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2009/12/15

驕る平家は久しからず

 『平家物語』の冒頭の「驕れる人も久しからず」から出来た言葉。自分の地位などを頼みとして勝手な振る舞いをするものは、遠からず衰え滅ぶということ。

 平清盛(小沢一郎)を棟梁とする平氏(民主党)は、源氏(自民党)との戦いに勝利し宮中も思いのままにできるほどの栄華を極めました。しかし、日本中の武士のための政治ではなく、自らの権力を維持するための政治を行ったため、再起を期した源氏に打ち破られ、壇ノ浦に滅びました。

 今、焼け野原のような自民党ですが、恐怖政治にとりつかれた人々から、政治を取り戻す闘いをしなくてはならない時が来たようです。地方の一議員が、国家権力を握り、天皇陛下まで自由に操ることができる政治勢力に抵抗することは無謀かもしれませんが、今こそ立ち上がるべき時が来たと感じています。
 日本を日本で無くする政治家に東京から声を挙げていきたいと思います。


2009/11/11

最近不思議に思うこと

 直近の民意でかなりの拒否反応を頂いた立場上、「モノ」を申せば何様のつもりだと言われるのがオチなので、室内での講演のとき以外はあまりしゃべらなくなった今日この頃、久しぶりに書くことにしました。

地方・団体の陳情窓口一元化
・・・「地方公共団体の公式な陳情であれ、住民の意思を代表した議会の陳情であれ、公的機関ではない一政党(民主党)のお許しを頂かなくては、正しい提案や要請でも政府機関では受け付けない。もしくは、形式上受理しても民主党に服従を誓約して、選挙等の後援の約束をしなければ通さない。」ということ。古い癒着を排し、新しい癒着を作る作業のこと。

11月6日配信のYOMIURI ONLINE によると、全国都道府県議会議長会の金子万寿夫会長と民主党の高嶋良充筆頭副幹事長が会談した際に、議長会側が「(地方では)自民党が与党だ。ねじれを起こして紛糾するケースも出るのではないか」と指摘したのに対し、高嶋氏は「政務三役で政策決定するので、財務省主計局長に会っても無駄だ」と理解を求めたが、議長会側は納得せず、平行線をたどった。
 民主党幹部は議長会の反発に対し、「頭の切り替えができていない。今後は陳情のたびに民主党が与党だと実感することになり、結果的には選挙でも応援をせざるを得なくなる。」と強気だ。

 少し長い引用でしたが、政権与党による政権私物化(民主党に服従しないものの意見は抹殺する恐怖政治)が始まっています。自民党が長い政権を持っていても、民主党であろうが、社民党であろうが、共産党であろうが政府与党以外の政党関係者が直接官庁に陳情することを禁止したことはありません。政府機関でもない一政党が公の官庁に陳情を渡すか否かを決裁するなどという強圧的なことはしませんでした。どのような立場に有っても、自由と民主主義は保証してきました。

 あまり、このことを心配する人の声が聞こえてこないのはなぜなのでしょうか?疑問にぐらいは思っているのでしょうか?


2009/10/10

早稲田大学大学院の講座で一席

 都議団の先輩である早坂よしひろ議員(杉並区選出)のお声掛かりで早稲田大学大学院公共経営研究科の講座(竹内謙客員教授)にお邪魔しました。
夕方、都庁からの帰り支度をしているときに突然
「今日は忙しいですか?」
と問われて、
「いえ、まぁ21時からの会合に行ければ・・・(結局出席断念し欠席の連絡)」
と答えてしまい、聴講生としてお邪魔するつもりで会場に行ったら、なぜか講演者席が準備されていて・・・

 同期の野田かずさ議員(北多摩第一区)とともに早坂先輩と3人で院生の皆さんに都議選・衆院選での自民党敗北の理由というテーマで自分なりの分析について話をさせていただきました。

 休憩の後、質疑応答で『地方議員に存在価値はあるのか』、『地方議会は機能しているのか』、『選挙にはお金がかかるのか』、『家族をどのように説得して選挙に出たのか』等、時間はあっという間に90分の予定を超え、大学の校舎の空調が止まってもなお、質疑が続きました。
その後も、大学付近のお店に場所を移し、様々な議論を続け気がつけば23時30分を超え解散しました。

 マイペースで仕事をしてきた私の話が参考になったのかは不安です。


2009/9/24

新政権発足

 8月の衆議院選挙の結果を受けて、民主党を中心とする政権が誕生しました。当面は、政権が展開する政策を注視しつつ、自らの政治スタンスや政策の在り方など、まず自分の足下を見つめなおすことから再スタートを切りたいと思います。
 このような結果が出たということは、原因があってのことと受け止めて、今後の活動の反省点として糧にしなくてはならないと思っています。地元の東京一区では、選挙前の報道でも与謝野馨前財務大臣も厳しい状況といわれていましたが、最終盤の粘り腰で議席を獲得することができました。どのような立場であれ、「本当のことを言える政治家」として活躍の場を確保することができたのでホッとしています。

少しだけ総裁選について

 歴史的大惨敗といわれる総選挙の結果を受けて、また総裁選を行うことになりました。ここ四年間は、毎年9月になると総裁選挙のお手伝いをしている気がします。今年も、都連に党員投票ハガキのタックシール貼りに地元のボランティアの方に参加してもらいました。これから先、3年間は総裁交代なしでいければと思います。
 さて、3人の候補者が名乗りを上げました。私は、一般党員としての一票しかありませんが、ご相談を受けた際には西村康稔候補をお願いしています。正直なところ、はじめて知った人物ですが、壊滅的な状況で自民党の再生を目指すのでしたら、隠れた逸材に登場してもらったほうがよいのではと考えました。
 世代交代や挙党一致も必要ですが、他の世代を誹謗中傷する人物には全体を統括する仕事は任せられません。「自分を潰すために他の候補を立てた」などという情報をしきりに流すなど、いかにも政治屋的なやり口は以前、安部総理が退陣するときに流されたクーデター説もどきで違和感を持ちます。

どうか見苦しくない総裁選挙を行ってもらいたいものです。


2009/8/17

総選挙にあたり

 1.考えてほしいこと 〜「政権選択選挙」一色でいいのか?〜
 マスコミで踊る見出しの大半は「政権選択」で、政権の選び方によってどのような国になるのかは示されていない。有権者の多くは、自分自身の尺度や選び方で選ぶのだと思うが、連日「政権選択」と聞いたり読んだりしていれば、政権を変えればよい変化が起こると暗示にかかってしまうのではないかと心配になります。
 与野党双方の都合のいい主張や、偏った扱い方や論評しかしないテレビ等の報道だけではなく、どの政治家の言っていることが信用できるか?次の世代にツケを回さないのかを見極めてほしいと思います。

2.与党と野党の一番の違いは?
 自民党の示している国家像を一言で言うと「中福祉中負担」です。マニフェストで大風呂敷は広げていないものの、現状維持か多少良くしますということを言っています。
 民主党の示している国家像はと言うと「高福祉低負担」と思われます。(党員ではないので言い切ることはしません)とにかく、配ります。行政の無駄をなくせば、いくらでもお金はあります。でも、政権を握っていないので詳しいことはわかりませんと言うのが口癖です。

3.生活だけが争点でいいのか?
 判断する基準は人それぞれですので、私は自分の考えで書かせていただきます。
(1)外交と国防は外交姿勢によって大きく変わります。日本人を守るというもっとも単純な国益をどの党が見据えているかに注視したいと思います。
(2)今の生活は大事ですが、次の世代にどのような社会を残していくかということも考えなくてはなりません。少子高齢化社会をどう乗り切っていくか?各々が果たせる役割を自覚できる、実行できる社会づくりをどの党が示しているか?
(3)外国人参政権や国立追悼施設、いわゆる日本の伝統や文化を教育の場から壊していくのは誰かなど、争点にしないイデオロギー的なことを多数を取ったどさくさで実行してしまいそうなのはどの党か?
など、注目されていない政策も含めてご検討いただければと思います。

4.ついでに
 年金を全額税金で賄った場合の総額は二〇兆を超えるといわれています。(受給者の人数と支給額を計算すれば出てきます)こども手当を配るのにも毎年兆単位の費用がかかるそうです。生活保護費や医療費、障害者福祉費など様々な支出をした上で、教育や公共事業、国防などの事業を行います。毎年、国債の支払いは二〇兆円以上に上っていますが、現在の税制で年間の税収が四〇兆強の日本に、本当にマニフェストを実行できる余力があるのか考えてもらいたいです。

 いろいろ配ると言ったものでも削れるものは削って、ツケだけは減らしておいてもらいたいものです。


2009/8/6

都議会が止まっています

 7月23日から任期がスタートしました。
事前から、新人研修のような形で勉強会が行われていますが、執行部による状況報告も随時いただいています。
そのなかで、新議会の枠組みを決める各派代表者会が今までになく揉めています。
 都議選で第一党を取ったのだから、我々が言っていることは全て正しいんだいう様子が伝わってきます。
「民主党の公約だから・・・」
 自民党が多数を取った時に同じことを言ったら、数の横暴だと口を極めて批判してきたであろう人たちが、「直近の民意」を獲得すると豹変する様はなかなかです。
とはいえ、あくまでも議会運営上の駆け引きで行っている姿であって、動き出したらきちんとした政策委論争や政策運営をするとものだと信じたいと思います。


2009/7/15

選挙結果

 9日間にわたる都議会議員選挙が終わりました。
新宿選挙区は従来通りの議席構成で民主、公明、共産、自民の順番でした。
新宿では2議席獲得を目指しましたが、達成できませんでした。
他の選挙区でも、まさかというベテラン議員が当選を果たせないという厳しい結果が出ました。

 新人の自分は周囲の人々のおかげで運良く当選を果たせましたが、一日も早く一人前の都議会議員としての職責を果たせるよう成長して自民党の復興を目指します。

※選挙中は大変お世話になりました。
公職選挙法の規定で御礼を申し上げることは出来ませんので申し訳ありません。


2009/6/18

日本郵政社長人事

 ここのところ、双方のスキャンダルで痛み分けのような状況が続いていた政党支持率が、「日本郵政」の社長人事問題で大きく揺れてきました。「かんぽの宿」の一括売却問題や、割引郵便を巡る不正の発覚など、公的役割を果たしている企業としてあるまじき行為が見られたので社長の続投は認められないという鳩山総務大臣の主張が国民の支持を得つつあるなかでの辞任劇となったからです。
 鳩山総務大臣の辞任(事実上の更迭)後の緊急世論調査では、軒並み支持率が急低下し、地方選挙でも雪崩を打ったような状況になっています。(但し千葉市長選挙は現職の市長が汚職で逮捕された後の選挙であるという点も影響があったのではと思っています)
 
 社長の続投問題では、株主である財務大臣の与謝野馨大臣と監督官庁である鳩山邦夫前総務大臣の間でも議論や意見交換がなされていましたが、慎重に推移を見守っていました。そのさなかでの、総務大臣交代劇となってしまったのですが、与謝野大臣のコメントとして次のようなものが出されていました。

「鳩山前総務相が指摘したいくつかの点、業務改善命令という形で出した指摘、国会などで述べた疑問点、こういうものは日本郵政と総務省の間できっちり結論を出してもらいたい。国民に対する責任であり、これらの点についてあいまいさが残ることは許されない」と語った。(ロイターニュースより引用)

 冷静に考えてみれば、民間企業(かつての政権が無理矢理民営化)の社長人事に政府内が混乱することのほうが違和感があるのですが、企業の自浄能力に期待し改善を果たした上での交代など、通常の手順はなかったのかと思う今日この頃です。


2009/6/11

麻生総理が陣中見舞い

麻生総理が自民党総裁として都議選の候補者の事務所を全件回るというながれで、私の事務所にも来てくださいました。
動員のため、近所を回ったり、地元へ電話かけもしましたが、総理の来所には関心も高く、通行人の人も「何時に来るんですか?」と聞く人もいました。
実質二日間の間で人集めをして回りましたが、250人ほどの人が来所してくださいました。感謝、感謝です。

