2005年の日記


9月27日 決算特別委員会が始まりました

 26、27日と区議会の本会議があり、代表質問や一般質問が行われました。私も「ペットの飼育について」というテーマで一般質問をさせていただきました。犬から蛇まで多種多様な動物を飼う人が出てきていますが、災害時にどうするのか、避難所ではどうするのかなど深刻な話もありますし、日常の生活でも犬や猫の糞尿を放置されて困っている人も大変多くなっています。ペット飼育の調査はその実態を調査するのは大変な作業になるので特には行っていないようですが、具体的な課題が出ている以上何かしらの対応をさらに進めていかなくてはならないといった中身の質問でした。
 27日は、8時ごろまで本会議がかかりました。その後、決算特別委員会を開き決算委員長と副委員長、各会派からの理事を選出し、終了後には委員長会(4常任委員会と3特別委員会、議運は?)が開かれ、さらに終了後に翌日から本格的に開催される決算特別委員会の理事会が開催されました。私は、この4年間は、何も役職が回ってこないことになっていたのですが、他会派の議員が都議選に転出したために自民党に4つめの副委員長ポストが回ってきたとのことで副委員長に選任されました。今期は3つしかないとのことでしたので自主的にいりませんといってきたのですが、「棚からぼた餅」で就任してしまいました。
 理事会では、翌日から審議が始まる決算報告についての総括質疑(決められた時間内で全ての項目にわたって1人で質問できる質問形式)の時間配分と順番、席順などが話し合われます。一番時間がかかるのは時間配分で、長年の慣習によって自分たちの会派が質問してきた時間を各会派が主張し膠着状態になることがあります。私としては、議席配分に従って時間配分をすれば一番民主的だと考えているのですが、それぞれの会派にはそれぞれの理由があって時間配分の話はなかなかまとまりません。最終的に、全ての会議が終わったのは9時半ぐらいになりました。
 私自身は、副委員長になったので議事進行の手伝いがあるので従来のようには発言の機会を得ることは出来ませんが、場合によっては締め括りの質疑を会派から任せてもらえるかもしれません。とりあえず、準備だけはしておこうと思います。


9月25日 今年の神輿の担ぎ納め、相撲は千秋楽

 今日は近所で行われる中では年内最後となる皆中稲荷神社の祭礼がありました。普段から地域でお世話になっている方のご紹介でお神輿に誘われて行ってまいりました。皆中神社(かいちゅうじんじゃ)は百人町にある神社で江戸時代の鉄砲隊百人組にちなんで皆中(みなあたる)という名称がついています。百人町の地名は八王子市の抜刀隊千人組にちなんだ千人町とともに伝統のある地名です。百人町についてインターネットで検索するといろいろな歴史上の記事を閲覧することが出来ます。
また、百人町は多国籍な町であると同時に伝統や誇りを持っている人が多い地域です。鉄砲隊にかける情熱もさることながら、自分の町をこれからどうしていこうかということを真剣に考えたり議論している人が多くいます。恐らく、どの町にもそういう人が大勢いるのだと思いますが、そういう人たちの情熱を消さないように意見やアイディアを行政の中で実現していくのが地方議員の役割ではないかと思います。
新宿区では、「新宿区区民会議」や「地区協議会」を立ち上げ、立案段階から住民にも参加をしてもらうという試みを始めました。ある意味では、自治体に議会はいらないということにもなりかねませんが一連の流れに埋没しないように地方議員の使命を果たせるよう取り組んでいきたいと思います。選挙で政策や、施政方針を掲げ区民の信託を得て、様々な自治体の事例や地域の人達の不安や不満を汲み取り、新宿区という自治体が今何をすべきか?将来の為に何を目指すべきなのかを責任をもって審議し決定していかなくてはなりません。様々な地域のイベントに参加して、いろいろな人と親しくなり、現場の本音を聞き出すことも地方議員の役目の一つと考え回れる限りでいろいろな場所に顔を出させていただいています。
尚、夜は衆議院選挙のボランティア等でお世話になった方のご子息が大相撲で勝ち越したとのことで地域の人達で祝賀会の意味もあって佐渡ヶ嶽部屋の千秋楽祝賀会に出席をしました。私の出身校である大久保小学校の後輩にあたるそうで後援会の際にも親子で出席をしていただいた縁の深い人です。ここ2場所は首を故障していて負け越していたのですが、今場所は痛みをこらえて6勝1敗でした。同じ部屋の琴欧州が優勝争いで注目されていましたが、相撲が国技の日本人力士として立派な関取になってもらいたいと願ってやみません。
帰りに、琴ヶ梅のチャンコ屋さんに行きました。美味しかった・・・


9月18日 母校文化祭にて同窓会の作品展示

 毎年恒例の母校の文化祭における同窓生の作品展示が行われました。私は例年まともに現場にいたことは無く、昨年は初日の設営のみ参加で今年は終了日の撤収に参加しました。かつて、選挙に出ることが決まった際に、十分な活動が出来なくなるであろうとの思いもあって友人を推薦し常任委員を退任したのですが、その友人が仕事の都合で参加できなくなってしまったこともあり、復帰をすることとなりました。ただ、同窓会の中にはいろいろな思想信条を持つ人もいるでしょうし、ちゃんと出てきて活動できるのかという疑問もあったようです。
 私としては、たまたま議員という職業に就いていることによって同窓生としての活動を自粛するよりも、再び同世代の人に参加して貰えるようになるまでのワンポイントリリーフのつもりでお受けしています。基本的に会議には出席するつもりですし、作業については出来ることは協力をさせてもらうつもりでおります。とにかく、他の常任委員の足手まといにならないよう気をつけて活動したいと思っています。幸い、会議日程を従来の日曜日から土曜日に変更するとのことでしたので私のような地方議員にとっても参加しやすくなりました。日曜日という日程は、地方議員にとっては地域イベントの真っ盛りで地元を離れることが出来ない日程が多く従来から出席できないことが多くありました。
 来週からは、定例議会が始まります。一ヶ月間の長丁場ですので気力と体力の充実に努めたいと思います。


9月17日 完全復活!宿題は山積み!

