2011年の『最近の話題』の過去ログ

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2011/12/07

都政報告会での発言要旨

        東日本大震災が発生し、この東京も交通機関や情報通信が麻痺するなど大きな影響を受けました。
都議会自民党としては、現地の情報収集をすると同時に、様々な団体の皆さんと意見交換をさせていただきながら、被災地の支援と東京の防災強化、さらには電力や燃料の対策など多くの提言を矢継ぎ早に行ってまいりました。
今年の議会活動の中身は、まさに震災一色で、第三回定例会では、1380億円の補正予算を計上し、被災地への支援や東京都の防災対策、さらには夏に控えていた電力不足対策に東京都の力を結集しました。
また、都議会自民党内に設置された対策本部の中に、プロジェクトチームを組んで、ハード面からソフト面から「高度防災都市作り指針」へ向けた提言をまとめ、東京都へ提出をいたしました。

 私自身は、被災地に5回訪問させていただきました。
その中で伺ってきたことは「とにかく来てきて欲しい。私たちはここで生活をし、生きているんです。」ということでした。
「安全が確認された生産物も福島産ということで買ってもらえません。」という声もお聞きしました。

 今、東京都ではオリンピック・パラリンピックの招致に立候補しています。
私は今回の招致活動に賛成をします。
一つは、あの大震災が発生し原子力発電所の事故が発生し、多くの外国人が日本から避難していきました。
資源のない日本は輸出入での収益や外国資本が日本で支払う税金で富を得ていかなくてはなりません。
そのためにもオリンピック・パラリンピックを開催できる状況を国と自治体で役割分担をして実行していかなくてはなりません。
世界中の人々が安心して日本、東京を訪れる契機となるよう取り組んでいきたいと思います。
また、聖火ランナーが東北地方を走る企画も実行したいと思います。

 また、パラリンピックを開催するためには障害を持った方が都内を自由に行き来できるようバリアフリーを推進することが必要となってきます。
そのことは、高齢者の方も、子育て中の人も安全に移動をできる設備を残すことになります。
私は、その目的を持って今回の招致活動に賛意を表明します。

 最後に、自民党本部は新しい東京一区選挙区支部長として、山田美樹さんを発表しました。
皆様ご存じの通り、私は与謝野馨代議士の政治信条に憧れて、この世界に入りました。
代議士への尊敬の念、ご健勝を願う気持ちは、変わることはありません。
しかしながら、新宿自民党の幹事長として、自民党都連青年部長として、自分の為すべきことは承知をしております。
新宿の自民党をばらばらにしないようにし、長引けば長引くほど国民の将来、この国の未来を危うくする民主党政権を打倒するために地方から足場固めをしてまいります。
政権に対し、言うべきことを言いながらも、自らの研鑽を重ね、キチンとした提言や行動を出来る議員活動に邁進してまいります。
そのことをお誓い申し上げて、本日のお礼とさせていただきます。


2011/11/18

福島県議会議員選挙

        8月の自民党都連青年部の視察研修にあたり、大変詳しく説明や案内をいただいた福島県議会議員の清水敏男候補の陣中見舞いに行ってまいりました。
選挙戦も残すところあと二日というところでしたが、今までにない状態の中での選挙戦で苦労されているようでした。
私も福島県から電気や食材を送っていただいてきた東京の議員として街頭や演説会場で東京都が実行してきた支援活動や私たちが出来ること、やるべきことを訴えてきました。

 視察のあとの研修会では、大震災で水も電気も止まってしまったときに、自分の出来ることをしなければと「うどんの炊き出し」を仲間と実行したこと、市役所の備蓄品の配布がストップしていた時に自分が責任をとるといって、JCの有志の協力を得て配布したことなど、非常時の政治家の行動のあり方を東京からお邪魔した青年部の仲間に語っていただきました。

 いわき市全体が選挙区ということで、香川県より広いという大変広い選挙区です。
今回は、定数10人の選挙区に15人の立候補者が出馬し、毎回苦戦している先輩は真剣に闘っていらっしゃいました。
私も、地元でいわき市に縁のある人たちに、親戚への応援依頼をするつもりです。