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2009/6/11

最後の質問

区議会本会議場での質問は今日が最後になります。
多くの人の支えをいただきながら、今日まで大過なく過ごせたことは感謝しなくてはなりません。
今回の質問は、いろいろ調べていろいろ聞こうと思っていたのですが、時間の都合もあるのでいつも通りになりました。
「快適な居場所づくり」という演題で高齢化社会の公共施設の座る環境と現在紛争中の新宿第二保育園にまつわる質問をします。


2009/6/8

日経新聞

     新人候補と言うことで、いろいろと取材が来ます。今朝は前の日の晩に朝の駅頭演説の場面を撮らせてとの依頼で、場所を指定して朝立ちをしました。選挙報道の公平さをはかるため、本人を特定できないようにアングルに気を使って撮影していました。
 結局、45分ぐらい撮影し続けた結果紙面に載ったのは「マイクと顎」でした。誰も気づかなかったでしょうが、あれは私です。
日経新聞に載る吉住健一


2009/6/5

吉住健一後援会設立大会開催報告

    去る6月4日、「新宿から都政を変える!」と訴える吉住健一の後援会設立大会が開催されました。

 多くの来賓が激励に駆けつけてくださると同時に、区議会時代から吉住健一を支えてくださってきた後援会の青年部や女性部のみなさんのお手伝いで無事にセレモニーを行うことができました。

 東京選出の参議院議員のほか、中山区長、区議会の仲間たちと多くの方々に激励をいただきました。
応援のトリは与謝野馨大臣で会式前から終了まで1時間半にわたって滞在してくださいました。

 「これだけ多くの方々を巻き込んでしまった以上、この闘いは私一人の戦いではありません!全力を尽くして、必ず吉報をお届けいたします!!」という趣旨のお話をしまして終了しました。
ガンバローコール
ガンバローコール
若獅子会から千羽鶴の贈呈
若獅子会から千羽鶴の贈呈


2009/5/30

区議会議長選挙が行われました

  5月25日に、区議会臨時会が招集され、区議会の様々な役職の改選がおこなわれました。区議会議長には、私と同期の深沢利定議員が、副議長には小松政子議員が、監査にはくまがい澄子議員が選出されました。その他、各常任委員会の任期も切れたので、新しいメンバーの編成がなされ、各委員長、副委員長など総入れ替えになりました。

ちなみに、議長選挙は深沢利定議員32票、白票6票
     副議長選挙は小松政子議員30票、かわの達男議員2票、白票6票でした。


2009/5/11

都議会議員選挙対策本部開所

 5月8日午後、自由民主党東京都議会議員選挙対策本部開所式が開催されました。都内選出の国会議員の他都議会議員OBや候補者が勢揃いして気勢を上げました。石原伸晃都連会長の挨拶を始め、細田博之幹事長の挨拶、候補者を代表しての高島都議団幹事長の挨拶などがありました。
 新聞では、細田幹事長のきわどい発言などと書かれていましたが、現場では特にそのような雰囲気でもなく相変わらずマスコミは表現力が豊かだなと感銘を受けました。
 とりあえず、私としては高島幹事長の「総選挙の弾避けになるか、総選挙の起爆剤となるか、我々の頑張り次第・・・」という言葉が印象に残っています。
 泣いても笑っても、結果は必ず2ヶ月後に出てきます。誰のせいでもなく自分の努力の結果と思って最後まで努力を惜しまぬよう頑張ります。


2009/4/04

鬼の首

 いよいよ、北朝鮮による弾道ミサイルなのか衛星打ち上げロケットなのかという謎の打ち上げの通告日がやってきました。先週から、仮に日本上空を不当にかつ、危険な状況で飛来する物体となった場合には撃ち落としをするということで、東北地方を中心に防空態勢を厳戒態勢でひいています。
 そして、4日の朝に北朝鮮のテレビで間もなく発射という報道があり、少しでも動きがあれば、国民への避難準備や迎撃態勢を師事するための態勢が取られている中、レーダーに観測された不審物がミサイルと誤認され全国に通知が出ました。
 すぐに、裏付け調査の結果ミサイルではなかったということが判明し、誤報であったということが政府から発表され、地域における厳戒態勢は解除されました。そのことをうけて、マスコミはもちろん野党の政治家たちが一斉に鬼の首を取ったかのように、お粗末だとのコメントを発したり、街頭演説でけしからんと叫んでいます。
 私は、誤報は良くないにしても情報を発信した責任者は感知したものの正体の確認がとれなくても、国民に危険情報は一刻を争ってでも知らせなくてはならないと決断したという点に敬意を表します。
 仮に、誤報が誤報で無かった場合に、確証がないからといって調査する術もないのに時間をかけて着弾後にミサイルでした。あるいはロケットの打ち上げに失敗して国内に落ちましたということをいう国防機関があったら、馬鹿者と言いたくなると思います。
 結局、マスコミも野党も国民の安全より、自己主張の方が大切であって、与党や政府を攻撃できれば、何でも利用しようというのが窺い知れて残念です。
 戦争をしてる国や地域では、飛行機が近づけば防空壕に入るはずです。仮に、結果的に隣の地域に爆撃しにいくので自分のところに落とさなくても、襲来の危険があれば、避難を呼びかけて一人でも多くの生命を守ろうというのが国家であり、その備えをするのが地方自治体であり、そのための議論をするのが政治家ではないでしょうか?
 番組のヤラセやねつ造を繰り返しても、責任を取らない人たちに、誤情報の責任を取れといわれても釈然と出来ないというのが今の私の思いです。景気の見通しを過剰に悪く言い続け世の中を暗くしたり、派遣職員はこれからの生き方だと吹聴して助長をしてきたマスコミは、今の社会状況を見て自分たちも総括すべきだと思います。


2009/3/25

第1回定例会が閉会しました

  先月20日から開会した平成21年第一回定例会が閉会しました。
10日間にわたる予算特別委員会をはじめ、常任委員会、特別委員会、追加議案審査のための臨時本会議開催や不規則発言を議事録から削除するための議事進行提案による本会議中断など、6年間でも数少ない盛りだくさんの定例会でした。

 本会議をインターネット中継するようになってからの議会発言やパフォーマンスは、良くなった面とおかしくなった面と功罪あるなと感じています。
功(議会の活性化・開かれた議会化)があるならば、いいじゃないかと言えるかとは思いますが、みなさまはどう思われるでしょうか?

 議事録のデーターベース化で十分か、映像もあってしかるべきか?
私は、コストの面と審議内容の確かめやすさの比較で検討しなくてはならないのではと考えています。
映像も初めて見た時は興味があったのですが、調べたい部分を抜き出してみるには不便だなと感じたり、多くの人のネット環境に対応出来るよう解像度を落としてあるので雰囲気だけかなという思いはあります。

 これから導入しようという議会がありましたら、導入の可否も、運用の仕方もコストや使いやすさの面でじっくり考え、検討されたらと思います。
但し、議会に興味を持っている人からは、無い方がおかしいと言われる可能性はありますが・・・


2009/3/09

3月9日発表の産經新聞世論調査

 【問】与野党の政治家で、日本の首相に一番ふさわしいのは(敬称略)
麻生太郎 4.4% 石破茂 4.6% 石原伸晃 4.6% 小池百合子 4.5%
小泉純一郎 10.1% 中川秀直 1.5% 舛添要一 9.4% 町村信孝 1.5%
与謝野馨 8.3% 他の与党議員 2.2%
渡辺喜美 4.7% 小沢一郎 5.1% 岡田克也 6.9%
菅直人 4.3% 鳩山由紀夫 2.2% 他の野党議員 3.2%
ふさわしい人はいない18.0% わからない 4.5%

 我が師匠の与謝野馨代議士が小泉前総理に続いて首相候補の一角にあがってきました。
こんな日が来ることを、夢見ていたのですが、そのためには地元を固めなくてはなりません。自分の今後もわからない状況ですが、信じた人を支えるにも自分が先にこけたら役に立てません。日本の未来のためにも、明日からまた全力で闘い抜きます。
 しばらく、暗いニュースばかり続いていたので、一筋の光明が見えた思いです。


2009/3/05

補正予算が成立しました

 非常に紆余曲折を重ねてしまった、政局の中で第二次補正予算が再可決で成立しました。自民党新宿区議団としては、友党の公明党区議団、新宿無所属クラブとともに、成立後速やかに区民に給付金が行き渡るよう区長に要請書を提出しておりました。
 30万人を超える人口を擁する新宿区ですのでなかなか年度内の受け渡しは難しいようですが、不景気の中事務所に早く配ってと訪ねて来る人が何人かいらっしゃいました。
 他の使い道が・・・という声もありますが、決まったことなのであとは必要な人に行きわたり、必要のないという人でもいつもなら買わない欲しいものを一品でも購入していただけるよう区の取り組みに対して迅速さを求めてまいります。
 国が決めたことで、結局しわ寄せが来るのは基礎的自治体です。区も、先月来可決後速やかに給付金をお配りできるよう対策室を設置し、人員を配置しています。金も労力も使った以上、少しでも景気が良くなってくれるといいなと思っております。


2009/2/28

予算特別委員会が開催されています。

 25日、26日と本会議で代表質問、一般質問が行われました。
 自分にとって、この場で質問をさせていただけるのが後二回ということで、本来であれば気張って熱弁を振るわなければならなかったのですが、いつも通り淡々と話をさせていただきました。心なしか、感慨深いものもあるのですが、個人的な思いを公の場で出してしまうのもどうかなという気持ちもあり、必要以上に淡々と型にはまった口調で質問してしまいました。
 本会議での質問というものは、ある意味儀式的であるという面もあります。しかし、私のように区長の応援団(与党)という立場のものにとっては、自分の思いをぶつけるので真剣に議論し、考えて答えてくださいという思いもありますので、質問原稿を読み上げ、答弁原稿を読み上げてもらうというのも、見ている人にとっては不満足かもしれませんが、満足しています。(ある意味、ファイナルアンサー的な回答ですので)
 今回の、中小企業・個人商店の事業承継についての質問に対しての答弁はそれなりに納得のいくものでした。事業承継を経営相談の独立した項目にすることや、事業承継の場で発生する費用の制度融資の積極的な運用や、後継者に継がせる前提の商工相談・支援や、後継者の結婚相談など前向きな答弁をもらいました。
 次回は、最後の質問になりますので、自分の言いたいことをてんこもり、かつ手短かにいろいろ質問させていただこうと思っています。いままで、傍聴をお誘いしたことは殆どなかったのですが、お声がけをしてみようと思います。皆様からいただいた議席によって、発言させていただける最後の場面を精一杯しゃべらせていただこうと思います。


2009/2/26


第一回定例会 本日質問に立ちます


 20日の区長による基本方針演説をスタートとして区議会定例会が開会しました。
 今回は、中小企業・個人商店の事業承継について質問します。師匠の与謝野馨代議士が長年にわたって取り組んで来た、中小企業の事業承継税制の大綱が、現実のものとなってきました。大企業なら、相続税のようなものはあまり存続に関わりませんが、中小企業や個人商店にとって、特に新宿区・千代田区・港区といった都心区においては代替わりをできるかどうかの大問題でした。商売が儲かっていようが、そこそこであろうが、苦しかろうが路線価や固定資産としての評価は事業を承継する相続人に降り掛かってきていました。
 事業承継円滑化法や事業承継税制の実現は、商店街や地域に貢献している中小企業を守っていく上で不可欠なものでした。この二年間ほどの間に、ようやくまとまり実現しました。ところが、実際にスタートする時点になると法律を読みこなせたり、行政用語を読みこなせたりしないと使い勝手が悪いという指摘が出てきました。
 そこで、最も身近な相談窓口である区の商工相談で相談にのれないかということや、事業承継を一つの項目として立ち上げられないかということや、後継者に継がせられる事業展開の指導・教育などのサービスの構築などを提案します。
 26日午後7時頃になるかと思いますが、インターネットで同時中継となりますので時間がある人はどんな議論を議会でしているか覗いてみてください。