 正直に言うと政治家と呼ばれる人間が体の調子が悪いというと政治生命にかかわるのですが、私風情では誰も話題にもしてくれないので自分で日記に書いてしまっています。付き合いで水曜日までは医者でもらった胃薬を飲みながら会合で飲酒をしていたのですが、木・金と二日間にわたって断酒をしたら体のだるさや胃の痛みが無くなってしまいました。今日は、昨年亡くなった父の塔婆をお墓に持って行くためにレンタカーを借り埼玉県に行ってまいりました。
 7月の都議選の後、8月8日には解散してしまったので8月11日の命日に墓参することも出来ずお彼岸前にようやく息子の務めを果たすことが出来ました。車の運転は、年二回のお彼岸と五月の連休の家族ドライブぐらいなので恐る恐るの運転ですが、何とか無事故で帰ってまいりました。
 11日に選挙が行われ、12日から取り急ぎポスターはがし、13日は4日の洪水を受けて災害対策特別委員会、14日は総務区民委員会、15日・16日は選挙中に処理しきれなかった陳情の対応などに追われ、挨拶回りも済んでいません。明日は日曜日ですが、午前中からいろいろと頼みごとをさせていただいた方に結果の報告方々伺ってみようかと思っています。


9月12日 ホッとしました・・・が、

 今でも、夢を見ているような気分です。平成8年の総選挙以来の小選挙区での当選でした。様々な地域の行事(諏訪神社大祭、防災訓練、鎧神社大祭)と重なり、地元の人からも来なくていいから選挙に専念しろとまでいわれた強行軍でしたが、何とか責任を全うしながら乗り切りました。途中、台風14号での洪水にも遭遇(ある施設で妙正寺川の洪水で手作り土嚢を積みました)するなど、印象深い12日間でした。
 11日は、第二の故里である北新宿の鎧神社の本祭りに準備段階で十分なお手伝いが出来なかった分のお詫びとして知人に担ぎ手として助っ人を頼んだり、渡御係として走り回ったりしながら運を天に任せて開票を迎えました。
 今回の選挙は、後援会の女性部の方々や、青年部の方々、大学の後輩や自分の家族などありとあらゆる人に電話かけのボランティアを頼んだり、普段夜は外出しない高齢者の方にも選対会議や演説会に出席してもらったりなど多くの人に助けてもらいました。現在の自分自身で出来うる限り、思いつく限りの合法的な活動をしたつもりではいます。これで結果が出せなかったら、みんなに会わせる顔が無いなと思いながら10日の深夜まで活動を続けました。
 フタを開ければ、出口調査であっという間に当確が出てしまいましたが、ここのところ5年以上にわたってどうしても乗り越えることの出来なかった小選挙区の壁を越えることが出来本当にホッとしました。
 しかし、一晩明けて確定得票を見れば相手は決して票を減らしたわけではなくうちの陣営が投票率が上がった分(風?)増えただけで次を思うと落ち着かない気持ちになりました。ただ、今は9年振りの美酒に浸り、次回の正念場をいかにして迎えるかを考えなくてはならないと思っています。とはいえ、ここのところの無理が祟ったのか、お酒を体が受けつけてくれません。うぅ、思いっきり生ビール飲みたい!


8月29日 選挙前、最後の街頭遊説

 いろいろと物議をかもした総選挙も明日からが本番となります。事前に出来る運動としては、投票依頼にならない範囲での演説や、選挙にまつわるもろもろの準備のための交渉ごととなります。8月、9月は地方議員にとって、地域の人と関りを持てるイベントの集中した月でもあり、防災訓練など町会の防災部員としてこなさなくてはならない義務や責任もあり、四苦八苦したここ数週間でした。
 今日だけは、雨が降ろうと他党が来ようととにかく大久保駅でやるんだと決心してまいりましたのでしっかりやらせてもらいました。私のような名も無い一地方議員がしゃべっていることなど、通勤で忙しい人たちから見れば邪魔にしか思えないかもしれませんが、駅売りの夕刊紙や週刊誌、夜のニュースショー番組の斜に構えた報道を見た人にとにかく現場の声を聞いてもらいたいという思いで話をさせてもらいました。
 先日の日記にも書かせてもらいましたが、与謝野馨という政治家は本当にいい話をする政治家だと思います。私自身が与謝野馨の秘書になろうと思い立ったのも賛否両論の中論拠を示して「消費税論議」を毅然としたり、アメリカの大統領候補にもなった反日が売りのゲーリー・ハートという議員との貿易問題についての堂々の討論をしたり、政策を掲げて突き進んでいく姿を見たからでありました。
 「構造改革」、「財政改革」は必要だ。「行政改革」を進めなくてはならない。というのは与野党を問わず言い続けられてきました。しかし、総論賛成、各論反対で関係者の強い意見を受けて参議院では法案が否決されてしまいました。
 私は、今回の選挙は「国民の将来を本当に考えて政治に取り組んでいるのは誰なのか?」という一点を訴えて行こうと思っています。不器用な師匠ですが自分の夢を託していきたいと思います。
 12日間、全力で走りつづけて9月11日の夜を迎えたいと思います。