 どうか、こういう政治家を生き残らせて欲しいと思います。


2011/8/30

野田氏が内閣総理大臣に選出

      先般はホームページ上で民主党の次期代表の選出にあたり、他党の人事ではありますが自分自身の観点から意見を発表させていただきました。
政権党の代表、すなわち日本国の総理大臣になるからです。
素直に感想を申し上げると、手堅いイメージの方が選出され、良かったと感じています。

 東日本大震災は我が国にとって、戦後最大の試練だと思います。
この難局を国家として乗り切るためには、自分を押し殺してやるべきことを実行する人が活躍しなくてはなりません。
自由民主党も、国民のために働く政党として協力すべきことは協力し、同時に民主党政権が行き詰まった際には、代わりに政権を安心して任せてもらえる政党として実力を蓄える時期だと思います。

 多くのみなさんから、「政治には期待しない」、「政局はもういいから…」とお叱りの声をいただいております。
被災地のことや、不況のことを思えば、当然の御指摘だと思います。

 とはいえ、「将来を考え、決断する」という政治の役割を考えれば、すべての法案をひたすらに通すのではなく、是正すべきところは是正させ、より良い国家運営の指針を定めていかなくてはなりません。
これだけの不況で、これだけの大災害に直面しているからこそ、メンツではなく、本音で削れるものを削り、復興計画を立てていかなくてはならないと考えているからです。

 地方からではありますが、与えられた東京都議会という場を通じて、より良い未来を目指して政策提言を続けていきたいと思います。


2011/8/28

この人で大丈夫か?

     菅内閣が退陣することを受けて民主党代表選が行なわれています。現在、新聞報道によると海江田万里経産相が最有力候補だそうです。他党の代表選びですし、東京一区にいるもの同士なので批判は書きたくありませんが、海江田氏は日本国の総理大臣には不適格と思えますので、理由だけ書き連ねたいと思います。
 第一に、これまでの外交姿勢において明らかに日本よりではないということです。根拠は、「在瀋陽総領事館事件」発生の際に真っ先に中国に渡り、民主党調査団の代表として、中国側から聴取したことを優先的に事実とした調書を作り、外交交渉の真っ最中に中国側に立った記者会見を行ない、国益を損じたことです。
 第二に、政治的な立場がその場しのぎであるということです。28日の報道番組で「復興財源」への取り組みについて現内閣と自分の考え方は違ったと話を始め、隣にいた野田財務相から「だったら、何で閣議決定に署名したんですか?」と驚かれていました。首相と意思の疎通も行なわずに重大決定を実行しようとしたり、辞める辞めないを繰り返したり、「鳩山・小沢」コンビの歓心を得る為に辞表を提出に行って断られたら持って帰ってきたり、何をしたいのかわからない政治家です。
 第三に、原発事故に際し、借り物の東京都のハイパーレスキュー隊に東京から現場の状況を知らずに指令を出し、自分の思い通りにならなければ「処分する」と恫喝した話は記憶に新しいところです。二次災害が発生しないように命がけで活動している消防庁の職員(自分の部下でもない)に、パニックになって、見当外れな指示を出し「処分するぞ」と叫んでいる姿は情けない限りです。
 その他、「安愚楽牧場」、投資関係の著書、北朝鮮支援の活動といろいろありますが、一番重要視してもらいたいことは「外国人参政権を実現します」と韓国民団の新年会等で明言していることです。総選挙の際は外国人が多い街には海江田万里候補のポスターが貼られ、大久保通りの一部区間は異様な風景でした。日本国をどのような国にしたいという理念より、自分を大事にしてくれる人に受けたいというタイプの政治家として、総理大臣にはなってもらいたくないなと考えています。


2011/8/16

新政権誕生前夜!

    政治の世界に関わっていて、これほど心に響かない総理の交代場面は不思議です。
 政権交代した時は、選挙に負けた悔しさよりも、自民党が落ちるところまで落ちて再生するキッカケをもらえたという感覚と、民主党が言っていたことが本当に出来るのだろうかという疑問と、もしかしたらやってくれるのではという内心に湧き上がる若干の期待感がない交ぜになった感覚で見ていました。
 この2年間は、私自身の感想では、民主党政権は一部の革命勢力(旧社会党から異動して来た社会党政調会や急進的な活動をしていた院外団)による社会実験に国民生活とその基盤となる国益が破壊されて来たかのように思えました。人気取りのための交付金系のマニフェストは大切に、国防では「自分たちの好きな国へは国益無視の譲歩を、嫌いなアメリカへは(不勉強だったためか?)中途半端な独立宣言」、国民固有の権利である「参政権」は(国民に無断で)勝手に外国と約束してしまっていたのでゴリ押ししようとするなど、国民の為とは言い難い政治が行なわれ、野党の活動とは無関係な段階で指示を失ってきました。

