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区政報告会の概要

区政報告会を開催しました。
3月11日 大久保・百人町地区
13日 北新宿4丁目地区女性部
14 北新宿4丁目地区全域
20 北新宿1丁目から3丁目地区(4会場)

以下がその概要です。

 本日はお寒い中、吉住健一の区政報告会にご出席いただきありがとうございました。
4年間区議会で仕事をさせていただきましたが、
一番変わったことは何かと申しますと「図太く」なったということです。
自分の顔写真が外に貼られているだけでも恥ずかしいはずなのに、「この辺はポスターが少ないなぁ」とか、
知らない人の家に行って「このポスターを貼らせてください」等と自分で言うにいたっては普通に考えればおかしな人のすることです。

当たり前のようにそのようなことをするのは、選挙に勝ちたいという気持ちの表れではありますが、何故、政治家は選挙に勝ちたいのか?
それは、「やりたいことが前提にあって、やりたいことを実現するために手段として選挙に立候補し、手段として議席を得たい」からです。

 私の場合は、大久保というまちに生まれて、町の様子がどんどん変わっていく様を見続けていて
「何かしなくては、何か声を上げなくては」ということが立候補にいたる最も大きな動機です。
これまで、一緒に生活してきた周囲の人が住みづらくなって来たり、区民の意識調査などで環境が悪いので長くは住みたくないと言われる町に自分が住んでいることに違和感を感じていました。
地方から来た人に、出身を聞かれると「新宿なんですか、ほうー、大久保ですか」と不思議そうに聞かれる状況は変えていきたいと思っていました。
そのような時に、新井康文先生から後継者として区議会に挑戦してみないかと声をかけていただき今日に至っています。

 さて、現在区議会定例会が開催されています。
平成19年度の予算を審議していますが、5つの重点課題に対する予算を計上しています。
1.超高齢化社会への対応、
2.少子化時代の育児支援、
3.安全・安心のまちづくり、
4.障害者の地域生活支援、
5.所得税減税の廃止に対応した激変緩和措置
の5課題です。

(中略)

 尚、区の財政上異境について簡単に申し上げますと、6年連続の黒字決算で貯金がたくさん貯まりました。
しかし、バブル崩壊後の借金も同じような金額が残っています。
先に申し上げました超高齢化社会を迎えるにあたっての地域で生活を続けて貰うための基盤整備や少子化時代における育児の支援については巨額の支出が見込まれます。
短絡的に一年間ごとの黒字を使ってしまったのでは、国の景気が減速したときにサービスを続けていくことはできません。
一時的に人気取りの政策を実行するのではなく、将来にわたって住民の生活の安定を考えるのが責任ある政治家の判断であると思っています。

 さて、時間が長くなってきましたので東京都知事選挙についてお話しします。
自由民主党は勝手連的に石原慎太郎都知事を支援することを決定しました。
私も、いくつかの理由で石原都知事を支持します。

 1.新宿区では中学生以下の医療費を無料化しますが、きっかけは東京都が育児支援として医療費への補助をあげたのに便乗して区も補助金を加算して結果的に無料化を実現できる運びになりました。
オリンピックと傲慢だということでしか報道されていませんが石原都知事も育児支援などに関心を持っていたことは確かです。

 2.新宿区には歌舞伎町という繁華街があり、「歌舞伎町ルネッサンス」という事業を行っています。
国も総理が視察に訪れるなど歌舞伎町を日本の繁華街の象徴ととらえ、治安対策に乗り出しています。
しかし、国や区よりもいち早く大きなアクションを東京都もとっていました。
竹花副知事という治安回復専門の人材を登用し、都内の犯罪発生数を減少させることに石原都知事は成果を上げてきました。

 3.都バスの広告は自主財源として大きな成果を出しています。
景気が悪くなれば、税収は下がりますが、広告収入など住民のフトコロを痛めないところからの収入を得ようという努力は自治体の長として先見の明があります。
新宿や東京を第二の夕張のようにならないようにするために経営者としての感覚は絶対に必要です。

 その他、ディーゼル車規制や花粉症対策、カラス対策などいろいろありますが、いままでの取り組みを見ていれば、わざわざ宮城県から官僚出身の人に来てもらう必要性を私はまったく感じていません。