8月27日 与謝野馨北新宿地区後援会緊急総会

 午後七時から緊急総会が始まるところ、与謝野馨前代議士が他の会合で一人一人と挨拶をする都合上だいぶ遅れて到着しました。会場となる鎧神社では、新井康文前区議と桑原公平前副議長、あと私といったメンバーに来賓の園田博之(熊本4区)前代議士と秋田一郎都議でそれぞれ時間稼ぎの演説を繰り広げました。園田先生は友人としての与謝野馨について語り、新井先生はかつて総理候補だった与謝野馨の話をし、秋田都議は都政の話をし、桑原先生は今なぜ改革をしなくてはならないかを話し、私は参議院が衆議院で改革派が多数をとっても判断を変えないなら参議院を廃止すべきだと暴論を吐いたりしていましたら、ようやく到着しました。その後、約30分ほど年金の話や財政の話を詳しく聴かせてもらいました。
 テレビでは、特に民主党の人たちは理論で負けそうになると相手がしゃべるのを遮ったり、逆切れして見せたりすることによって勝っているように見せるので、与謝野政調会長はいい話をしているはずなのにもったいないなと感じました。


8月23日 選挙準備、会議多し

今日は、朝から全体的な打ち合わせをする会議があったので街頭演説は無し。会議後区議団控室で具体的な打ち合わせ会議。午後は、自民党新宿支部で支部の選対組織の発足会。夜は、百人町地区の後援会緊急総会。と4つの会議が行われました。通常なら、解散するある程度前から準備を始めて分散して会合を開くのですが、今回のように当日まで結論が出ないで解散するのは珍しいのでバタバタとしています。
 会議でも話題になりましたが、恐らく選挙に百点満点の方法や作戦は無いのだろうと思います。選対本部の電話かけの人手が足りないかどうかはその本部の考え方にもよりますし、街頭演説の必要性も候補者になる人の個性にもよって変わるでしょうし、ポスターのデザインも人によって好みが変わるだけに何をすればいいのかは一概に言えません。
 同じく議会議員の選挙を戦ってきた同僚にしてもそれぞれ違った個性を活かすための戦略を練り、それぞれが結果を出してきています。


8月21日 北新宿公園盆踊り

 毎年、北新宿公園で行われる盆踊りには屋台のお手伝いで参加をしています。食品や物販というよりはゲームで景品を当ててもらうコーナーの担当が中心で子どもたちの一喜一憂する表情を見ていると愛らしく思えてきます。どうしても欲しい景品があるのにどうしてもあと一歩でもらえなくて何度も来る子どももいたり、子ども以上に熱中する親御さんもいたりで結構楽しめるポジションです。
 私自身も愛娘の為に伸びる笛を当てたいと思ってやったのですが見事貰うことが出来ました。

※翌日娘に壊されました。


8月19日 初のジョイント遊説

 かつて、朝の駅頭で街頭演説をしているのは議会の中では野党と分類される人が多かったのですが、最近は与党の議員も駅頭に立って政治の話をしています。私も2年前の選挙の前や、選挙後のしばらくは定期的に行っていたのですが、子どもが成長するにつれて早くから外出するのが難しくなるようなこともあり、稀にしか行っておりませんでした。
 今回は、8月8日の朝から駅頭やスーパー前の街頭演説を始めたのですが、一人で話しているとチラシなどを渡せないのでどうしたものかと考えておりました。そうしたところ、同僚の下村はるお区議とジョイントで駅頭やスーパー前で交代で話し、チラシを配ってみたらどうだろうという話になり、早速始めてみました。
 選挙の公示日からは街頭演説は制限されますので残りの期間に何回出来るか判りませんがこれからも続けてみたいものだと思っています。
 その他、夜は北新宿4丁目の目抜き通り沿いに出来るマンションの説明会がありました。ワンルーム形式の部屋が多くなるので近隣住民としては定住しない人はゴミや駐車や駐輪がいい加減になりやすいのでは、不正に大人数で居住する人が増えるのでは、日陰や振動など周囲への影響が出るのではと多くの質問がなされました。
 現在、北新宿4丁目では6棟の中高層建築の計画が進行していますがしばらくは建築の話題で持ちきりになりそうです。


8月15日 雷

 今日は、終戦記念日で朝からテレビや新聞で慰霊にまつわる報道がなされていました。ネット上では靖国神社参拝については、「行けば右翼、行かねば左翼」のような論調で騒がれていますが、私自身はお正月に自主的な参拝をするのと終戦記念日に地元の戦争経験者のみなさんと参拝するのが例年の行事となっております。今年は、大変な晴天で日陰を探すのも苦労するような状態でしたが、戦後60年という節目でマスコミに取り上げられえる機会も多かったせいか若い人の姿も多かったように思われます。
 私自身は遺族が祀られているわけでもなく、右翼思想の持ち主でもないと思っているのですが、何かのキッカケで家族で行くところもなく何となくお正月にドライブ中に靖国神社に寄ったのがキッカケで現在にいたっております。
 祝宴も終わり、二次会のカラオケ大会と場を移すことになったのですが、娘を保育園に迎えに行く時間が近づいてきたので自宅に戻り保育園に向かったのですが、昼間の天気が嘘のようにあれよあれよと言う間に空が黒くなってきてしまいました。遠くの方から「ゴロゴロゴロー」と雷音が聞こえ始めたので雷嫌いの娘を早く家に連れて帰ろうとしたのですが間に合わず「うぇ〜ん」と泣き始めてしまいました。カラオケに行くと約束をしておりましたが泣く子には敵わないのでしばらく自宅で歌を歌って過ごし、夜の与謝野馨後援会の大久保地区緊急総会に出席しました。
 8日の解散から少し時間も経過しましたが、お盆があけて地元の人の生活サイクルが戻ってきてからが勝負時かなと感じました。