2009/1/29

議会活動が活発化してきました

 1月の議員の生活というと新年会一色のようなムードに思われるのですが、当たっている部分もあります。
とはいえ、定例の委員会は開催されますし、新年会の席で受けた相談事や、住民からの指摘について調査をしたり、役所との調整をしたりします。
その他、各種審議会なども開催されるのですが、日程の都合で開催日が重なってしまうこともあります。

 今年の場合は後半に公務日程が多く入り、毎日出勤しています。
特に、20日から21日にかけての上越市への視察と、27日に行われた復習と反省を兼ねた特別委員会の開催、都市計画審議会と国保協議会(都市計画審議会が長引いたため同日開催の国保協議会は出席できず)、文教委員会視察と盛りだくさんでした。

 2月からは予算議会といわれる第一定例会が始まります。
これまで質問したり、提案してきた事項が予算に反映されているかどうか、行政との神経戦です。
もっとも、いろいろな制度の運用の仕方などの提案は、現場がどのようになるかが問題であって、必ずしも予算の金額には表れません。
何はともあれ、21年度の議会活動もにわかに本格化してきました。


2009/1/03

年頭にあたり

 晴天の中で新春をお迎えになられますますご清栄のこととお慶び申し上げます。旧年中は、私の議会活動や政治活動に多大なるご理解とご協力をいただきありがとうございました。
 昨年は、長かった景気の拡大局面が後退局面に入るといった経済状況の変化がありました。政治の世界では、ねじれ国会の中で決めるべきことまで決まらないという状況が続きました。社会では無差別殺人や家族を殺めるといった凄惨な出来事が繰り返し起こりました。
 そのような世相の中で、私自身は大きな岐路に立ちました。今夏に行われる都議会議員選挙への出馬を決意し、その結果によっては人生が大きく変わる場面に直面することになりました。「せっかく二期目になって脂がのって来る頃なのに…」、「区議会にいたほうが近くにいて楽しいのに…」、「今の自民党に二人は無理だろ」と様々なご意見やご心配もいただきました。まったくご尤もだと思います。
 しかし、新宿区だけではできないことを運動していくためには東京都の中に入っていくことも必要だという思いを持っています。このことは、区政に挑戦した時にも同じような思いで区政の中に飛び込ませていただきました。
 少子高齢化の時代や小売店が大規模店に飲み込まれていく現在の社会をいかにして切り抜けていくかということは新宿区政だけでは取り組みきれません。そして、国政では国政選挙の結果を意識しすぎて、正常な判断を国会ができません。基礎的自治体と国の間にある広域自治体としての都道府県が、今以上に自らの財政構造を考え、政策体系についても自主性を持たせてもらいたいと訴えていかなくてはならないと思います。育児支援や少子化対策は国全体の基準や平均的な価値観では解決できません。緊急時医療対策なども、国と都が連携しつつ民間の開業医の支援を取り付けていくなど区だけでは出来ないことも多くあります。
 子を持ち、親を持つ人間として、実態に即した20年30年後の東京都民の生活、新宿区民の生活を描いていきたいと思います。現状からの変化への抵抗はいつの世にもありますが、私たちの未来のために、そして支えてくださるみなさまのために今年一年全力を尽くしてまいります。
 年頭にあたり、みなさまのご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。


2008/11/24

今年最後の定例会が始まります。

年に4回開催される定例区議会が27日に開会します。
今回は、一般質問に立たせていただきます。
正確には、議会運営委員会でされますが、通常の日程でいくと私の出番は28日の夕方になりそうです。

 テーマは、先だって行われた決算特別委員会でも触れさせていただいた建築紛争についての質問です。
バブル期に暗躍していた説明代行会社が条例の隙間を抜けて再び跋扈し始めています。
潤滑油として、住民の疑問を解きながら円滑に工事の進捗に利するならまだしも、説明会を開かないことが仕事になってきています。

 その辺の現状をどのように分析し、今後どう対処するのか他区の事例も踏まえて質問をし、答弁をもらう予定です。
条例や規則で縛れる範囲は限られていますが、現場の職員が住民から罵声を浴びなくても済むようなシステムにまずは変えていきたいと思います。


2008/10/27

都議会議員選挙

  世界的な株価暴落の影響で衆議院選挙の日程が流動的になってきました。
ここまでは、支持率で優位に立っていた民主党が解散を前提に国会審議へ協力をしてくれていましたが、解散が為されない様子が見えてくれば従来の抵抗対決型の国会対応に戻ります。
すでに、27日の国対の協議では当初予定していた日程での採決には応じられないという動きが出てきました。
国内の政治事情で、世界的な課題への対応が遅れ、結果的に日本国民の生活に影響を与えることになるか否かを判断し、大人の対応を与野党に期待したいところです。

 さて、少し前の話題になりますが10月1日に自由民主党東京都連が来年夏に行われる都議会議員選挙の第一次公認を発表しました。
不肖、私も自民党の公認候補として都議会議員選挙に出馬することが決まりました。
自民党にとっても、政治に携わるものにとっても、政治不信が増幅した時代に飛び出すことは大変大きなリスクを伴いますが、信用を失ったときこそ大いに信念や政策を訴えて信頼を回復すべく取り組んでいきたいと考えております。

 来年の選挙が告示されるまでは区議会議員としての職責を果たし続けますし、選挙後も次の選挙で空いた議席が埋まるまで全力で地域の方々が不便を感じることがないよう努力したまいります。
どうか、変わらぬご指導とご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。


2008/10/02

決算特別委員会が終了しました

 9月18日から開会した決算特別委員会が終了しました。
9日間にわたる質疑の末、無事可決しました。
今回の委員会では、総括質疑を行い、その後はポイントを絞って質疑をしました。

 時間制限がないので、ドンドン予定が延びていく傾向のある委員会ですが、最終的には会期中に審議が終わります。
私としては、委員会で聞かなくても済むことは直接聞くことにしていますので、発言回数はあまり多くはありません。
とはいえ、敢えて、議事録に残しておく必要があるなと考えたときには、突然関連質問をするようなスタンスで臨みました。

 多文化共生については、一期目からのテーマでしたが質疑をしないつもりでいました。
大方、「また吉住健一の奴が閉鎖的なことを言っている」程度の話にしかならないからです。
とはいえ、複数の委員からもっと外国籍住民の意見を反映すべきとの論調だけが発言されたので、私がなぜ行政が多文化共生を推進するのにブレーキをかけるのかという話をさせてもらいました。

 「他の委員からも指摘がありましたが、外国籍住民の皆さんの意見を聞く機会を作ることは賛成です。
お互いを理解し、共存していくには必要なプロセスだと思います。
しかし、なぜ外国籍住民が集住する地域でもともとの住民が不安を持って生活しているかを考えてください。
多文化共生のアンケートに回答したり、地域行事に参加している人たちは特に問題がない人々です。
お互いに顔が見える関係なのですから。
私が問題にしているのは、不法滞在などでコッソリ住んでいて(入管手続きの難しさについて考慮してあげなくてはならないということも述べました)、自分の存在を知られそうになると夜逃げをしてしまう人々がする行為です。
ルールを守らない日本人も多くいますが、地域生活のルールを守れない人々に、どうやってルールを守ってもらえるようにするかを考えなくてはならないと思います。」という内容でした。

 その他、建築紛争について、一歩進んだ住民よりの仕組みを作れないかという問題提起をしました。
行政も何とかしたいという気持ちを持ちながら、闘う武器を持たされていないので闘えないのです。
何か考えませんかという趣旨で発言しました。
また、野球やサッカーなどで使用しているグランドの整備について質疑をしました。



2008/9/19

自民党総裁選のさなか、第3回定例会が始まりました

 9月16日から新宿区議会定例会が開会しました。
当日は、お昼に北区議会の自民党会派室にお邪魔し、与謝野馨のマニフェストを届けて支援のお願いをしてきました。
他の区は、知り合いがいても現地の国会議員が他の候補者の推薦人になっていたりなど事情がありましたので郵送でお願いという形になりました。

 さて、訪問後慌てて帰庁し団総会に出席し、本会議に出席しました。
今回の代表質問は同期のおぐら利彦議員で制限時間の40分一杯に質問しました。
本会議での質問は議席数に応じて質問時間が定められていますが、工夫をすれば数人の同士がタイムリーに区政への意見や質問が出来るのでなかなかいい制度になっていると思います。

 逆に予算委員会や決算委員会は議席数に対応した制限時間になっていないので、話したいことがあっても一部の会派が「過去の実績」という理由で自分の党がしゃべる時間を確保することになっていて、毎回不完全燃焼になっているのですが、今回も自民党会派に117分という振り分けで妥結したという経緯があり、私は19日の15時過ぎから40分ほど総括質疑に立つことになりました。

 そろそろ、しゃべりたい人がしゃべりたいだけしゃべるのが民主主義だという慣習を捨てて、選挙で得られた議席の割合に応じるか、委員会を構成する委員の数に応じた質問時間にするなど工夫が必要ではと思っています。



2008/9/12

自民党総裁選挙 渋谷駅前にて立ち会い演説会

 福田総理の辞任表明を受けて、自由民主党の総裁選挙が始まりました。9月11日、5人の候補者がそろって立ち会い演説会が開催されました。
演説の順番は立候補届順に行われ、自民党都連会長の石原伸晃氏、初の女性候補の小池百合子氏、人気絶頂の麻生太郎氏、防衛政策に強い石破茂氏、政策職人の与謝野馨氏の順番で行われました。

 私自身は、与謝野馨衆議院議員に憧れて政治の世界に飛び込んだ人間ですので当然与謝野馨衆議院議員を支持するつもりでいました。
そして、今日の5人の演説を聞いて、いよいよ与謝野総理大臣誕生を期待して止まないという思いを強くしました。
かねてから「将来の首相候補」といわれながらまさかの落選に見舞われたり、突然の病に冒されたりと決して順風満帆の政治人生ではありませんでした。
また、政治家らしからぬ政治家といわれ政策職人として政策作りや作った政策を実現することにのみその才能を使い、猟官活動や権力闘争とは最も縁遠い政治家でした。
総裁選挙が近づくと、名前が挙がる度にそんなことは考えたこともないと否定してきてばかりでしたが、今回は何かに突き動かされたかのごとく出馬を決意しました。
恐らく、キャラクター対決や劇場型政治の再来によって見え透いた求心力回復作戦をやっていたのでは、自民党の信頼は完全になくなり、日本の政治に悪い影響だけを残す総裁選挙になってしまうとの危機感が今回の決断に至らしめたのではと理解しています。

 立ち会い演説会での演説は今までにない(癌の手術前も含めて)気迫のこもった演説でした。
日本の現状を心底憂い、孫子の世代が希望を持って暮らしていけるよう日本を良くしたいという率直な思いを訴えていました。
10分間、しかも通行人が大半を占める街頭演説での訴えでしたので詳細な政策論はできませんでしたが、政治をバラエティ的にやっていたのでは日本が壊れてしまうという気持ちが、直に伝わってきました。

 この人に着いてきてよかった。心からそう思えた立ち会い演説会でした。

渋谷駅前にて


2008/8/12

北朝鮮による拉致被害者救出のための集い

 8月10日 東京都庁都民広場にて拉致被害者救出を願っての集会が催されました。
既に国として北朝鮮による拉致被害者として認定されている人と同時に、拉致被害者として認定はされていないものの拉致されたとしか考えられない人々が大勢いることを改めて知りました。
そのような人々を、特定失踪者と呼ぶそうですが、恥ずかしながら今まで同一のものとして認識していました。

 そして、失踪後目撃情報があってもなかなか捜査をしてもらえないもどかしさや、被害者の帰還よりも外交関係が重視されて、経済制裁が解除されるのではという危惧を家族の方々は切実に訴えていました。

私自身がシンポジウムを聴いた中でのポイントは、
1.拉致被害者として認定されていない拉致被害濃厚者が大勢いる
2.家族は北朝鮮を許せないという感情より、家族を帰してほしいと願っている
3.政府や捜査機関が努力はしてくれてはいるものの、全力であるという実感が得られてはいない
ということでした。
この運動に賛意を示すとリベラル系の人々からは右派だと揶揄されますが、自分の家族が奪われたら取り戻す努力をするのは誰でも一緒です。
自分のことであれ、他人のことであれ、理不尽な被害に遭っている人を救おうという気持ちを持つことは、大切なことではないでしょうか?




