新宿区政 最近の話題Q&A
Q.新宿区は基金残高が多いのに、必要なことに使わずにため込んでいるって本当ですか?
A.新宿区は、平成21年度からリーマンショックによる不況で税収が足りなくなり、基金から5年間で約260億円を取り崩し、区財政の収支が黒字を回復した平成26年度から5年間で約120億円の基金を積み立てました。平成28年度末での23区平均の区民一人当たりの区の基金残高は約19万円に対し、新宿区は約12万円でした。
この数字に触れずに、基金残高が多いと主張する政党があることは聞いていますが、一時的な支出に耐えられても、恒常的な支出の財源に基金を充てることはいずれ枯渇することは目に見えていると同時に、不況による税収減に充てる基金が減少していることにより、貧困対策すら実施できなくなる恐れがあります。
貯めこんでいるという指摘も、公のお金を貯めこんでも利益を得られる人はいないので、なぜ貯め込まなくてはならないのか、理由がわかりません。
この数字に触れずに、基金残高が多いと主張する政党があることは聞いていますが、一時的な支出に耐えられても、恒常的な支出の財源に基金を充てることはいずれ枯渇することは目に見えていると同時に、不況による税収減に充てる基金が減少していることにより、貧困対策すら実施できなくなる恐れがあります。
貯めこんでいるという指摘も、公のお金を貯めこんでも利益を得られる人はいないので、なぜ貯め込まなくてはならないのか、理由がわかりません。
Q.新宿区は、憲法を侵して、公園のデモを規制しているって本当ですか?
A.住民の平穏な生活を送る権利と表現の自由を比較衡量しながら、双方の利益を残すために、新宿中央公園をデモの出発地として利用できるように確保しています。憲法21条の規定への配慮もあり、いわゆる「ヘイトスピーチ解消法」においても、ヘイトスピーチを禁止する条項は定められませんでした。条例やガイドラインを制定した自治体もありますが、憲法21条との兼ね合いで、事前規制をすることには、慎重な運用がなされています。
日本でデモを規制する法律はいわゆる「静穏保持法」で、国会周辺及び外国大使館等周辺におけるデモ規制を規定しています。なお、「大使館等」の「等」は、政党本部とされており、日本共産党本部も自ら申請して、1年ごとにデモ禁止を認められています。
つまり、「自分の事務所の周りではデモをやらせたくないけど、人の家の前ではデモをやらせなさい!」と主張していることになります。
Q.新宿区が議会を無視して、勝手に公園の使用許可基準を変更したって本当ですか?
A.区議会本会議において、過半数を超える議席を持つ複数の会派からの代表質問を受けて対応した案件です。反対している会派があることは承知していますが、本会議という議会の重要な会議で議論された事実を無視した意見であると考えています。
Q.新宿区が法律に違反して個人情報を警察に提供しているって本当ですか?
A.特段の理由があった場合には、個人情報を必要な機関に提供することは法律でも、条例でも認められています。今回の特殊詐欺対策の為に警察署に提供を希望しない旨の意思表示のなかった65歳以上の高齢者の家庭の個人情報を提供する件は、当事者に事前に告知し、意思表示の機会を持っていただき、広報等で個人情報提供に関する注意喚起もしたうえで、限定された名簿を提供しています。
この件が違法になるなら、既に当事者に知らせずに提供していた自治体は既に違法であるとして、訴訟や賠償が発生しているはずですが、そのような事実は把握できていません。
この件が違法になるなら、既に当事者に知らせずに提供していた自治体は既に違法であるとして、訴訟や賠償が発生しているはずですが、そのような事実は把握できていません。
Q.吉住区政が大量の資料を紛失したうえに、そのことを隠蔽しているって本当ですか?
A.区関連施設や団体での紛失があれば、どの時代のことであれ、現時点の長が責任者であるため責任者となりますが、共産党の発行している「明るい新宿」という新聞には平成13年から14年に発生した「漱石の草稿、印鑑、鉄道模型等」が無くなったことが吉住区政の責任であると読み取れるように記載されています。平成23年に借用し、2か月以内に返却するお約束をしていた8点の資料は基本的に複写であるため、現実的な影響は少ないものの管理体制についての責任が問われますが、関係者間での返却状況についての確認が取れないという状況であることも事実です。その点を神奈川近代文学館側は配慮し、報告書や賠償を必要なしとなりました。
区は、第三者による検証組織を設置しようと検討しましたが、漱石山房記念館運営学術会議において検討するとの意思が表明されました。
区は、第三者による検証組織を設置しようと検討しましたが、漱石山房記念館運営学術会議において検討するとの意思が表明されました。