8月8日 衆議院解散、改革派VS 非改革派(自民党除名組 + 野党)

 ついに衆議院が解散されました。出来れば選挙はしたくないですが、ここに至っては逃げることは出来ません。今朝から、駅頭や街頭演説を開始しましたが立ち止まって聞いてくれる人も至り、反対派に負けないでねと知らない人から声をかけられたり、まずまずの反応です。
 知名度の低い区議会議員の演説ですが、一人でも多くの人に今なぜ構造改革や財政改革が必要なのかを訴えていきたいと考えています。


8月6日 町会盆踊り反省会、でも話題は郵政国会

 先週行われた町会青少年部主催の盆踊りの反省会が開かれました。当然盆踊りの反省点についていろいろと話し合いがあり、来年度のことも意見を出し合いました。一通り話題も尽きて懇親の段に入ると週明けに予定されている郵政民営化法案の採決が話題になりました。
 私の予想では否決され、即日解散と話しをしましたが、私の師匠の与謝野馨代議士は選挙があまり強くないので心配であるとのことも話しました。どのぐらいの差がつくのか判りませんが、与謝野代議士も政調会長として最後まで説得工作をするでしょうから、静かに結果を待ちたいと思います。
 ただし、マスコミの取り上げ方は反対派の言い分だけは詳しく取り上げますが、賛成派の説明は省略してしまう傾向があるので月曜日から駅頭や、街頭で私なりの財政改革・構造改革の一環としての油性改革の必要性について訴えていこうと思っております。
 国の財政がしっかりしていなければ、地方のきめの細かいサービス展開にも影響が出ます。自分の票田にいい顔をするだけではなく、自分の党に有利になるからではなく国民や住民の為の判断で採決をして欲しいと思います。


8月2日 郵政政局

 昨日、亡くなられた永岡洋治議員のご冥福をお祈りします。郵政民営化法案をめぐる政局の中で犠牲者が出たことについては率直に残念なことだと感じています。私は、氏の訃報を受けて関係者の発言に注視していきたいと思います。亀井静香氏や、小林興起氏、その他反対派の政治家の面々は内閣による圧力で信念を曲げざるをえなくて云々と早速にコメントを出していましたが、とても個人を悼んでの発言とは思えないものばかりでした。
 私は、政治家の信念とは一体何なのかということを問いたいと思います。「何のために何をどう決断するのか。」その判断の根幹となる基準のあり方が信念であり、初めに結論があってその結論を固守することが信念ではないと思います。その意味では、亀井氏や小林氏のような議員は真の政治家ではないと思います。


7月31日 北四町会盆踊り終了

 毎年7月最終の金・土・日と三日間開催している盆踊りが今日で終了しました。水曜日の櫓作りから、初日の飾りつけ、最終日の片付けと解体は大作業となります。特に飾りつけなどは昼間に行うので熱中症になりそうになりますし、片付けは暗闇での作業となるので一苦労です。今年は、人出がここ数年でも一番の入りとなり、パトロールに来た警察官の話しだと周囲にいる人も含めて400人に近い人がいるとのことでした。
 今年は、21日の晩に町会員と警察と新宿区の公園事務所と合同で公園のパトロールを行うなどしてホームレスへの周知も行っていましたのでトラブルも起こらずホッとしました。


7月27日 総務区民委員会管内視察終了

 今回の視察シリーズは今日で終わりになります。若松地域センターを皮切りに、新宿文化センター、箪笥地域センター、榎地域センター、大久保地域センターなどを回りました。各地域センターでは、地区協議会の話題が多く出ましたが、会議の構成メンバーや公募委員の比率などはあまり地元以外の人が口をはさむことではないと考えています。地域の意思決定機関となるのか、諮問機関となるのか位置付けはわかりませんが今まで汲み取れていなかった意見を聞くのが目的なのか、今まで町で活動してきた人以外の意見だけを汲み取るために作る組織なのか、その中間の意味をもたせるのか準備委員会の方々には考えていただきたいと思います。


7月25日 北新宿4丁目マンション建設ラッシュ

 昨年で一度マンション建築に関る紛争が一段落したと思っていたら、今度は5件ものマンション建築が動き始めました。恐らく最大規模のものは、今日説明会が開かれた(仮称)ルーブル北新宿の建設で80以上の戸数になります。ちなみに、この場所は私の事務所があった場所で土地売却により立ち退きを求められた経緯のある場所です。(私は立場上立ち退きに関る補償はいただいていません)説明会ではいろいろな意見が出ましたが、かなり広い土地に隣地から5メートルほどセットバックし自転車置き場や管理人の常駐も提示されているので真っ向からの反対を唱えるのは難しそうです。
 但し、日陰の問題や工事中の周囲への不都合については最初の段階で詰めておかなければ出来てからでは取り合ってもらえないでしょうからきっちり話し合っていきたいと思います。
※次回の説明会は8月19日(金)午後7時より北四会館にてとの情報がありました。


