の低下が著しい日本の子供たちがスポーツにいそしみ、体力向上につなげていくこともできます。
誰か個人のための招致活動ではなく、日本の将来のために東京に力を貸していただきたいと思います。
なお、承知賛成の世論が67%まで上がってきました。
年明けには75%ぐらいまで上げられないかな?
2012/10/26
「知事退任」
緊急記者会見の内容は、予測されたとおり都知事の職を退任するというものでした。
昨年の春に、どうしてもと乞われて出馬に踏み切ってもらった以上、中途辞任を云々することはいたしません。
「まさしく80歳だ。若いもんがしっかりしていないから、こんなことしなくちゃならないんだ。」
確かに、尖閣諸島の件にしても、横田基地の件にしても石原氏以外の人が発言すれば、大問題のごとくに扱われ、政治的にダメージを負わされることがあります。
事の善し悪しを判断することができないマスコミの報道によって、多くの政治家がその政治生命を奪われてきました。
そういう意味では、国政に対する影響力を大いに発揮してもらいたいと思います。
さて、同業者や知人に
「石原新党に行きたいでしょ」、
「新党に行くのか?」
という質問をされましたが、その予定はまったくありません。
自民党に所属している中で、すべての政策に納得しているとか、国会中心にものが決められることに不満を持っていないということはありませんが、自分の組織の中で自分の思うことを実現できないのに、新天地を求めても結果的にいい仕事は出来ないのではないかと思うからです。(時間の制約がなければの話です)
いずれにせよ、どの組織にいるかというよりは、いかにして行動していくかということに、私たち政治家の存在している意義があるのだと思います。
年末に向けて、都知事不在の議会が始まります。非常事態の時にこそ、普段以上にしっかりと政策を主張し、都政運営に反映させていくことが、議会の正常さを示すことになると思います。
去る者は追わず、残されたものが粛々と地に足の着いた政治をしていくことが重要であると決意し、次期定例会に臨んでいきたいと思います。
2012/9/18
「国防を託せる新総裁は?」
9月18日正午に、自民党都連所属の鴨下一郎衆議院議員が自民党総裁選に立候補している石破茂衆議院議員の奥様を伴って支援要請に見えられました。
上品な中にも、普段地元を空けがちなご主人の地盤を守ってきた手堅さを感じさせられるご挨拶や接し方でした。
さて、昨夕、中国の漁船1000隻が尖閣諸島を目指して出港したとのニュースが飛び込んできました。
新しい衆議院の選挙区支部長の山田みきさんと街頭遊説をしている時に情報が入ってきましたが、舵取りを間違えると経済戦争どころか、武力衝突にも繋がりかねない事態に進んできている中、国境について語る事の難しさを感じました。
海上保安庁の艦船で1000隻の漁船を制止できるのか?
中国海軍の艦船が出てきた時に、海上自衛隊に尖閣諸島防衛の指示を出すことが出来るのか?
それ以前に充分な艦船や自衛の為の装備が整えられているのか?
不安な事が一杯頭に浮かんできました。
メドも立っていないのに「原発ゼロ」を決定した政権。
次に相手がどの手を打ってくるか想定しないで最悪のタイミングで尖閣諸島を国有化した政権。
(政権交代前の権力闘争で外国に譲歩できない状態の最高指導者に立ち話という雑な交渉)
新聞紙上では、党員投票は石破茂、安倍晋三、石原伸晃の順で議員票は安倍晋三、石原伸晃、石破茂の順番と言われています。(敬称略)
党員や国民の意思を代表し、緊急事態の国難を乗り越えるだけのリーダーシップを発揮できなくてはならない我が党の新総裁を選択する意義と責任を噛み締めています。
中国は長い歴史の中で、喧嘩をしながら領土を増やしてきました。
国民の犠牲を払ってでも、確信犯で摩擦を起こし、実力で奪い取る事を繰り返してきている国家です。
尖閣諸島の領有の歴史など事実は余計な事であり、現実に日本を屈服させ、領土を割譲させる事により、アジアにおける覇権を手中に収める事、人民解放軍の原子力潜水艦などが太平洋に潜ったまま進出できる環境を作る事が達成できれば、国際的な批判も厭わないというのが本音なのではと思います。
自力で自国を護れなかった国を護ってくれるほど国際社会も甘くはないと思います。
日本がどのような国になるか?