 さて、私が今一番憂えているのは、谷垣総理実現のみしか明らかでない条件で大連立の話が進んでいると報道されていることです。(地方で党活動をしている範囲では聞いたことがありませんが・・・)
 東日本大震災からの復旧・復興については政策の選択は大差なく行なわれると考えています。しかし、「国防・社会保障制度・経済復興・財政再建」など恒常的に行なわなくてはならない政策判断を、この連立で行なえるのか?自民党が首班の内閣で責任を負えるほどに党内外で議論が煮詰まって来ているのか?

決まれば、決まったでベストを尽くすしかないのですが、民主党の仲間割れを期待した不信任案提出など、中央の情勢を知らないと不思議なことが国会で行なわれている気がする今日この頃です。


2011/6/30

決められない人たち

   政府が6月一杯にとりまとめをするとしていた「税と社会保障の一体改革」がようやくまとまりそうだと報道が流れてきました。
長年政権を担ってきた自民党時代にも、必要性を感じながら選挙を考えると、財源不足を景気対策(国債発行で投資)か、赤字国債で賄ってきたので今回の政府案を現政権が批判覚悟でまとめてきたことには敬意を表したいと思います。

 当然、物価の低迷による可処分所得の少ない時期に機械的に税率を変えることには違和感がありますが、税率を上げる時期までに景気の上昇をするためのあらゆる手段とセットであるならば、賛同出来ます。

 先週は民主党内での議論で「民主党をつぶす気か!」、「選挙で負けてもいいのか!」という反対派の情けない言葉が報道されていました。
もっとも、「増税よりもデフレ脱却」だとか、「景気を良くすれば増税はいらない」という正論を主張する人たちもいましたし、自民党内にも同様の意見を持つ人は少なからず存在し、超党派の議員連盟らしきものも出来ています。

 私はその人達が本気で「消費税の税率は恒久的に変えないで済む」、「お金を刷って景気を上昇させれば済む」と考えているのか、次の一手を隠し持っているのかは知りませんが、いずれの道をとるにしても、本当の将来像も示さずに、議論だけしてものを決められないままの政治では、国民が不幸になると思います。

 私は、社会保障制度を本気で存続させるのならば「国民の割り勘で社会全体を支える」という思想とその制度を国民が持続出来る仕掛けづくりをしなくてはならないと考えています。
そうした腰を落ち着けた議論を国会で堂々と開陳し、将来を選択出来るようにしてもらいたいと考えています。

 今日一番残念だったのは、我が党の改革の注目テーマが「党本部の全面禁煙」でした。
これだけとりあげるマスコミもどうかと思いますが、たばこ税で国鉄の赤字を返したり、政策経費に充てたりしてるんだから、広い駐車場のど真ん中とか屋上とかに喫煙所ぐらい造って完全分煙にしたらどうだろうか?(私は喫煙歴ないですけど)
恐らく、「全面禁煙!」ってやると国民受けすると思って打ち出したんだろうな。


2011/6/7

今議論されている大連立には大義があるのか?

 「大変なときだから、みんなで協力しなくてはいけない」
だったら、共産党や無所属も入れた全ての国会議員で連立組んだらどうだろうか?

「政局ばかりで震災対策や原発対策がおろそかである」
衆議院で圧倒的な議席を誇る政権与党が衆議院で自分の政権に不信任案を野党と可決しようとしていた。つまり、人数が多すぎて権力闘争(ポスト争い)ばかり気になって仕方がなかった人たちはどんな枠組みでも仕事に気が行かないのでは?

「菅首相のリーダーシップや能力に限界があったので非常事態だから変えるべき」
だったら、連立組まなくてもすみませんか?

「国難を乗り切るためだから、挙国一致体制が必要である」
政権入りしないと国難を乗り切ろうとする気にならない人ばかりで国難を乗り切れるのですか?