2008/8/02

内閣改造ー与謝野馨衆議院議員が経済財政大臣に就任しました

 直前まで改造するのかしないのかさえ不明だった内閣改造が行われました。
今の政府にとって、やるべきことは国民生活の安定と将来への展望を開くことだと思います。
新しい内閣のもと、政策重視の政権運営がなされることを切に願っています。
とはいえ、「ねじれ国会」の状況には変わりはありません。
政権を獲ることが目的である野党の側にすれば、政府がいい政策を実行することには抵抗することが目に見えています。
政府与党は挑発に乗ることなく、粛々と実行すべき政策を判りやすく提示し、反対することに無理があるような政策提言を繰り返していくべきだと思います。 

 日本は細川総理を首班とする連立内閣が成立し、自民党が政権を離れた時代を契機に「失われた10年」という時代を過ごしてきました。
細川・羽田政権内の権力闘争によって、政策決定が歪み、経済も政治もズタズタになった時代がありました。
その時の、政権を操っていたのは今まさに政権を獲ろうとしている民主党の執行部の面々です。
景気失速や高齢化社会という時代を乗り切るためにも、無責任な野党に政権を渡すことの無いよう、新内閣には政策を断行してもらいたいと思います。



2008/7/16

地域行事が活発に行われています

 最近、新宿区内の各地を自転車で回っています。
すると、夏の恒例行事をということで各地で工夫を凝らした行事の告知がなされています。
富士塚にまつわるお祭りといった伝統的な儀式。
公園など、地域の人が集えるところで行われる盆踊り。
おとめ山など、自然の資源があるところで行われるホタル鑑賞会等々、バラエティに富んだ行事が行われています。

 地方の人々にとっては、新宿という町は新宿駅周辺のオフィスビル街と歌舞伎町という世界的に有名な繁華街がイメージのすべてで、人が住んでいるとは思えないというのが、学生時代に聞かされた評価でした。
いま、新宿に根ざした職業に就いて、区内を走り回っていると、住んでいる人にとっては生活空間としての新宿があり、駅周辺を離れれば「決して特殊な町ではないんだ」という思いを強くすることができます。

 さまざまな地域で、いろいろな人々に接しながらこの町(新宿)を全力で守るんだという気持ちが一層深まってきました。
9月後半に、私のこれからの政治活動の新しい方向性を正式に表明していくこととなりますが、生涯をかけて与えられた場面で、精一杯の努力をし、自分の役割を全うしていきたいと思います。



2008/7/07

「自治って何だろう」(仮称)新宿区自治基本条例住民懇談会

 5月9日からスタートした(仮称)自治基本条例に関する住民懇談会の全日程(10回)が終了しました。
若松地域センターからスタートし、途中議会の定例会を挟み、新宿区内10の出張所を回ってきました。
議員が公的な立場で説明し、質問に答えるという場面はこれまでなかったのですが、初めての試みであるが故に、並々ならぬ緊迫感を持って行われました。

 各会派から選出された6人で構成する自治基本条例検討小委員会のメンバーが、区の幹部職員ら6人で構成する専門部会委員と出席し、自治基本条例というものの説明をし、区民検討組織の公募に募集してくれるようにお願いをして歩くという趣旨で行われました。

 曲がりなりにも、議会側の検討組織のメンバーとして、区民検討組織のメンバーの公募に応募してくださいとお願いをする立場でしたので、本心で考えている「条例に対する消極的な話」は出来ませんでしたが、今後も検討の過程で気になる部分については発言をして行かなくてはと考えています。

 慎重に考えなくてはならない点はいくつかありますが、一つには住民投票はどのような場面で行うかをある程度限定的にしておかなくてはならないと考えています。
なぜなら、政策選択をする度に、賛否双方の都合のいい部分だけ宣伝して、世論をミスリードしたうえで、低い投票率の過半数で政策選択がなされる可能性があるからです。
区長選挙でも25%、区議会議員選挙でも40%程度の投票率の新宿区です。
住民投票も、当初はある程度の投票率になるかもしれませんし、慎重に投票がなされると思いますが、あまり濫用して当たり前の権利になったときにはどのような結果になるか不安は残ります。

 二つめには、「他の自治体にないような画期的なものを作りましょう」という意気込みが走りすぎて、奇抜な制度設計をしてしまわないかということです。
住民懇談会の中でも、多少意見として出てきましたが、「新宿区らしいもの・・・」を求めるという傾向は必ず出てくると思います。
「新宿区に適したもの」とは若干ニュアンスが違いますが、一部の人しか関わらずに作ったルールを住民・区民に適用する条例ですので、自分の思い入れだけではなく、全体への影響を考慮して議論する必要があると思います。

 その他、いろいろ意見はあるのですが、きりがなくなるのでこれで終えますが、住民の方々と質疑応答をする貴重な場面を経験させていただいて、実りある懇談会であったと思っています。



2008/6/17

平成20年第2回定例会が終わりました

 6月9日から開会した区議会定例会が18日で閉会となりました。
今定例会では、私も久々の代表質問をさせていただきました。
前回の代表質問が平成16年第4回定例会でしたので約4年ぶりとなりました。
緊張のあまり震えるかと思ったのですが、それほど緊張もせず淡々と終わってしまいました。

 とはいえ、私のテーマである行政判断に住民視点をという思想に沿ってある程度質問をさせていただいたので、満足のいく質問だったと自負しています。
震災対策についても、食育にちなんだ残滓処理など、減災社会と循環社会を作るための一石を投じる主旨で質問させていただきました。

 国政における政治課題や情勢は混沌としていますが、地方政治における政治はある程度機能していると思います。
このつながりを国政でも活かせないかと、今は只、祈るばかりです。
仮に、衆議院選挙を行っても、共産党や公明党さんが一定の議席を持てば、民主党も自民党も過半数をとれないのですから、ねじれ国会の構図は変わりません。
地方議会レベルにおける民主党の対応を国会でも実践してもらえればと思います。



2008/5/24

(仮称)自治基本条例 住民懇談会での発言要旨(於 四谷出張所)

 これまでに各地で「自治基本条例」、或いは「まちづくり基本条例」といった同じような趣旨の条例が制定されてきました。
平成13年制定のニセコ町まちづくり基本条例というものが一番古く、現在も徐々に制定している自治体が増えています。
地方自治体の中ではブームのような状態で、市町村長の選挙では自治基本条例を制定しますということがマニフェストの中に書かれ、市民参加の形で基本構想や総合計画を作る時にはたいてい学識経験者といわれる地方自治を研究する学者さんが入りますので、出てきた答申の中にも、だいたい自治基本条例を制定するということがかかれる場合が多くなってきています。

 では、この条例を制定しようという発想はといいますと、一つには、地方分権社会を目指してきた中で「自分の自治体のあるべき姿を条例で定めておこう」という動きがありました。
自治体の個性を無視した全国統一のルールではなく、自分の自治体にふさわしい目標やルールを定めておこうという考え方です。
二つ目には、住民と行政が協働で町を築いていこうというときに「行政の役割と権限」、「住民の権利と責任」、「地域の課題解決のルール」、「自治体運営方針の決定方法」などを条例によって誰にでもわかる形で示しておくべきではないかというところから、条例を制定しようという動きになっています。

 具体的にいえば、「行政の役割と権限」という部分については、行政が新宿区の運営をするうえでなすべきことを定め、なすべきことを実行するためにどのような権限を与えるのかといったことを規定するということになります。
たとえば、新宿区では数年前に絶対高さ制限という建築に関する規制を作りましたが、新宿区にどのような権限があって他人の資産に多大な影響を与えるルールを作れるのかということが争点になりました。
しかし、もし「区民の快適な生活環境を守るために都市計画に関する権限を新宿区は持つ」ということを定めると、他の法律や都条例に反しない範囲で新宿区のルールを作ることに裏づけを持つことが出来ます。

 また、あくまでもたとえばの話ですが「新宿区の基本構想を策定するときには区民参画の場を持つこととする」ということを規定しておけば、区民会議の形を取るのかどうかは別として、区民参画なくして基本構想の立案はなしえないということが制度として、保障されることになります。

 これら二つの例は、あくまでも具体的な事例をもとに基本条例とはどのようなことを決める条例なのかということをイメージしていただくためにお話しましたので、このような条文が必要なのかどうかということも含めまして、住民のみなさまにはご意見を出していただきたいと思っています。

 さて、今回私どもは住民のみなさまに区民検討委員として自治基本条例制定に参加をしていただきたいということでお願いに参りました。
しかし、事前に住民の方とお話をする機会があったときに「選挙で区長を選んだり、議員を選んだんだから、そういうことは区長や議員が考えるのが筋だ」というご意見を頂戴いたしました。

 大変ごもっともなご意見だと思います。
とはいえ、住民参加のあり方についても、この条例を検討する中で話し合われることになりますので、逆に「そういうことは議員が考えなさい」という方もぜひ当事者として参加し、発言をしていただきたいと考えております。
どのような権限が住民に渡され、どの程度の責任を負わされるのかということは非常に大切な問題だと思います。
住民参加の機会が増えればみなさんの日常生活にも影響は出てきます。
忙しい日常の生活や、すでに携わっている様々な地域活動もあると存じています。
しかし、みなさんが知らないところでいろいろなことが決まるような状況になってもいけないと思いますので、住民参画のルールについては実際に地域の活動に参加しているみなさまにも議論に加わっていただきたいと思います。
一度作った後はそうそう作り直しをする性質の条例ではありませんので、今回の検討作業には、ぜひお付き合いをいただきたいと考えています。

 もう一点、本日のような懇談会を始める前に大きな論点がありました。
「なぜ、基本条例の検討に住民のみを対象にしたのか?」ということです。
新宿区基本構想に定義された区民は「在住、在学、在勤、在活動者」であって住んでいる人だけではなく新宿区を構成するあらゆる立場の人であるというものでした。
確かに、新宿区の現在の姿は企業の力にも負うところがあります。
また、様々な形で新宿区内でボランティア活動に従事している方々もいらっしゃいます。
とはいえ、この町で暮らし、この町の変化や影響を直接受けるのは第一義的に住民の方たちではないかということで、原則として住民の方という応募資格にさせていただいております。
便利になった変わりに環境が悪くなった。
賑やかになったけど安心して暮らせる状況ではなくなったなど、住んでみなければわからない町の問題もあります。
より豊かな新宿を作るために、どのように来街者を迎えるかということも含めて、懐の深い議論をしていただければと考えております。

 最後に、今回の行政・住民・議会の三者による条例原案策定の意義をお話しさせていただきます。
私なりの大雑把な捉え方としては、まず行政は必ずしも新宿区住民ではなく、新宿区という区民生活を運営する機関の管理人の立場だと思っています。
より良い新宿区を作るんだという使命感を持ってその職責を果たしています。
続いて、住民の方々はこの町に暮らし、地域のコミュニティを形成し、この町に定住する文字通り町の主役です。
しかし、新宿区の環境の変化によっては経済的にも精神的にも直接的に影響を受ける立場です。
次に議会ですが、住民の一員として様々な情報を収集し研究をして、地域の課題解決につとめ、新宿区での生活をより豊かにする役割を持った立場です。

 三者は、行政は予算の執行権や許認可権や監督権を持ち、住民は区長や議員を選ぶ選挙権を持ち、議会は条例や予算の議決権を持っています。
いわば、グー・チョキ・パーの関係です。
それぞれ、新宿区という地域の中で活動をしている異なった役割と権限を持った間柄ですが、それぞれの特性を活かしつつより良い新宿を目指そうということで、住民のみなさまにも区民検討組織に参加をしていただきお互いの共通認識を持ちたいと考えています。