7月22日 総務区民委員会管内視察その2

 視察日程の2日目は戸塚落合方面が中心となりました。始めに落合第二特別出張所を視察し、第二地域センター建設予定地を見て、落合第一地域センター、戸塚地域センター建設予定地、戸塚特別出張所、新宿消費生活センター、区設戸塚小売市場、角筈地域センターを回りました。戸塚と落合第二センターはこれから建設を控えている状況ですので職員の方も期待を膨らませながらも住民の希望をどのように取り入れるか思案しているようでした。消費生活センターで聞いたことは、消費者相談でオレオレ詐欺や悪質リフォームなどが増加しているとのことでした。地元のお年寄りの方でも家族が出かけているときに強引に家に入られて床下に脱湿剤を巻いたから20万下さいとか、また違う業者が来たりしたけど息子たちに言うと怒られるので訴えられないと嘆いている人もいました。
 早い段階でそのような情報を掴んでいれば私が交渉にあたったり、それこそ消費生活センターへ相談するように勧めたり、やりようもあったのですが、残念です。


7月20日 総務区民委員会管内視察その1

今日から総務区民委員会で所管の施設を見て回ります。9月の決算特別委員会が始まるまでに一通り見て説明を受けておかなくてはならないのでかなりの強行軍です。三日間にわたって回るのですが、かなりの駆け足になりました。初日は、四谷方面と淀橋方面を見て回り、男女共同参画センター(ウィズ新宿)と区設四谷見附小売市場、四谷地域センター、産業会館、柏木地域センターと六ヶ所を回りました。ウィズ新宿では、講演等の啓発事業や様々な相談事業を行っているそうです。また、区内の活動団体や、近隣のマンション自治会が登録団体として会議室の利用や、運営にも関っているとのことで今後のコミュニティのありかたの一例を垣間見たような気します。
小売市場については、時代の流れの中で施設自体の役割が変わってきてしまったということと、現実にそこで働いてきた人たちのこれからの生業をどのように求めていくかということの折り合いをつけなくてはならないと感じました。
地域センターについては、後日の日記でふれていきます。


7月18日 今さらながらの発送作業

 昨年の5月と今年の5月に作った新聞が昨年は参議院選挙、今年は都議会議員選挙と文書類の発送に制限がかかる時期があったものでお蔵入りになっていました。とりあえず合わせて送ってしまおうということで実家に帰って作業を始めました。自宅にいると2歳の娘が出てきていろいろなお手伝いをしてくれるので帰って時間がかかってしまうため実家の家族の協力を貰って行いました。
 しかし、なかなか終わらないもので第一弾として近所の分だけ送りました。全部出せるのは何時の日か?


7月15日 百人町ポケットパーク意見交換会

 昨年、重度知的障害者グループホームの建設で揉めに揉めた百人町3丁目で町の中のポケットパークという小さな公園の整備計画について意見交換会というか、説明会のような集まりがありました。このまちは、町の中で再開発の方向性を地区計画という手法で住民が合意して決められた町と聞いておりましたが、説明会で出る意見の多くは根本的に計画を見直して欲しいというものが中心でした。
 昨年の夏にグループホームの説明会で反対派の住民の方から、このまちの虫食いの状況をどうしてくれるつもりかと問われ、決算特別委員会で今後の計画の具体化や、住民への現状の説明を求めた経緯もあり参加したのですが、区側の認識と現地の意見にはなかなか一致しない点もあるのがよく分かりました。


7月11日 総務区民委員会管外視察

 総務区民委員会の所管事項に国民健康保険がありますが、国民健康保険を利用されている区民の方々には夏の間新宿区が借り受けたホテルに安くお泊まりいただける制度があります。今回は、8日と今日11日の二日間で契約先の3件のホテル旅館を視察してきました。このように書くとホテルでくつろいで帰って来たのだと思われそうですが、ホテルや旅館では、区民の皆さんに食べていただく料理を試食する他は説明を聞くか施設を見て回りバリアフリー度や使い勝手などを調べることになります。
 いずれも日帰りで回りますので、殆んどの時間がバスでの移動に費やされ腰が痛くなりました。


7月5日 都議選終わって

 今日は午前中に衛星放送の「地方議員アワー」という番組の収録がありました。私は、司会者の補助ということで呼ばれたのですが、特に役に立つわけでもなく座ったままで失礼してきました。区議団の総会が開かれました。都議選で滞っていた議題を話し合ったり、都議選の反省をしたりして終わりました。午後は、同僚の下村はるおさんと電話かけや遊説などでお騒がせした百人町や大久保の人たちへ挨拶回りをしました。(戸別にいろいろ回ると公選法に触れるので限られた人のみ)
 選挙中は、選挙事務所に電話当番で呼ばれて電話だけに集中してお願いをするのですが、選挙後は何となく選挙事務所は片付けに入っているので居場所もないので自宅で御礼の電話をかけます。ところが、来客や、お祝いの電話が続きますので選挙中にかけた分だけかけるのは事実上出来ません。当然、選挙期間中に会った人から頼まれた件の処理もありますし、選挙後はてんてこ舞いになるのが通例となります。


4月13日 プラスチックは燃やせるゴミか?