天の邪鬼ではないですけど、大連立を作るために蠢いている人たちの顔ぶれを観ると、日本という国家や日本人の未来を憂えている人が居ない気がします。この際、民主党が代表を変えて大連立を組むのなら自民党も執行部を代えてから連立組んだらどうでしょうか?慌てて連立組まないと時流に乗り遅れると考えるより、今やるべきことをテキパキと進める手はずを適切な時間管理で行えばいいのではないでしょうか?


2011/6/4

「予想どおりの展開でしたが・・・」

  権力を持ったときの身の処し方には作法があると思います。倫理観と言った個人の素養も必要だとは思いますが、それ以上に「権力を私的に利用してはいけない」、「権限の責任は果たさなくてはならない」、「出処進退を稚拙に行わない」という最低の作法があると私は考えています。
 菅直人とその仲間たちは自分たちが権力を持続するためには「嘘や情報操作」、「実務より宣伝」、「辞表や辞意の撤回」を躊躇うことはありません。今回の不信任案騒動は、ある意味では民主党主流派に排除されそうになった小沢グル−プと「俺たちの時代」を取り戻そうとする野党の長老によるところが大きかったと思います。
 今回の騒動で「政権を維持することが政府の目的」であることがわかった以上、自民党の具体的な政策提案で民主党政権の「偽装マニフェスト」を改定し「マトモな政策選択」を迫っていきやすくなるのではないでしょうか?政府ゴッコを続けさせてくれるなら提案丸呑みしますという政府ほど遣い勝手がいいものはなさそうなのですが。
 原発は技術者と科学者の専門家に頼るしかありませんが、復興支援や生活環境の改善は政治の領分です。とにかく、「やれることは急がなきゃ」ということが被災地に視察に行って感じたことです。


2011/4/26

統一地方選挙終了

 大震災の余震が収まらない中、新宿区内では新宿区議会議員選挙がおこなわれました。私自身は、世田谷区長選挙の確認車運行のお手伝いと都連青年部所属候補者への陣中見舞いがあり、区外に出ることが多い選挙戦でした。
 中盤戦迄に、そうした役務上の外出を集中させ、後半戦から終盤戦にかけて地元の選挙に集中しました。結果は、9議席を獲得し公明党と同数で第一党になることは出来ました。
 最後の1議席を次々点で逃し、絶対的な第一党にはなることが出来ませんでしたが、友党の新宿無所属クラブ3人とその仲間1人が当選したため中山区政を支える与党としては大きく過半数を超えることが出来ました。
 これから先は、災害対策と景気対策を議論しなくてはならないのですが、国政は政権の統治能力の喪失と与党内のゴタゴタですべきことの整理も進んでいません。

「本当にこの国は大丈夫なんだろうか?」と愕然としています。


2011/4/11

統一地方選挙前半戦終わる

 被災者の支援と東日本の復興に向けた取り組みを優先した形になり、あっという間に東京都知事選挙と都議会補欠選挙が終わりました。
都知事選挙は、投票箱が閉まった瞬間に当確報道が流されました。
石原都知事には被災地支援と復興への強いリーダーシップを発揮していただくことをご期待申し上げたいと思います。

 一方、私自身は都議補選の方に関心を強く持っていました。
とはいえ、自分の地元ではなく、手伝いようがなかったので知人紹介と陣中見舞い、街頭演説の応援といった型どおりのことしかできませんでした。
しかし、なかなかいい成績で当選してくれたので素直にうれしく感じました。



 というのも、都議会自民党は2年前の大逆風の中、新人は4人しか当選しませんでした。
半年後の補欠選挙、今回の補欠選挙で2名増えましたが、自民党にも元気な若者もいるぞというところをこれからも行動を持って見ていただきたいと思っています。
国政でも、今回の局面で政権復帰を目指そうとする人たちと、自民党自身が何を出来るかという観点から動く人たちの姿が露わになりました。

 政権を取ることだけを目指してきた現在の民主党政権と政権を取る以上何をすべきかをしっかりととらえた将来の新政権との違いを生みだす為に、私たちの世代もキチンとした政治信条、政治指針を磨いてまいります。