 ※次回は26日午後2時から榎地域センターで同じような話をします。



自治基本条例 住民懇談会が始まりました

 5月9日から新宿区で検討中の
「(仮称)自治基本条例」制定に向けた住民懇談会が始まりました。
区内10カ所の特別出張所を、検討作業にあたっている区役所の専門部会委員と議会の小委員が全員出席して行っています。
司会や説明も全員で手分けをして、行っていますが、2時間の時間いっぱいになるまで質問も続出し、活発な論議がなされています。

 私個人の立場としては、制定には慎重な姿勢を崩していませんが、全体を代表する説明者としては個人的な主張を抑えつつ、一意見としての自分の考え方も意見として披瀝しながら発言するようにしています。

 消防団の大会訓練シーズンと、しゃべれおん’08の準備と例年通り繁忙期に重なっているので毎日がてんてこ舞いですが、責任を全うできるよう全力を尽くします。

 今後の日程は5月19日角筈地域センター、23日四谷地域センター、26日榎地域センター(14時)、29日柏木地域センター、定例会中は無しで6月20日落合第一地域センター、26日大久保地域センター(10時)、27日落合第二地域センター、30日新宿清掃事務所(14時)となっていて、時間が書いていないものはすべて19時開会です。



2008/5/16

大久保つつじが里帰りします

つつじ
 江戸時代に江戸城警備のために大久保・百人町に住んでいた鉄砲隊の人々が内職でつつじを栽培していたため大久保はつつじの里と呼ばれています。
明治以降もつつじの栽培が行われていたようで、大正期に館林のつつじ園が購入し今もその木が生きていました。
数年前、新宿区から館林市にお願いをして株分けをしてもらい、専門の業者さんに育てていただき、新宿区内への移植が可能になりました。
そこで、今度の27日日曜日に里帰り植樹祭をということになりました。

 そして、今日はそれに先立ち百人町の青年のみなさんと一緒に館林市役所に、地元商店街の人間としてのお礼と現物を実際に見てみたいということで館林市役所花のまち観光課までお邪魔してきました。
館林にて
課長さんが親切に対応してくださり、つつじについての専門的な説明や歴史についてのお話しを聞かせていただきました。
つつじの苗
新宿の町名についても、話が通じるので不思議だなと思っていましたら、息子さんが新宿の老舗「水たき玄海」で働いていらっしゃるとのことでした。
ご縁というものは、どこかでつながっているものだなと改めて感じさせられました。



2008/4/02

新年度になりました。爽やかに心機一転・・・

 遂に暫定税率の失効となりました。
確かに暫定税率という名前からして終わりがなければおかしなものでしたが、このお金が収入から消えてしまうということは何かサービスを削るか借金を増やすかしないと国だけではなく、3月中に予算案の財源として国庫補助金を含めて可決してしまった都道府県や市区町村の予算にも穴が開いてしまいます。
普通、「昨日までやる予定だったけど喧嘩しちゃったから明日から無しね」といわれれば相手が困るということは誰でもわかると思うのですが、国会議員の人たちにはわからなかったようです。

 時期が来ても話がまとまらなければこうなることは分かっていたはずですが、この税金に対する収税の哲学を新たに考えることが出来なかったことは残念です。
もちろん、暫定税率のこの部分(ガソリン税)の目的を変えたとしても、税率を下げることによって世論を味方につけて、とりあえず減税路線で政権を目指そうという政党を相手にしていますから、理屈でまとまるはずもなかったのですが、国民が納得できる方法を提示できなかったことは自民党員として残念です。

 東京都政においても、新銀行東京の巨額の赤字体質が明らかとなり順風だった石原都政にも揺らぎが出ました。
志が正しかっただけに「武士の商法」となってしまったのかもしれません。
都バスなどのラッピングによる広告収入など、石原色のよいところもたくさんあったのですが、大きな失点が出てしまいました。

 年度当初から、重苦しい政治課題が積み上げられていますが、私自身は政務調査費検討会や自治基本条例の検討、地方議員仲間との勉強会、都連青年部での活動など、地道な視点と大きな視点をバランスよく磨けるよう精進していきたいと思います。



2008/3/25

3月22日 自由民主党新宿総支部第50回定期大会

 自由民主党の地元支部はほぼ自治体ごとに作られていまして、私はそのうちの一つである新宿総支部に所属しています。
今回は、題名の通り50回目の節目に当たりましたので、与謝野馨総支部長に支部長挨拶とは別に講演をしていただきました。
これまで、文部大臣、通産大臣、経済財政大臣、金融大臣を歴任し、昨年の第二次安倍内閣では内閣官房長官を務め、国家の状況を知り抜いたうえでの話を聞かせていただきました。


 現在の国政の状況をいうと、国会が何もものを決めることができなくなってしまった。
国会がねじれてしまっている状況では、いずれかの院で議決をしてももう一方の院で覆されてしまう。
一部では、総選挙後に政界再編成をしなくてはどうにもならないという声も出てきている。
現在の状況を変える選択肢には、大連立、政策ごとの院内協議、再編といわれているが、民主党のほうも組織としてはガタが来ているところもある。

 先日ある人と話をしていたら、「民主党の誰と話しても党に持ち帰るとまとまらない」ということだった。
(自民も民主も)組織として意見をまとめることができずに、それぞれが言いたいことを言ってしまっている状況が現在の国会の状況である。
しかし、そのような状況があっても、今政治がやらなければならない三つのことがある。

 一つは財政再建である。
日本の税収は年間50兆円ほどで支出は80兆円、現在の国の借金は550兆円になっている。
80兆円の支出は大きく分けると丁度20兆円ずつの四つの使い途に分けられる。
一つめの20兆円は借金の支払いで、これを削ることはできない。
二つめの20兆円は地方交付金で地方自治体に分配するお金である。
(三位一体の改革の中でも削減するのに大変なパワーを必要とした)三つ目は社会福祉費で、削減する努力はしてきたもののこれから増える一方の支出である。
四つめの20兆円が教育・国防・人件費・道路整備その他の政策的経費である。
これまでも、さまざまな手法でこの四つ目の部分を削る努力をしてきたが、限界は見えている。
現在は、50兆の税収で80兆の生活をするために国債を発行しているが、今の財政状況を続けていくと現在の利率での国債では売り物にならなくなる可能性もある。
この現状を見ていくと、暫定税率の2兆6千億円をなくすということは現実的な判断とはいえない。
景気が良くなれば、財政はよくなるという人たちがいるが、成熟(高齢化を迎える)した日本の経済が、人口増加や開発を始めた中国のように年10%などという経済発展率を迎えることができるはずはない。
机上の学問ではなく、現実を見据えた判断をするのが政治家の仕事である。

 二つめにやらなくてはいけないことは経済で他国に負けてはならないということである。
最近は、大臣が国会の演説で「日本経済はもはや一流とはいえない」などと話してしまっているが、そのことを言った瞬間から、一流とは見なされなくなってしまう。
政治家というものは、一流であり続けるための努力をしなくてはならない。
今の日本が、豊かで一定以上の生活水準を保っていくためには新しい産業を育てていかなくてはならない。
資源のない日本が伸びていくためには、技術力を伸ばしていかなくてはならない。
企業を育て、産業を育てていくには基礎技術の研究などに力を注がなくてはならない。
年金のことで大きな不満や不安を抱かせてしまっているが、年金の管理が余りにも悪かったというのが大きな原因で、年金の制度をいくら素晴らしくしても経済状況が悪ければ運用が上手くいかないので、経済を良くしていくことが国民の生活を豊かにしていくことになる。

 三つ目にやらなくてはいけないことは、資源・エネルギー、食料の課題に取り組むことである。
資源やエネルギーについては、日本で得ることができないならば、安定的に輸入できるための外交に力を入れなくてはならない。
近隣で言えば中国はこれから産業が伸びてくる。
今でも、多くの資源を消費している国だがこれから爆発的に資源を使うことになっていくことが予想される。
その時、日本が資源を輸入できる相手を外交ルートを通じてつくっておかなくてはならない。
食料についても、安いからといって外国から多くのものを輸入している。
しかし、アジアやアフリカを中心に人口が増加している。
地球レベルで言えば、毎年日本が一つできるペースで人口が増加している。
国内農業の再生を図らなければ自給率40%程度の日本はやっていけなくなる。
「天ぷら蕎麦」を例にすれば、エビは輸入、衣の小麦も輸入、油も原料が輸入、そば粉も輸入、箸も輸入材で純粋に日本だといえるのは水ぐらいである。
私の選挙区である東京一区で農業を営んでいる人はいない。
しかし、国を考えるのであれば、農業の再生は政治の責務である。


長くなりますので、抜粋のみ掲載しますが内容の濃い30分間の講演でした。
与謝野支部長は以前の選挙で「本気・本格・本音の政治」とスローガンを掲げたことがありましたが、飾りっ気がなくてもこのスタンスでモノを言ってもらいたいと思います。



2008/3/22

平成20年第一回定例会が終了しました

 一年の間に4回開かれる区議会定例会の中で、第一回定例会というものは一番重要なものだと考えています。
一つには区長(首長)の基本方針説明の演説が行われ、それをうけて代表質問や一般質問が行われるということ。
もう一つは、次年度の予算案を審議し議決するという二つの理由からです。
今回は予算特別委員会には入っていませんでしたが、同僚の議論を聞くために役所に詰めていました。
そうしたことろ、最近町で見かけないということで病気説が流れていました。

 やはり、地方議員はもっとマメに地元を歩いていないといけないなとちょっと反省しました。
確かに、議会への出席は当然のこととしてもいろいろと役職を引き受けたり、イベントの運営の手伝いをしたりで地元がおろそかになっていたような気がしていました。

 さて、ホームページの更新も間が開いてしまっていたのですが書きたいことがたくさんありました。
予算委員会での質疑の中身や、文教委員会のことや自治・地方分権特別委員会のこと、都市計画審議会のこと、自由民主党新宿総支部定期大会のことなど、報告しきれないほどいろいろなことがありました。
後日、ある程度整理したうえで区政報告に掲載させていただくことにします。

 ところで、国会の動きについて一言。
税制関連の法案の審議が完全にストップしています。
地方議会や地方自治体の首長の会からは暫定税率維持の陳情が国会に出されています。
いろいろな議論がありますが、次年度から本当に暫定税率が消滅した場合のシナリオを想定してみたいと思います。

「3月19日新宿区議会本会議にて平成20年度予算可決。3月31日暫定税率の改正が間に合わず、地方へ割り当てられる予定であった予算の財源が消滅。4月上旬全国の地方自治体で可決された予算案は歳入の欠損による補正予算を編成し、臨時議会を開催。一部の富裕団体は財政調整基金の積み立てからの取り崩しで対応するか、事業の延期を図る。国庫補助を大きな支えにしてきた自治体では、予算の収入欠損に対応するため補正予算の編成が不能になる。政府としては、暫定税率廃止によって生じた2兆6千億円の減収を補うために赤字国債を発行し、平成20年度の全国自治体への補助金注入をせざるを得なくなる。」

 この通りになるかどうかはわかりませんが、新宿区も6億円程度の道路特定財源が割り当てられていましたのでその分の欠損の補正予算を組まなくてはならないはずです。
改革するにしても、2年か3年待てないものでしょうか?
どこの自治体もその日暮らしで施策を展開しているわけではありません。
制度設計が突然変わったら困ります。
健康保険料や税率が突然変わると家庭の計画が混乱するのと同じで自治体経営も補助金が変われば事業計画に支障をきたします。
結果的に、準備不足で予算の削減を自治体が行うことになり、住民サービスが低下することは目に見えています。
マスコミは一生懸命煽っていますが、本当にこれ(4月以降の暫定税率廃止)で大丈夫なのか、考えてみてもらいたいものです。



2008/3/11

西早稲田中学校・新宿中学校新校舎落成式

  3月11日に新宿区立西早稲田中学校の新校舎が落成しその記念式典が執り行われました。
新年度に行う選択肢もありましたが、統合新校が新校舎完成までの3年間を旧校舎を仮校舎として使っていたので、新校舎で学ぶことの出来ない一期生にせめて落成式だけでも参加してもらおうということで受験シーズンもほぼ収束したこの時期に行われました。

 私は旧戸塚第一中学校と統合し、閉校となった旧戸山中学校の卒業生で、母校の校舎が閉校後も新校の仮校舎として使われ、来年度からは3年後に西戸山第二中学校と統合する予定の西戸山中学校が仮校舎として使用することは、ただ壊されるよりは良いかなという感想を持っています。
さすがに、その次は仮校舎としての使用はなく、新宿中央図書館として全面的に生まれ変わることになっています。
跡地が新宿区の「知の拠点」として生まれ変わることに戸山中学校の宿命を勝手に感じています。

 また、14日には旧大久保中学校と旧東戸山中学校が統合して出来た新宿中学校の新校舎の落成式典が行われます。
私の亡父は中学生の時代に戸山中学校はまだ出来ていなかったので、大久保中学校に通っていました。
こちらの落成式にも出席させていただく予定ですが、新しい校舎には新鮮な空気が漂っているような気がします。

 いずれにせよ、「仏造って魂入れず」とならないよう、生徒たちが勉強と人生を学ぶ校舎として活用されることを祈るばかりです。


2008/2/18

平成20年第一回定例会が始まります!
今回は質問に立ちます!