4月になって初めての環境建設委員会が開かれました。午前中は、人事異動で新しく着任した管理職の紹介が行われた後閉会中の審査をすることとなっていたプラスチックゴミの焼却処分をしないように、関係各所に働きかけてもらいたいとう言う主旨の陳情の審査がありました。
今回の陳情の経緯は国の中央環境審議会と東京都の東京都環境審議会が「廃プラスチックは焼却処分にすることが望ましい」との答申を出したことにより、これまでそれぞれの対応をしていた各自治体や清掃組合が実際にプラスチックを焼却してしまうのではないかとうことから23区一部清掃事務組合をはじめ関係各所へ答申への反対を表明して欲しいというものでした。

結論から言えば今回は継続審議が望ましいということにしました。
(1)ダイオキシン類の発生は高温で焼却することによって押さえられる。現在の可燃ゴミは生ゴミが多いので高温処理するのに苦労している。むしろ石油が原料であるプラスチックゴミを一緒に燃やすことによって焼却炉の熱源としても期待できるとのこと。
(2)現在の東京湾の埋立地は最後の埋立地と言われているが現在のペースでプラスチックも含めて埋め立てていくと30年で満杯になる。また、有機物が付着したプラスチックを埋めていることによってメタンガスが発生しており、埋立地のうえではタバコなどの火気は禁じられている。また、ガスによる周辺域への環境汚染も予想される。
(3)新宿区は自前の焼却工場を持っていない。実際に焼却場を運営している地域の住民に安全面や、プラスチックゴミを燃やすことの是非を周知し、理解してもらう時間が必要である。
(4)プラスチックを燃やしていいことと再生可能な資源ごみを燃やしてしまおうと言うこととは別問題であることを住民に明確に周知する取り組みが前提にある。
(5)再利用可能な容器の普及や再資源化出来る製品の回収を進める施策の構築も廃プラスチックの焼却を進めるうえで不可欠である。
という5つの理由で両論があるのは否めないというのが今日の時点での結論です。

その他、昨日開かれた都市計画審議会で審議された新宿御苑脇をとおる環状5号線の都市計画の変更についての報告や、次期都市マスタープランの策定方法の説明等が行われました。環状5号の件は以前から地元の方から直接聞いているものでしたので質疑はせず(あくまでも結果の報告なので)、マスタープラン策定の方法についての質疑と策定にあたっての方針についての私見を要望としてだけ話をしました。
 2年間在籍した環境建設委員会も残すところ後2回となります。生意気なことばかり言って、都市計画のプロの方たちからは鼻で笑われていたかもしれませんが、何年か経ってその時代の人たちがどんな新宿を理想としているかが見えてきた時に自分の言ったことが正しかったのか正しくなかったのかが問われるのかなと思っております。
※私の発言の詳細は、新宿区議会ホームページの区議会会議録で「吉住」で検索すると探せます。


4月6日 4月の定番、入学(園)式と交通安全運動

毎年4月になるとご案内をいただき、当番表が配られそれぞれの行事に出席します。入学式の場合はたいてい地元の区立淀橋第四小学校に出席しています。中学校は西戸山中学校で、幼稚園は淀橋第四幼稚園に行きます。小中学校に出席すると2週間ほど前に幼稚園や小学校の卒園式や卒業式でお兄さん、お姉さんの表情でいた子どもたちが何となく心細そうに在校生に迎えられている様子が初々しさを感じさせられます。幼稚園の入園式は、ハプニングも起こることもあり、ほのぼのとしていて来賓としてもリラックスできます。
地元の北四町会では小滝橋通りにテントを張って交通安全運動を行いますが、毎年初日に新宿警察署の署長さんが見えることもあってか初日に旗振りの当番が回ってきます。多くの町会のテントを回ってこられるので予定の時間にはなかなか来ませんが、警察署長も体力勝負だと感じる場面です。
私自身は、選挙に出る半年ほど前に前任の新井康文先生が新宿交通安全協会青年部会長だったこともあって部員になっておりましたが、昨年末に大久保地域の方の推薦で交通安全協会と防犯協会の正会員になりました。会合に出席すると交通にまつわる話や犯罪にまつわる話を聞かされますが、最新の数字の入った情報は参考になります。
ところで、防犯協会の来賓挨拶の中で「ふろや」、「ごみや」という言葉が出てきました。何のことかといえば犯罪発生件数の減少率だそうで、一昨年と昨年を比べると26.8%昨年と今年を比べると53.8%の減少だったそうです。さすがに「やくざ(89.3)」という言葉は聞かれませんでしたが、ここのところの新宿署や、警視庁の梃入れは成果をあげてきているものだと思います。


4月3日の日記 柏木不動尊祭り、今年は晴天

神田川流域のかつて柏木村といわれていた地域で現在北新宿4丁目と呼ばれる地域があります。私がそこに移り住んできて、早や三年が経過しましたが住んでいるマンションを出て右に200メートルほど行くと神田川と中央線の線路が交差しているところに出ます。そして線路と神田川の遊歩道との境のあたりに小さなお不動さんが安置されています。もともとは、神田川の改修工事をしている際に河底から発見されたといわれるお不動さんが祀られていたのですが、昨年盗難にあってしまったので新しいお不動様を祀っています。川を散歩する人々が参拝することもあり、お賽銭が集まるので、大きな自然災害が起きたときに義援金を出したり、毎年春と秋にささやかな祭りを行いお饅頭やお菓子を振舞ったりしています。
だんだん多くの人々に知られてきたようで会を重ねるごとに多くの参拝者が訪れるようになっています。今年は、二百数十人もの人が始まる前から行列となり、準備していた記念品もあっという間に配りきってしまったようです。川沿いの桜並木もここ数日の晴天で一気に咲き始め花見とお祭が一斉に来たような状態でした。


4月1日 今日は俄かペンキ職人!