当選が決まった後の小宮事務所にて、大勢の支援者が集まってきていたので外で人形と握手しました。



2011/3/22

どうかご協力お願いいたします

   自民党東日本巨大地震救援募金口座
ゆうちょ銀行
当座 00170−1−496731

 地域の一人暮らしの高齢者のお宅に、無事を願ってお邪魔したら本人はお元気だったのですが、ボランティアでお世話をしている方の御親戚が塩釜や七ヶ浜にいらっしゃり、いまだ安否が分からない(電話がつながらない)状態が続いているそうでした。
 今、生死の境にいる人たちと、地震と津波から逃れられた方々の生活を支援していくために自民党都連青年部で街頭演説を自粛する代わりに募金活動、支援物資の受け付け先の紹介などをさせていただいていおります。都議会では、超党派の募金活動を実行しました。今後も、時間が許される範囲で実行します。
 また、現地で必要とされる物資を党本部の青年局のみなさんが現地の仲間と連絡を取らせていただきながら、自分たちで車や燃料の手配をしてお届けさせていただいております。その際に、政党にこだわらずに物資の提供や輸送のご協力を下さる方々もいらっしゃり本当に貴い行いが日本各地で様々な立場から実行されていることに感激しています。
 今後も、被災者支援と復興支援を最優先にした行動を取っていきます。ただし、間違った政策選択には、議員としての職責上、被災者支援を妨げない場合は声をあげていきます。
 何は、ともあれ、どこの団体にでも構いませんので、救援募金にご参加ください。無理のない範囲で・・・

22日に新聞折り込みに入っていました都議会リポートは11日の震災前に作製されていたものでしたが、震災後の諸事情で配送が遅れ、22日の折り込みとなってしまいました。
お見舞いの言葉や、震災対策の記事がないのは、そのためですが、都知事選挙が行われますし、品不足の時期ですので折り込み等の活動を自粛しますので、暫時サイト上での報告が主となります。


2011/3/13

余震続く、大震災

   被災されたみなさまに心からのお見舞いと、親しい人の安否が確認できないみなさまに
「助かったよ」というお知らせが届くことをお祈り申し上げます。

 関東大震災以来、東京は大災害に晒されては来ませんでした。
東京大空襲は別として、通常の生活をしている中では予期出来ない地震という災害の恐ろしさを久々に実感させられています。

 11日の午後2時46分は、私は都議会の議事堂で石原都知事の4選出馬についてインタビュアーからカメラを向けられた時で、他の人に聞いてくれと譲り合っていた時のことでした。
緩やかに揺れ始めて、だんだん横揺れが激しくなって来て、備品などが音を立てて動き出してきました。

 外の様子を見ようと、窓の付近に近寄ると、そびえ立つ高層ビル街の建造物が風になびく樹林のように揺れていました。
自分の足元も、徐々に覚束なくなり、モノが落ちたり、悲鳴が聞こえて来たりと重大な事態になっていることがわかってきました。
控え室の状況は、ブログの写真の通りでしたが、津波に呑み込まれた被災地の映像を見るたびに、これが都内直下型であったときに自分や家族、知人たちは命を守ることができたのだろうかと寒気すら感じます。

 いわゆる減災社会の構築には、耐震補強を推進していくことになりますが、制度を作っても個人が地震の恐さを実感出来なければ、絵に描いた餅になってしまいます。
家具の転倒防止など、身近でできることを実行することも急務です。


今ならまだ間に合います。取り急ぎ、家具の転倒防止!耐震診断!耐震補強へと取り組みましょう!!あとは節電へのご協力をとりあえず、実行しましょう!


2011/2/8

都議会議員補欠選挙

  杉並区選出の田中良前議長の欠員を埋める為に都知事選挙と同時に都議補選が行われます。
自民党は、公募で候補者を選考し、「小宮あんり」さんを公認しました。

  公募で初の女性候補で大きな期待感を持たれています。大学卒業後、すぐに石原伸晃都連会長の秘書として勤め、議員会館だけではなく地元担当もこなしてきたそうです。

  7日に都議会で記者会見に臨みましたが、質疑応答でもテキパキと質問に答えていたようです。
(取材していた記者さんがいい候補者だと感想を述べていました。)
杉並区 東京都議選 補欠 小宮あんり