 2月18日に全員協議会が開催され、19日から約一ヶ月間の予算議会が開会します。
初日は区長からの所信表明演説が行われ、2日空けた金曜日から代表質問が始まります。
私自身は、月曜日に一般質問に立つ予定です。
質問通告の期限に何とか間に合わせて原稿を準備しました。
今回は久しぶりに10分間をもらいましたので、じっくり聞いてまいります。
中身につきましては、「二輪車の放置や駐車について」で、昨年来温めてきたテーマを質問します。

 「二輪車」といっても、排気量が50cc以下か、大きいかによって監督する官庁が異なります。
50cc以下の原動機付自転車(原付)は新宿区(自治体)、50ccより大きな自動二輪は警察と所管が異なります。
しかし、撤去作業は新宿区が行うことになります。
警察の警告札を無視し続け、更に新宿区の警告札を貼って一週間経つと撤去出来るようになります。
 今回の質問は、公園が二輪車の保管場所になっていることについての指摘と対策についての提案、また、状況によって仕切りが区か警察かで住民がたらい回しにされてしまう制度上の課題をなくす検討を求めていきます。
道路交通法の改正以来、駐車監視員が町の中を歩いていますので、違法駐車が激減しました。
しかし、絶えず取り締まりを行っているので配達業の人が食事をしている間にも違反の切符を切られてしまいます。
また、夜保管する場所も駐車場代を払って保管している人がいる反面、公園や歩道上など警察の管理下にない場所に止めている人もいます。
住民からの「マジメにやっている人に比べて不公平だ」という声を訴えてまいります。
その他、公園に止められている二輪車のマフラーに触れた子どもが火傷をしたり、駐車していた車両が放火され炎上して近隣の人が火災への恐怖(次は自分の家につけられるか?)を持ったりと悪い影響も出てきています。

 警察は公有地は自治体の所管と言い、自治体は自動二輪は警察の所管と言わざるを得ない制度を変える検討をしてまいります。
その他、ある日突然自分の家の敷地に悪質な放置をされても泣き寝入りをせざるを得ない人々をどう手助けするかといった点を質問します。



2008/2/10

新宿区の温暖化対策
〜都市部も出来る環境政策の新しい道となるか


 新宿区での二酸化炭素(CO2)排出分を、伊那市の森林整備で削減しようという試みが、両自治体間で始まります。
温室効果ガス排出量取引の自治体間版で、自治体間での連携は今後の流れになっていくのではと思います。

 新宿区は温暖化対策としてCO2排出量を1990年度比で5%増に抑えるという独自の目標を掲げていますが、達成には約10万トンの削減が必要だそうです。
区では、省エネの取り組みのために中小企業に助成金を出したり、トラック協会などとも協力してアイドリングストップを呼びかけるなどしていますが、目標達成のために姉妹提携都市である伊那市との共同事業で行うこととなりました。

 新聞報道では、伊那市には市有林約2800ヘクタールがあり、毎年1500万〜2000万円をかけて約30ヘクタールの間伐を行っているそうですが、計算上整備を一通り終えるまでの94年かかってしまいます。
区の試算では、30ヘクタールの整備で年間約2000トンのCO2吸収効果が見込まれるとのことですので今後どの効果的な施策として展開出来るか大いに興味があります。

 具体的な取り組み方としては新宿区が森林整備費を補助し、間伐材を区で使う印刷用紙や、道路の防護柵などに利用することとし、伊那市は区民を対象に森林作業体験学習などを行うという相互扶助的なものになるようです。
「地球環境保全協定」を締結し、平成20年度年中に内容を協議し21年度にスタートさせる目標とのことです。

 日本の国土の大半は山地が占めています。
平野部はごくわずかでその限られた場所に多くの人が生活をしています。
環境に与える負荷も平野部からのものが多くなっていますので、今回のような取り組みを少しづつでも増やしていってもらいたいと思います。
そうすることによって、山間部の過疎地の予算もより、地域住民のために振り分けられ、同時に植林体験などによって人の往来が増えていくことでの経済効果が出て来ることを期待します。
地域間格差が減少していく施策を取り入れていってもらいたいと思います。



2008/1/22

平成20年代はどのような時代になるのでしょうか?

 先週は、月曜日の「成人の祝い」からスタートし、火曜日の特別委員会、水曜日の政務調査費検討会、木曜日の都市計画新議会、金曜日の(仮称)自治基本条例検討連絡会と公式行事が毎日ありました。
その他、容赦なく続く新年会に出席を重ねながら何とか乗り切りました。
政務調査費検討会の方はようやく、展望が開けてきましたが「(仮称)自治基本条例」についてはまだまだ道のりは遠い気がします。
議論をしていて感じることは「誰の為に作らなくてはならない条例(ルール)」なのかの共通認識をもてる段階にはいたっていないなということです。
新宿区政にとって、この条例を作るということは自治の在り方が大きく変わることになりそうです。
従来の「住民(在住者)」中心から、基本構想に定義付けされた「区民(在活動者)」中心へと転換していく第一歩のような気がしてなりません。
私は、自分自身が住民の一人であり、職業として「住民の代弁者」を務めさせていただいているつもりですので現在行われている議論の流れには違和感を感じます。

 さて、通常国会がスタートしましたが与野党の噛み合わない議論が始まりました。
政府与党も、現在の状況をもっとわかりやすく説明して、「なぜ国民の負担が必要なのか、減らせないのか」を明確にしてもらいたいと思います。
説明が付かないのならば提案が間違っているということになります。
逆に野党は、選挙対策で「バラマキや値下げ」を提案するなら、そのための財源やその他の無駄づかいの金額や種類を特定して削減を提案してはと思います。
80数兆円の予算のうち、国債の返還で30兆円を使っている中で、50兆円程度の純粋な支出の何処を削って、何に付け替えるのかを明示できなければ政権を担当して公約を実行することなど出来ないだろうと思います。

 バブル崩壊と政党乱立の余波を受けた平成10年代から、20年代がどう変わっていくのか、政治の現場に立たせていただいている身として、気を引き締めていかなくてはと感じています。



2008/1/04

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


 波乱に満ちた平成10年代が終わりを告げ、平成20年代がやってきました。
平成10年代は、橋本内閣のもとで進められていた大規模な行財政改革が参院選での敗北を期に瓦解した後を受け、小渕内閣で景気浮揚に努め金融危機を脱する取り組みが前半の大きな動きでした。
後半は森内閣の後を受け、小泉劇場で経済財政政策についての骨太な議論が展開されました。
最終的に得られたモノは「郵政民営化」というものでしたが、日本政治の精神面での改革を進めようとした次代の安倍内閣が本人ではなく役人の「怠惰な勤務」と大臣の「政治とカネ問題」から参院選で大敗し、福田内閣へと引き継がれ現在へといたっています。

 平成10年代は、平成一桁時代のバブル崩壊や新政党の乱立による政治の混迷の後遺症を引きずり、小泉内閣でようやく人並みの仕事を出来る政治環境が出来上がったと思った矢先に「ねじれ国会」誕生という平成20年代への宿題を残していってくれました。

 「ねじれ国会は政治に緊張感がもたらされる。国民主体の政治が推進される。」というマスコミの御用コメンテーターのコメントは報道番組でもワイドショー番組でも流され続けていますが、選挙を目当てに実行された補助金などの新たな支出の穴埋めを誰が責任をとってくれるのかは誰も言いません。
まして、世論を扇動したことについての反省を発している場面も見たことはありません。
テレビや新聞で得られる情報は、情報を買う(見る)人が他社の情報ではなく自社の情報を買ってくれるように誘導するために加工して伝えていることが前提だということを承知しなくてはならないと思います。

 平成10年代までの政治は、情報産業に翻弄されて、やるべき仕事、やりたい仕事をやりづらかったのではないかと思います。
平成20年代初頭を迎えて、平成50年(2040年頃)頃に住みやすい社会を持続できていればいいなと思っています。
「防災・防犯」、「環境問題」、「超高齢化社会」、「教育改革」を4つの柱として、活気と安心感のある新宿区を目指して全力を尽くしていきたいと考えています。
当然、それらの政策を下支えするのは経済財政政策に他なりません。
地方の元気を日本の元気に昇華させていくために、新宿区政において賑わいのあるまちづくりに取り組んでいきたいと思います。



2007/12/25

1.自治基本条例の視察に行ってきました。

 新宿区では平成18年の区長選挙でのマニフェストに基づいて「自治基本条例」の制定へ向けて取り組んでいます。
「自治基本条例」とは、学者の説によると「自治体の憲法であり、最高規範である」そうです。

 様々な立場の方が、各々の理想像を求めて様々な議論を重ねて制定されている条例ですが、私としては使い勝手のいい、住民のためになる条例として制定していくべきだと考えています。
本音で言えば、いろいろな本を読みあさって感じていることはキチンとした自治が行われていて、キチンとした行政運営がなされていて、キチンとした議会活動が営まれていれば必ずしも必要のない条例であると考えています。
今回の視察では、長野県飯田市と岐阜県多治見市と二つの自治体での制定への気運の高まり方と制定過程の方法に関心を持ってまいりました。

 飯田市においては、議会改革の中で自然発生的に必要だという共通認識を持ち制定の準備を始めたそうです。
検討の母体となった組織は「市民会議」という組織で構成は公募市民(8名)、学識経験者(4名)、議員(8名)、市職員(4名)で平日の夜間に会議を開いていたそうです。
市民会議で約1年かけた成果を最終答申と「自治基本条例の基本的な考え方」を提出し、解散したそうです。
その後、市議会の改選があったため新議会で改めて議論を深めた上で制定しようとのことで足かけ4年がかりで成立させたそうです。

 多治見市の場合は、職員の勉強会に自治基本条例を策定する際に各地で活躍している学識経験者の講演を聴いて触発され、制定の気運が高まり「市民研究会」を立ち上げそこに、数人の議員と職員が同じ住民として参加し練り上げたそうです。
会長のような代表者は置かず、司会もしくはアドバイザーという役回りを地元の短期大学の教授に努めてもらっていたそうです。
議会では、一度審議未了で廃案となり、修正作業を経て成立したそうです。

 内容としては、かなり厳しい中身が書かれていて、民主主義を学問的に追究した場合には最高峰といわれるだけのものだと感じました。
今年の春に施行されたばかりの条例ですので、今後数年の後に実際に使っている現場でどのような感想を持たれるのか興味があります。