先月都議会議員と都知事が写った演説会告知のポスターが焼かれてしまったのですが、あまりに悪質な焼き方をされて壁が黒焦げになってしまっていたので近所の交番に届け出、新宿警察署から監識係の人がきていろいろ調べにきてくれました。その後数日して半日空いたので道具を揃えて修繕しに行ってきました。普通ポスターにイタズラというと剥がすか、落書きするか、顔を切り裂くか焦がす程度なのですが、(私もやられたことはありますが、やったことはありません。)今回のように全体を燃やし尽くすというのはあまりお目にかかったことはありません。壁に密着して貼られたポスターの全部を焼き尽くすためにはそれなりの時間と労力がかかっていると思われますのでかなり大胆な人物が行ったのではと思います。
ちなみに当初、壁を見てベージュのペンキを準備したのですが、実際に塗ってみると色が合わないのでクリーム色を追加しました。若干色が薄いような気がしましたのでさらに淡いオレンジ色を混ぜてみましたが、取り返しがつかなくなってきたので壁の持ち主に許してもらいました。

 


3月27日 新潟に行ってまいりました

 新潟に行ってきましたというと誰もが「視察やボランティアに行って来たんだね!エライねぇ」と反応します。「いや、そのぅ、観光で行ってきまして」と弱々しい声でしか言えないところがかなり恥ずかしい思いでおります。
 今回の旅行は、もともと福島県の常磐ハワイアンセンターに行く計画でいたのが、新潟の観光業界が震災の影響でキャンセルや客の減少で苦しんでいるという旅行会社の提案で急遽変更した心優しい五日会という団体の良心から企画されたものなのですが、区議会議員という職業柄、純然たる観光に行ったということは糾弾されそうで不安です。
 それでも、現地の人のお話しを聞いたり、大雪の様子を見たり、新しく開発中の観光地を見たり過ごしようによっては為になる面もあるとはいえますが、委員会などで行く勉強のための視察とは異なり、正直に観光に行きましたとしかいいようのない二日間でした。
 一晩で1メートルも積もる雪というのは話しでは聞いたことがあっても目の当たりにすると本当に驚きます。家庭用の除雪機で玄関などを除雪する民家を見ると、各家庭に装備するといくらかかるのかとか、お年寄りだけの家庭はどうやって生活しているのかなど都内にいるとあまり想定しない社会基盤の整備がどうやって作られてきたのか知りたくなります。もちろん、大雪が降るということは長い歴史の中で続いていることであり、長い時間をかけて雪の中で生きる準備がされつづけているのでしょうが、雪国の人が辛抱強いといわれるのが分かるような気がしました。


3月21日 自主トレ開始!久々の野球

 今日は、たまには身体を動かしたほうがいいんじゃないかという周囲の勧めもあって地元の草野球チームの練習に初参加しました。ソフトボールは、隣の柏親会防災部と北四町会防災部の交流の中でやったことはあるのですが、軟式野球は久しぶりです。荒川の河川敷のグランドで、「マムシ注意」と書かれた木札を背中に白球を追いかけました。
 日頃区役所でも5階まで階段を使うようにしたり、急ぎのときは小走りで移動したり足腰の退化を防ごうと取り組んできましたが、あと一歩の前進が出来ず、いいとこなしの一日でした。4月には、中央区議会のチームと一年ぶりの試合を行うことになったようですが、何しろ練習する場も限られてますし、当日も仕事を終えてからの試合ですので(当たり前)準備体操もそこそこに試合となります。ケガをしないように気をつけたいと思います。
 ※ボーリングもそうですが、50代〜60代は結構うまい!


3月20日 地域活動盛ん、花とお彼岸と祝賀会

今日は地元商店街の花の街づくり運動日でした。今年で3年目、5回目の試みとなるこの企画はすっかり街の中でも定着し新宿区の地域活動の事例としても取り上げられています。具体的にどんな活動かといえば、花の街づくり週間という期間に商店街で買い物をしてくれた人に鉢植えの花の交換券を配り、販売促進を行い、併せて商店街の電柱に桜などの造花を飾りつけ、店先にも花を飾って華やいだ商店街にしようというものです。
朝8時半に産地から直送の2千鉢の花を仕分けし、持ち帰り用の袋詰作業を手伝いました。私も、この町に来た当初、事務所が商店街に面したところにあったので商店会員となっています。その後、立正佼成会の北新宿支部の御彼岸法要があるため、途中で失礼して礼服に着替えて参列しました。法要終了後、会員さんのお話しを聞かせていただいて、帰宅し、かねてからお約束していた方の江戸消防記念会小頭就任祝賀会に行くためネクタイを交換し出掛けました。
江戸消防記念会は、江戸時代の町火消しの伝統をついで、戦後間もない頃にGHQもその活動を許可し現在にいたっている団体です。今回小頭に就任した人は、北新宿の鳶職の人で代々中村金太郎さんという名を襲名しているそうです。
私自身は、現代版町火消しである新宿消防団員ですので偉大なる先輩のお祝いに招かれたということになります。