大きな節目を迎えています。
だからこそ、本当に胆力と先見性、戦略眼を持ったリーダーを選ばなくてはならないと思います。
2012/9/15
「自民党総裁選」
14日に始まった自民党総裁選挙、党員投票と国会議員による投票で競います。
現状で一回目の投票で過半数を獲得する候補者が出ない公算が高いため、国会議員だけによる投票で最終的には決着することになっています。
「誰に投票したらいいの?」街頭活動をしていたり、地元の人から電話がかかってきたりし始めました。
個人的には、何度か講演を聞いたことのある、ある候補がいいと考えているのですが、私が縛るわけにもいかないので、ヒントだけ出して自分で考えてもらうようにしています。
現在の日本の状況は、国の財政というより、国庫の現在残高の方が気になります。
解散を要求するために、国民生活を危機に晒すような指導者は、総裁として戴く訳にはいきません。
外交や国防は、「隙あらば・・・」と考えている他国に「付け入る隙あり」と思われてしまう不安定政権では困ります。
「手を出したら、リスクがある」と思わせることができる国防や外交に哲学がある指導者を戴かなくてはならないと考えています。
とにかく、党員投票の結果を無視して、国会の実力者の意向に沿って総裁を選ぶようなことはやめてもらいたいと考えております。
そんなことをしたら、今度こそ、本当に自民党は見捨てられると思っています。
2012/9/10
「尖閣諸島公有化の行方は?」
4月に石原慎太郎東京都知事が購入を発表した尖閣諸島の譲渡が地権者と国の方で先行して合意され、東京都が購入するとしていた方針が実現できない方向になってきてしまいました。
国が購入した場合の懸念は、当たり障りなく過ごす為に、従来通り国民の上陸は禁止し、外国人の上陸は咎め立てすることなく丁重に送り返すことが繰り返されるのではということです。
14日から自民党総裁選挙が告示となり、現在誰が次期総裁になるのか予想もつかない状況となっていますが、尖閣諸島をキチンと日本領として国民に資する使い方をしてくれる候補を選びたいと考えています。
2012/6/7
内外に敵有り?
「選挙の洗礼を受けていない人がミサイルのスイッチを・・・」と外交専門の元総理の口から跳び出してきました。「選挙の洗礼受けて来ていても・・・」と言われないように頑張らなくては行けないと新たに決意させてくださった元総理に感謝。
と言う、どうでもいいニュースは置いておいて、
尖閣諸島の購入に駐中国大使が外国のメディアに答えたという目を疑うニュースが流れてきました。政府から「国で購入するから東京が購入する必要はない」と国有化に前向きな意味で制止されるのはわかりますが、出来もしない政府の人に「反対である。重大な問題になる。」と制止され、失笑してしまいしました。
さて、報道機関は会議を開くたびに「賛成ですか?反対ですか?」と聞きに来ますが、「賛成です。ただ、議案は最短でも12月まで出て来ませんので、正式に議論をし、機関決定をするのは先です。」と答えると、「態度保留、後ろ向き」と報道されるので、「非国民」だとか、「卑怯者」、「売国奴」というメールも届いてきます。
自分のサイトに「尖閣諸島寄付金口座」の振込先を記載する「反対派」はいないと思うのですが、それでも、「なぜ、賛成しないのか!」とお叱りのメールを頂いています。「責任を持って「実現出来ます!是非、寄付してください!!」と言えるよう努力しています。」というところが現状です。いわゆる「プロの反対派」に阻止されないように準備しなくてはならないというのが、私の思いです。
東京都尖閣諸島寄附金について
みずほ銀行 東京都庁出張所(店番号777)
口座名「東京都尖閣諸島寄附金」 普通預金 口座番号 1053860
※あくまでも寄付のお願いではありません。国の反対で購入できない場面も想定されます。その点はご留意ください。購入する見通しが立った場合は、積極的に広報させていただきます。
2012/5/11
東京都尖閣諸島寄付金について
都知事からの尖閣諸島購入方針が示されてから、半月が経過しました。
そして、寄付金の募集も始まりました。
今日現在(5月10日)ですでに4億円を突破したとの発表がありました。
「自民党は賛成なのか?」、
「あなた個人の意思は?」
と問い合わせのメールも届いております。
会派の役員として、予期される困難な状況に適合した回答しか現段階では出来ないのですが、回答に対する新たなメッセージをいただき、日本人もまだまだ大丈夫だなと勇気づけられています。
現在、具体的な手順や購入目的を精査している状況ですので、明快なメッセージを発信することは出来ませんが、参考情報として東京都の寄付金口座をお知らせいたします。
東京都尖閣諸島寄附金について
みずほ銀行 東京都庁出張所(店番号777)
口座名「東京都尖閣諸島寄附金」
普通預金 口座番号 1053860
※あくまでも寄付のお願いではありません。国の反対で購入できない場面も想定されます。その点はご留意ください。購入する見通しが立った場合は、積極的に広報させていただきます。
2012/5/1
この一年間に、政治はどう動くか?