2.薬害C型肝炎患者救済について

 先日の救済案が拒否をされて決裂し、また時間がかかるのかと思っていた矢先に突然の首相決断のニュースが流れました。
21日の「時事放談」では師匠 与謝野馨前官房長官が
「法律で決められた通り、裁判所で決めた通りに政治をするのは簡単なことなので、そこを超えた部分で政治が何をできるかということを、いつも問いかけていなければいけない」
と述べた上で、まだ提訴していない薬害肝炎の患者についても、
「議員立法を作ってでも救済する気迫がないといけない」
として、政治判断による救済が必要という認識を示しました。

 24日の報道ステーションによると福田総理にも進言に行っていたようで、記録を探すと確かに21日午後2時11分から32分まで首相官邸で面会をしていたようです。
パフォーマンス嫌いの師匠ですのでインタビューでは控えめな話しかしていませんでしたが、やらなきゃいけないと思ったときの行動力はずば抜けた人なので何か役割を果たしていたのだと思います。
主張はしても決して自分の手柄にはしない「職人肌」の政治家です。
ついてきて本当に良かったと思いました。



2007/12/14

今年最後の定例会が閉会しました


 今回の定例会では、新宿区基本構想と新宿区総合計画が審議され、賛成多数で可決されました。
その他、大規模な区行政組織の再編成を行うため、新宿区組織条例の改正が行われました。
新たな部署としては、「こども家庭部」、「みどり土木部」、「環境清掃部」が設置され、少子化対策や環境行政に重点がおかれる布陣となっています。
その他、新宿自治創造研究所を設置し、新宿区の自治のあり方を研究していく予定です。

 今回、基本構想と実行計画を議決するにあたり反対する会派も出たため討論が行われました。
討論とは、議案に対する賛否が分かれた際に賛成する理由や反対する理由を述べることをいいます。
自由民主党区議団としましても、重大案件でしたので深沢利定議員が代表して賛成討論を述べました。

 その他、定例会中には自治基本条例小委員会も開催されました。
主な議題としては、条例の検討組織の構成をどのようにするかということでしたが、私としては、協働のパートナーたる地区協議会の代表と区政に協力している団体の枠を確保したうえで公募委員を加えて区職員と議員とで組織するべきだと考えています。
区民委員は全員公募でいいのではという意見もありましたが、実際に身の周りで区政に協力をしてくれている人々にも参加してもらって検討する方法を求めていきたいと考えています。
議論することや理論を述べることは好きだけど、自分の為のこと以外は積極的にはお手伝いをしない人たちばかり来ても困るということを述べました。



2007/12/02

今年最後の定例会が11月30日に開会しました

  開会日の前日には必ず全員協議会という会議が行われますが、今回は終了後に議員研修会が開催されました。
今回のテーマは平成20年度から変更になる「新しいゴミの分別」の意義と内容の説明でした。

 今回の大きな変更点は、従来燃えないゴミ(不燃ゴミ)とされていたプラスチックやビニールを再生資源として資源ゴミを回収している日に出していただくことになったということです。
そして、付随しての変更点としては汚れが取れない「プラスチック・ビニールゴミ」は燃やせるゴミ(可燃ゴミ)になるという点です。

 反対意見としては、プラスチックを燃やせることにすることによってリサイクルへの意識が低下するというものが主となっていますが、それはあまりにも住民の方の意識を低く見ているのではと感じています。
そして、移行期間には多少の混乱があっても今回の変更の意義と意味を理解していただかなくては地球環境を良くしていくことが出来ない以上いつかはやらなくてはならないことだと思っています。

 理由を簡単にお示しすると、
(1)東京都の不燃ゴミ埋め立て処分場の寿命は現在のままだと後20〜30年で終わります。現在の不燃ゴミを燃やすと二〇分の一の容積まで減らすことが出来ます。
(2)現在不燃ゴミとされているプラスチックやビニールを再生資源として収集することによって、石油資源の枯渇を防ぎ、ゴミの減量が出来ます。
(3)新宿区など繁華街を抱えた地区の可燃ゴミは多量の水分を含んだゴミとなっています。それを燃やすには、より多くの石油燃料を必要としますが、汚れを取れなかったプラスチックやビニールが混ざることによって燃料を減らすことが出来ます。
(4)現在再生資源とされていない汚れを取らずに捨てられたプラスチックなどを埋め立てることによって埋め立て地から発生するメタンガスをなくすことが出来ます。
(5)プラスチックなどの不燃ゴミを燃やすとダイオキシンなど汚染物質が発生するといわれていますが、技術的には自然界のダイオキシンより薄い量の物質しか発生しないといわれています。

 以上の理由によって、私は今回の変更を好意的に受け止めています。
そして、一日も早く従来の不燃ゴミを再生資源として出せる日が来ないかと待っています。
スペースの余裕がある限り、4月まで不燃ゴミを貯めておこうかなと思っています。



2007/11/25

今年最後の定例会が開催されます

 年四回の定例議会も今回で最後になります。
主な議決予定のものとしては「新宿区基本構想」です。
その他、「新宿区総合計画」を実行するにあたって組織再編も行うので「新宿区組織条例」も改正されます。
今回は、通常の議会日程を一日延長し、常任委員会開催日の中日に総務区民委員会と環境建設委員会の連合審査会が入ります。
区の未来像のソフト面とハード面から審査するために行われます。
私自身は、今期は文教委員会なので参加できませんが、これまでの素案の段階で「総合運動場の確保」について繰り返し意見を述べてきましたので、「運動場の確保」という意味である程度政策目標として取り上げていただいているので安堵しています。
ちなみに、会期は11月30日から12月12日まででおよそ2週間です。

 11月は、定例議会が開催されていなかった代わりに多くの検討会や小委員会、審議会が開催されていました。
私自身も、都市計画審議会や政務調査費検討会、自治基本条例小委員会など議会関係の会議の準備や議論に忙殺されていました。
また、所属する自由民主党の役員改選で新宿総支部の政務調査会長に指名され、来るべき衆議院選挙や都議会議員選挙、次回の区議会議員選挙への候補者擁立など自分自身の能力を超える仕事を先輩方の協力を仰ぎながら進めていかなくてはならなくなりました。
国政レベルでの不祥事は徐々に私たち地方の政治にも影響してきます。
いい候補者を擁立できれば勝てるという状況ではなくなってきているのかもしれません。



2007/10/29

地方都市視察に行ってきました


 10月24日〜26日の日程で岐阜県大垣市と福井県小浜市へ視察に行ってきました。
所属する文教委員会の視察で、大垣市へは生涯学習の一環としての「熟年スクール」の授業見学と説明を受けてきました。
小浜市では、食育のための施設として作られた「御食国(みけつくに)若狭おばま食育文化館」の見学と政策専門員という方の説明を受けてきました。


 初日の大垣市の 「熟年スクール」の取り組みは、団塊の世代以上の方々が活動する場の確保や向学心に答えるシステム作りへのヒントを得られないかということで行ってまいりました。
詳しくはブログの方に書かせていただきますが、市町村合併の大変さも同時に聞かせていただいてまいりました。

 二日目の小浜市では、「食のまちづくり条例」を制定し、まちづくり・人作りを食を中心にというユニークな取り組みをしていました。
今回は食育文化館という施設を訪問しましたが、平成15年に開設されすでに100万人の来館者を超え、現在も大勢の来館者がいるそうです。
特に政策専門員という方の情熱は話を聞いているだけでもよくわかりました。
この日も、私たちで3組目の説明だったそうですが、2時間ほどの説明はあっという間にすぎていきました。
その他、施設内は小浜の文化を様々な展示で表現し、様々な伝統工芸の実演や体験出来る環境が整備されていて、個人の立場で再び訪れたい施設でした。

 さて、下記の画像は電車の乗り換えや視察先に到着するための時間調整で途中下車した敦賀市で敦賀城の跡地を写したものです。

敦賀城は、名将大谷吉継の居城でしたが江戸時代の一国一城の例で廃城となり、現在は小学校の敷地に石碑があるだけです。

 市内には、有能でありながら難病に冒され、苦しい身体で大義と友情のために戦場で命を落とした大谷吉継公にまつわる史跡を説明する広報板やのぼりが立っていました。



2007/10/17

平成19年第三回区議会定例会が閉会しました


 一ヶ月にわたって開催されてきました第三定例会が閉会しました。
区長提出の各条例改正案は全て可決されました。
また、決算は特別委員会での議決通り本会議でも賛成多数で同意を得ることが出来ました。
人権擁護委員の選定も賛成多数で可決されていますので、今回は全ての提案が可決されたことになります。

 議員提出議案としては、
「新宿区総合計画の議決に関する条例」、
「テレビ放送の地上デジタル化についての万全の対策を求める意見書」、
「肝炎対策を求める意見書」、
「中小企業の承継円滑化のための税制改正を求める意見書」、
「障害者自立支援法の抜本的な見直しに関する意見書」、
「新宿場外馬券売り場の設置に反対する意見書」、
「割賦販売法の抜本的改正に関する意見書」が提案され可決されました。

 また、今定例会中に政務調査費検討会の会長に就任しました。
昨年度、地方議会をゆるがせた「政務調査費問題」を受け、改めて使途や報告方法についての確認事項を協議しようという検討会です。
区議会の全会派から一人づつ参加して、今後の有り方について検討し報告することになります。



2007/10/06

決算特別委員会が終了しました

9日間にわたって審議された平成18年度決算が特別委員会で同意されました。
自由民主党新宿区議会議員団は、宮坂俊文幹事長・深沢利定議員・おぐら利彦議員・ひやま真一議員の4人が審査に加わり、同意しました。

平成18年度は、行財政改革のもと7年連続の黒字決算を達成しました。
財政調整基金残高(予算で残ったお金の半分)積み立てを増やし160億円ほどになりました。

平成18年度は、折からの財政状況の復調を反映し、新たな事業や従来事業の拡大を行い従来から区民のみなさまからいただいていたサービスの展開に努めてきました。
その中での黒字会計と基金残高の上昇は区民税収入が伸びたことが大きく影響しています。

とはいえ、19年度に入り国レベルの景気動向は予断を許さないデータも出るときがあり、また、良好な業績を上げている業種とそうではない業種のギャップもあることは現実の問題として横たわっています。

自由民主党区議団としては、予算の実行率(計上された予算の内、実際に支出された金額の比率)を見ながら、実際の事業がどのように実行され、どのような実績が上がってきたか?
事業実行の際に、留意すべき点をあげてどのように取り組まれたか?
養護学校(H18年度までの呼称)の経営は23区中新宿区を含めて5校しかないが、その支出と23区と東京都の財政調整算定(固定資産税と法人住民税と特別土地保有税の再分配計算)の関係についてなど質疑を行いました。
その他、高齢者福祉の問題や育児支援についても触れてまいりましたが、地道な発言が区の政策に反映されていくことを望みます。

もっとも身近な行政機関として、区がこれからの財政運営をどのようにしていくのかしっかりと見据え、区民の代弁者として意見を述べていきたいと考えています。

今回の特別委員会での議論の詳報は後日「よしけんレポート」にてお伝えさせていただきますが、このサイトでもなるべく早めにご報告できるよう努力させていただきます。


2007/9/25

突然の安倍総理大臣の退陣表明から2週間が経ち、今日新しい総理大臣が両院で選挙によって選ばれます。
自民党総裁選挙は、お仕えしている与謝野官房長官が総理の補佐役として、
入院中の総理の留守を預かり政治的な動きを取らなかったので、
予備選挙について党員の方から質問されても、完全に自由意思で投票してもらいました。

結果は福田康夫氏の圧勝となりましたが、東京都連実施の予備選挙は麻生太郎氏が勝利しました。
受取人払いではない投票はがきでしたので切手をわざわざ買って、
貼らなくては投票できないので投票率も上がりませんでしたが、
自民党本部前に若者達が「麻生」コールをするために集結するなど、
都市部の声が現れた総裁選挙だったと思います。