2011/1/17

内閣改造への思い

 亡国政権といわれる、現況の民主党政権が内閣改造を機に政権浮揚をはかっています。国民の為に、政権の求心力を高めたり、政策実行を目指すならば他党の政権とはいえ、良いことだと思います。
 さて、今回の注目は良くも悪くも与謝野馨衆議院議員の入閣です。政策の方向性よりも、注目されたこの人事、どういう結果を導き出すのか刮目すべきだろうと思います。
 民主党の崩壊したマニュフェストを変更出来るのか、政策論争の前に山本一太さんがいうように問責決議を出されて議論の前に菅内閣が崩壊するのか、注目です。私自身は、受け狙いの山本一太議員の言っているようなことをすれば、自民党は信頼を回復できずに共倒れになると思っています。結局、国会議員は国民と国益を考えない人が多いのだなと感じさせられる今日この頃です。


2011/1/11

少なくとも仙谷官房長官は辞任しなければ、民主党政権は脱皮できない

 1月8日のニュースによると

「仙谷由人官房長官は7日の記者会見で、野党時代の民主党が参院の問責決議と衆院の内閣不信任案可決を「同等だ」と主張していたことについて「ちょっと過剰な政治論と思う。修正、訂正すべきだろう」と述べ、当時の主張を撤回した。」

 発言自体は、法律論として一理あるかもしれませんが、これまで自分たちが他人に対して発してきた罵詈雑言をどのように償う気でいるのでしょうか?当時無責任であった野党の立場での発言とはいえ、閣僚等の問責決議を伝家の宝刀のように振りかざして、審議拒否を行い、何人もの閣僚に辞任をさせてきたのか?自分自身が自分自身の思慮の至らなさで招いた問責決議を受け、どう処すれば、内閣の政策遂行を遂げられるのか考えるべきだと思います。
 民主党は、基本的に他人の粗は徹底的に叩きますが、身内の粗は不問に付す傾向があります。マスコミにキャンペーンを張られるか、選挙で負けるまでは責任を取りません。

小沢喚問問題(政治資金問題)と同等以上に、問題閣僚(問題答弁・問題発言)の処罰を民主党は考えるべきではないでしょうか?議決で認定された責任を取らないままでは、議会の決議の意味がなくなります。問題が店晒しにされたままでは、次の議題に進めないのは会議のルールです。その問責閣僚が「審議拒否なら、国民の信頼を損ねる・・・」と野党を牽制するのは、天に唾するようなものだと思えてなりません。


2011/1/3

解散総選挙まで、日本は持つのだろうか・・・?

 「驕れる○○も久しからず・・・」という愚痴をこぼして平成21年を終え、平成22年は打倒独裁(民主党)政権を目標に政治活動をしてきました。
参議院選挙での与党過半数割れを契機に、滅茶苦茶な政策決定は減少しましたが、不安定な政権の下、日本の国防や生活は危機的な状況に瀕しています。

 今の日本を取り巻く国際情勢や隣国との状況は、前政権(自民党政権)の負の遺産という指摘ももっともだと思いますが、ダマシダマシ何とか切り抜けてきた状況を、崩壊させたことは現政権(民主党政権)の完全なる失態です。

 今月は、自民党青年部の全国的な取り組みの一つとして、「尖閣諸島をはじめとする我が領土領海を守るための請願署名」を1月19日までに集めて本部に提出します。


 1.尖閣諸島に船舶の安全航行や漁民の安全操業のため灯台などを設置すること
 2.外国漁船による悪質な違法操業を取り締まる法整備をはかること
 3.平時における、自衛隊の領土領海での領域警備のための法整備をすること


 また、現下の不況は続いていますが、同時に日本の国家財政と地方財政の悪化はとどまるところを知りません。
毎年増え続ける社会保障費、減少する税収、どこをどういじれば財政破たんを避けることができるのか?
地方自治体の現場から、国の政策運営に意見をしながら、お金の使い方について是正をはかっていかなくてはなりません。
あと何年、いや何カ月日本の経済的な信用力を保てるのか、統一地方選挙で現政権に国民からの意思を突き付けていただきたいと考えています。

 2009年のマニフェストは既に誰の目にも破たんしています。
日本を崩壊させないためにも、素早い政策転換を実現すべく、民主党にノーを突きつけたいと考えています。