通常のサイクルで行けば、来年は衆議院の任期切れ、参議院の通常選挙、都議会の選挙と三つの選挙が続きます。
何も作為的に考えなければ、6月に都議選、7月に参院選、8月に衆院選と真夏にマラソンレースを続ける様相となります。
実際には、本当の任期切れまで衆議院の解散がないか?
無駄を省くために、都議選、参議院選を同時にやるか?
いろいろな状況が想定されます。
しかし、国民の関心事は選挙の時期や有無ではなく、それぞれの議会がそれぞれの役割をきちんと果たしているのかどうかにかかっているのではと思います。
報道関係の方は、とかく解散の時期について話を向けていらっしゃる方もいますが、本筋の話ではないと思います。
誌面では、とかく「信を問うべきではないか」という記事と、「解散戦略を国民は望んでいるのか」といった相反する趣旨の記載が見られます。
都議会では、当面の話題は「住民投票」、「電力値上げの抑制」、「景気対策」、「オリンピック・パラリンピック招致活動」、時期が来たら「尖閣諸島購入」となっていくことが予想されます。
しかし、取材のほとんどは(自分の場合全ては)「尖閣諸島購入」となっています。
街の中でも「当然、賛成するんだよね。足りなければ寄付するから!」という声が大半です。
しかし、現在の所有者と国との契約条項の規定で現地調査もできないのに、契約議案を作ることもできなければ、賛否を表明することもできません。
個人的な感想をいえば、行政が所有することが妥当で、一義的には国が購入し、維持管理を徹底することが必要ということに尽きます。
しかし、動かせない状況や事情があるときにどのような知恵を働かせて、どのような手段をとるのかということを考えるのが政治の役割であろうと考えます。
残された一年の任期を、政治が本来果たすべき役割を自覚した議員活動ができるよう、これからも精進してまいります。
2012/3/15
新宿区成立65周年式典
ふるさと新宿区の成立65周年式典が開催されました。
大きな行事では、基本的に先輩議員にご挨拶をお願いしているのですが、本日は到着順ということで、代表挨拶を任されました。
祝辞の概要は、
「新宿区成立65周年おめでとうございます。
また、本日新たに名誉区民顕彰を受けられたお二人の先生、区政功労を受賞されたご来場の皆様に、感謝とお慶びを申し上げます。
新宿区は木造住宅から都営団地、再開発地域の住宅街から、ビジネス街、染色業や印刷業を中心とした工業地域、商店街、歓楽街、緑、水辺空間と個性的な地域が合併してできた区です。
これまで5代の区長と区議会が区政を担い、戦後の復興、高度成長期の公害対策、住民増に対応した住宅政策、不況時の商工政策、少子高齢化社会では高齢者施設の建設や育児支援施策など、時代に対応した新宿の街づくりをしてきました。
そこに、新宿区職員の皆さんも大きな尽力をされてきました。
新宿の主役は、住民である区民の皆さんですが、私自身今年40歳となりますが、35年後の新宿区成立100年の際には75歳となります。
その時に、どのような新宿区を次の世代に引き渡しできるか、本日お招きいただきました区内選出都議会の先輩方と一緒に働かせていただきます。
結びとなりますが、本日のご受賞を機にご長寿で、ご健康により良い新宿づくりにご尽力いただけますことを祈りまして、お祝いの言葉と代えさせていただきます。」
文化センターで話すのは初めての経験でした。やはり大きいですね。実感しました。
2012/1/21
自民党青年部長として最後の大役を終えてきました
(写真は会議中の小泉進次郎青年局長)
自民党都連青年部の部長としての最後の対外的な役割を果たして来ました。
党大会開催の前日に青年部・青年局の合同会議、女性局との合同大会を開くのが恒例となっています。
私としては、普段話しかけやすい青年党員に対する地元の意見をキチンと整理し、本部の役員に伝えるのが自分の役割と思って待ち構えていました。
しかしながら、時間がないので、選ばれた都道府県連以外は手を挙げてアピールに気付いてもらえた人が発言を許されました。
勿論、手を挙げて発言を許されました。
「総裁が解散!解散!ということは理解を得ていません。自民党は何をすべきと考えているかが、今のこの時期には求められています。総裁は喧嘩屋じゃないので、振り付けを誰かがしているのなら気を付けていただきたい!」
と持ち時間が30秒のなかで発言してきました。
もう一つ言った中身は解散の前に総裁選も必要じゃないかということを発言しました。
政治不信、政治家不信を無くさなくてはという思いでいますが、まず自分の職責で努力し、国政には(過度に)頼らないという気概ながなければ地方議員は勤まらないなと思う今日この頃です。