私のような末端の党員には、嫌気のさすような雰囲気で総裁選挙の流れが決まってしまいましたが、
結果的には麻生氏も予想を覆す健闘ぶりで自民党内の自由な精神はまだまだ生きているなと少しホッとしました。
これから先は、「国民政党」、「責任政党」として信頼を回復できるよう、
福田新総裁・総理のもと国民のための政治を進めてもらいたいと思います。

 区議会自民党はこれまで通り「区民政党」「責任政党」として全力で取り組み続けます。



2007/7/30

参議院選挙の結果を受けて

17日間にわたって闘われた参議院選挙は自由民主党の完全なる敗北となりました。
これまで、自由民主党を支持してくださった皆様にこのような事態を招いてしまったことをお詫び申し上げますと同時に、変わらぬご支援をくださった皆様に対して、決して後悔をされないように、
心して政治活動に取り組んでまいります。


今回の敗因は、幾つかのことが重なっていると考えていますが、
私なりに考えている主なものを幾つかあげてみたいと思います。
(1)「事務所費問題」に代表される政治資金に関わる問題
(2)いわゆる「年金問題」
(3)現政権(小泉内閣の後継としての)の「弱者切り捨て・地方切り捨て」のイメージ


政治課題として考えられるものとしてはこの三つが大きいのではと考えています。
 次に、本間正明政府税制調査会会長の辞任から始まる政府要人や閣僚のスキャンダルや多くの失言も原因になっていると考えています。
そしてその時点でのタイムリーな対応が成されていたかどうかと言うことも反省課題だと考えています。

 最後に、このようなことを書くとご批判をいただくことになると思いますが、週間誌でも私と同意見の記事がありましたので触れさせていただいておこうと思います。
ただし、このことはあくまでも間接的な原因であり、敗北の原因は自民党自体にあるという認識を私は持っています。
なぜならば、上に書いたようなことがこれでもかこれでもかといわんばかりに、毎日のように自ら引き起こされていたからです。
現場で、自民党候補者への支援を訴えていても、帰宅してニュースを見ると新しい不祥事が報道されていて、落ち込むこともよくありました。

 私は、安倍内閣はその成立前から一部のマスコミとの間でイデオロギーにまつわる対立があったと思います。
ある新聞による「NHK番組改編報道」、あるテレビ局による「安倍官房長官中傷報道」(戦時中の731部隊の報道の際になぜか無関係の安倍官房長官のポスターが背景に使われていた)など、政治的心情にまつわる部分でマスコミとの折り合いの悪さが、執拗な安倍内閣攻撃の原因の一つになっていたのではないかと感じています。

 「教育再生」、「憲法改正」、「公務員改革」など特定の思想を持った人たちがアレルギーを感じる課題に取り組んでいたことも「安倍憎し」の報道へと走らせたのではないかと感じています。


 今回の選挙の結果はほぼ出揃いました。(この原稿を書いているのは7月30日午前3時45分です)国民のみなさまには、自民党がちゃんと反省してキチンとした政治をしているか?監視していただければと思います。
お灸を据えて下さった方々にも、今回も信じて下さった方々にも納得をしていただける政治を目指してまいります。

 夜が明けたら、さっそく行動開始します。まずは、駅頭からの訴えを再開させていただきます。
新宿区議会議員 吉住健一


2007/7/11

丸川珠代(まるかわたまよ)さん
7月10日、丸川珠代(まるかわたまよ)さんと四ッ谷駅前で政策を訴えました。
7月7日の土曜日には新宿駅東口で保坂三蔵参議院議員と一緒に街頭演説を行いました。
自分もステージ上にいたので写真は撮れませんでした。
雨にもかかわらず、立ち止まって丸川さんの話を聞いてくれる人もいました。
世論調査では、まだまだ知名度の低い丸川珠代さんですが、自分自身の母子家庭で育ってきた環境を通じて政治の力で解決していきたいことを一生懸命に訴えていました。


2007/6/23

定例会が終了しました
今回は、大きな争点となる議案は少なかったのですが、これから先の審議で是々非々で対応して行かなくてはならないような課題も出てきました。
ブログの方でも、簡単に触れてきましたが、「自治基本条例」についてです。

私としては「他の自治体が持っているから新宿区も作りましょう」では賛成はできません。
内容について、きちんとした議論を重ね、本当に必要なものを精査して行く必要があると思います。

今後、かなり急ピッチの日程で議論を進めていくような報告がありましたが、時間をかけてでも将来に禍根を残さないような条例にするか、反対も考慮の選択肢から外さないようにしていかなくてはと考えています。


※「自治基本条例」とは・・・このところ読んでいる文献を私なりに要約すると、大きく分けて「行政基本条例型」「自治体理念型」「住民参画型」に分かれるようです。
地方分権が進展していく中で、自治体の「政府」としての役割が大きくなってきているので目指す方向や意思の決定の方法を自治体独自の基準で定めておこうという条例です。


2007/6/18

常任委員会が終わりました
今回の定例会では文教委員会に付託された議案は補正予算一件、陳情1件、その他報告事項としての8件でした。
新宿区監査委員同意案件2件については13日の本会議で委員会付託を経ずに採決しました。

同意案件については、議会選出監査委員については公明党の小畑通夫議員、有識者として繁田勝男現監査委員(公認会計士)の二名が区長より指名されました
小畑議員については全会一致で、繁田委員については賛成多数で同意されました。

自民党としましては、自らの襟も糺していくということで厳しい判断もしてきた繁田委員を指名する区長提案に同意をしました。
文教委員会の採決状況は、補正予算(旧四谷第五小跡地での財産収入について)を可決、
「西戸山地域の通学時の安全確保に関する陳情」を採択でいずれも全会一致となり、穏やかに進行しました。
常任委員会については、インターネット中継がありませんので数ヶ月経つと議事録が区議会ホームページでご覧いただけますのでご興味がおありの方はどうぞ。

今日18日は、自治・地方分権特別委員会が開催されます。自治基本条例について発言する予定です。


2007/6/12

平成19年第2回区議会定例会
6月12日から平成19年第2回区議会定例会が開催されています。
今定例会では、「補正予算」、「契約案件」、「区民の声委員会条例改正案」「区長の資産公開条例改正案」
「区議会議員、区長選挙公費負担に関する条例改正案」など20件ほどの議案が提出されました。

日程としては、12日・13日は本会議、14日・15日は常任委員会、
18日・19日が特別委員会、21日が本会議という日程です。
自民党区議団の代表質問は宮坂俊文幹事長が、
一般質問は吉住はるお議員、樋山真一議員、下村はるお議員が行います。
私は、次回の定例会で質問に立つつもりです。


2007/6/06

しゃべれおん’07(外国人による日本語スピーチコンテスト)
6月9日12時30分より四谷区民ホールにて開催します。入場無料

しゃべれおんというイベントは、新宿文化・国際交流財団と東京四谷ライオンズクラブの共催で開催している外国人留学生による日本語でのスピーチコンテストです。
母国で日本語の勉強をしてから来ていますので、みなさん結構ぺらぺらです。
今年で16回目(?)の開催となります。

7分ほどのスピーチと質疑応答を行い、暗記だけではなく理解力も加味して審査されます。
毎年、外国の人が日本での生活を通してどのような感じ方をしているのかを知ることが出来、多国籍地域での課題に対応する際のヒントを与えてもらっています。

私は、ここ3年実行委員長を務めていますが、とりあえず今年で卒業する予定です。
来年以降もお手伝いはしますが、5月6月は繁忙期ですので勘弁してもらいました。


2007/5/24

新しい議長が決まりました。
自由民主党新宿区議団の桑原公平議員(4期)が選出されました。
また、副議長選挙も行われ、新宿区議会公明党のくまがい澄子議員が選出されました。
議長選挙投票結果 桑原公平 37票  志田雄一郎 1票
副議長選挙投票結果 くまがい澄子 35票  山田敏行 2票  なす雅之 1票

各種委員会の設置や役職も決まりました。
私の所属委員会は、文教委員会と地方自治・地方分権特別委員会となりました。


2007/5/22

5月23日に臨時議会が開催されます。
4月22日に行われた新宿区議会議員選挙にともない議会構成が変わりました。
おかげさまをもちまして、自由民主党は4年ぶりに第一党に返り咲き今後の活動に弾みがつきました。
5月に入りましてからは各派代表者会や幹事長会が連日行われ、おおよその議会の役職もかたまり、
5月23日の臨時議会で議長副議長の指名選挙、各委員会の委員長、副委員長、理事の互選が行われます。
まだ未確定ではありますが、私としては文教委員会に所属することを希望しています。


2007/5/13

『新宿区都市計画審議会』の住民委員を募集しています
1. 都市計画審議会の役割と委員の仕事
 区や都が道路、公園等の都市施設や用途地域等の土地利用に関する地域地区を都市計画として定める場合は、
都市計画審議会の議を経たうえで決定しなければなりません。
各委員は計画案に対する都市計画審議会の判断をまとめる審議の際、
各個人の見識や経験に従って、意見を表明することができます。
 
2. 申込資格
 新宿区に1年以上居住し、住民基本台帳に記録されている方
(外国人については日本語で読み、書き、話すことができ、新宿区に1年以上外国人登録をしている方)で、
平成19年4月1日現在満20歳以上の方。ただし、区職員は除きます。
 
3. 募集人員・任期
 2名 平成21年6月30日まで

4. 申込方法
 「新宿区都市計画審議会委員申込書」と「新宿のめざすべきまちの姿」について考えていることを
800字程度にまとめた論文を添えて、都市計画課まで持参または郵送する。(6月初頭まで)
★「新宿区都市計画審議会委員申込書」は、新宿区都市計画部都市計画課サイトよりダウンロードできます。
詳細は、http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/400100toshikeikaku/19tokeisinkoubo/tokeisin-19oubo.htm

2007/5/09

残念な報告
自由民主党新宿区議団の同志が一名亡くなりました。
前回27票差で苦杯をなめ、今回雪辱を果たしたばかりの中村吉彦議員が5月9日午前9時42分に永眠されました。
慎んでお悔やみ申し上げます。
中村先生は、早稲田大学在学中に応援部で団長を務め、同窓生の尊敬を集めた立派な方でした。
今回の選挙でも、69歳という年齢を感じさせない様子で戦ってこられて、当選されましたのに残念の極みです。
今は、控室の机に供えられた花束を見るにつけ、そのご無念を思うとこみあげてくるものがあります。
しかし、寝顔は穏やかで安心しました。
ゆっくりおやすみ下さい。
先生は2000人を超える人に必要だと意思表示された方です。
先生が訴えたことは2000人以上の人が覚えています。
先生の魂はこれからも生きていくと思います。
残り9人の仲間がしっかりと伝えてまいります。合掌


2007/5/7

5月8日に第16期の新宿区議会の初顔合わせが行われます。
今回の選挙の結果、新しい議会構成は個人的な予想によると
自由民主党 10名
公明党 9名
日本共産党 8名
民主党 5名
新宿無所属クラブ 3名
社会新宿クラブ 2名
花丸クラブ 1名 となります。
自由民主党は、4年ぶりの第一党を回復しましたが、今回の結果に慢心することなく区民の一員であることと区民の代弁者であることを忘れずに地域の抱える問題を解決するために区政の中でしっかりと発言をしてまいります。
改選後の初めての区議会は、5月23日頃を目途として調整されていくのではと区全体の日程を見ながら考えています。その日には、区議会議長をはじめとした議会の役職が決められていきます。


2007/4/28

先日の新宿区議会議員選挙において当選させて頂きました
おかげさまで2927票をいただき再選させていただくことができました。
自由民主党所属の候補者も10人当選させていただき、4年ぶりに第一党の座を回復することができました。
今後も初心を忘れずに全力で区政に取り組んでまいります。


2007/4/10

区政報告会の概要
区政報告会を開催しました。
3月11日 大久保・百人町地区
13日 北新宿4丁目地区女性部
14 北新宿4丁目地区全域
20 北新宿1丁目から3丁目地区(4会場)

こちらがその概要です。