3月17日 熱気を帯びた、環境建設委員会

普段常任委員会はそれぞれ決まった部屋で会議を開いており、私の所属する環境建設委員会は第三委員会室という部屋で開かれます。しかし、今日はいつもとは様相が異なり、多くの傍聴者が予想されるため区議会大会議室での開催となりました。
今日の争点となっている審議事項は、大きく分けて2種類の陳情審査でした。一つは、年末に発表され多くの区民意見が寄せられている「新宿区絶対高さ制限」、もう一つは「新宿区交通バリアフリーに関る陳情」でした。高さ制限については、町会連合会の一部の幹部が熱心に反対をされているもので以前からそのご意見はお聞きしていました。また、具体的なマンション建て直しをするためにこの計画をなくしてほしいという陳情については、出来うる限りの事前調査を行い臨みました。
バリアフリーについては、丁度同じ日に区側から報告を受ける予定だった「新宿区交通バリアフリー構想」の成案と比較したり、さらにどういう形の要望として出されているのかを読み取るようにして臨みました。
荒木町のマンション建設に伴う解体工事時の擁壁の安全性についての陳情は、現在の進捗状況からこの陳情を々取り扱うかといった観点から検討し臨みました。

「高さ制限」は、時と場合と場所によっては必要であると考えています。現在のまま放っておけば、デベロッパーには良くても住んでいる人にはマイナスな開発が行われる可能性があります。木造住宅密集地などで防火化、耐震化の為に再開発によって整備を行う場合は、住んでいる人のためでもあるといえると思います。区としても、資産価値の低下に不安を持つ人への説明に時間を割き、決定の時期を延ばす方針であることを表明しているので「話し合いを続けてほしい」という町会連合会のものについてはのみ採択しました。但し、陳情理由の説明の中に若干合意しかねる文言がありましたので要望の主旨に則って進められたいという但し書きをつけて採択しました。
バリアフリーについては、バリアフリーを臨む主旨は充分に理解できるし、話し合いにも当事者の意向を尊重することが必要であるということでは一致できました。しかしながら、物理的に不可能な要望項目が陳情理由に書かれているため、要望の主旨に則って進められたいという但し書きをつけて採択しました。
荒木町の建設工事にまつわる陳情は、事態の進展状況から行くと陳情の文章を議会の意思として採択した場合に現実の状況とのギャップが生じるために採択は出来ないということになりました。但し、今後のビル解体工事や、マンション建設にあたって今後も区に相談される事項も生じるであろうということで継続審査ということになりました。


3月12日 戸山中学校閉校式

新宿区立戸山中学校がとなりの戸塚第一中学校と合併することとなり、閉校式が行われました。私は北新宿に住所地を持つ区議会議員でしたので予定されてはいませんでしたが、同窓会の役員の方たちが、そういえば吉住君はうちの卒業生だよと学校側にお話しがあったそうで急遽招かれました。
区議会議員の中の不文律で(党内の地盤割りによっては変わります)、青少年育成会や地区の町会連合会などは、住所地のものに参加するということになっているようでしたので今回も呼ばれないことには何の疑問も持たず、ただ寂しいなぁと思っていたところにご連絡をいただき驚いた次第です。
卒業生で唯一区議会議員になっているということだそうで、閉校式の懇親会で何か話しをということになったので、最近呆け気味の頭を振り絞り、思い出話をさせていただきました。
「私が卒業したのは、今から17年前で、当時は今私たちが立っている体育館は南校庭といわれていた所でした。南門も古いもので米沢興譲館という表札のついた石柱や鬱蒼とした木々の中に天然石の標本が並べられていました。今も標本は並んでいますが、由来は忘れてしまいました。私は野球部でしたが、校舎側からバッティング練習をしていると隣の家に打球が入ってしまったり、南校庭の横にあったプールの中に入ってしまい、使っていない冬場は緑色の藻でユニフォームを緑色にしながら取りに行ったものでした。当時の先生方は、都内有数の名門校といわれた戸山中学校の伝統を・・・(略)」

 

当時の先生方はいろいろな方がいらっしゃいましたが、担任の酒巻秀三先生には私でも入れる学校はどこかということで私立も含めていろいろ探してくださりました。運良く第一志望の都立に入れたので進められた私立には進学しませんでしたが、一緒に喜んでくださったことが忘れられません。野球部の栗村先生も髪形は変わられていましたがお元気そうでした。技術の神田先生、美術の田中先生と矢島先生(現大久保中学校校長)、体育の堀内先生、当時臨時教育審議会の現役の委員だった戸張校長先生、林教頭先生などとても懐かしい先生方とお会いしました。
今、職業柄地域の学校に出入りをしていますが、先生方の様子も大分昔とは違うような気がします。今が良いとか、昔が良かったということではなく時代によって教師像というものも変わってきたんだなと思います。
「ゆとり教育」にしようといわれていたのは私が学校に通っていた時代のことだと思いますが、実際の現場レベルに降りてきたのはここ一、二年のことのようです。そして、今「ゆとり教育の見直し」が叫ばれています。現役の先生は当然戸惑いを持つと思いますし、OBの先生方はどう思っておられるのでしょうか?
ちなみに、私は勉強は出来ませんでしたが学校自体が好きだったので週休二日制がいわれていた時に何てことをするのだろうと思っていました。一度、二日間休みにしたものはなかなか元に戻せるとは思いません。官庁が土日休みである以上、同じ公務員である教職員も土日休みでなくては不平等になってしまいます。一度、なったものは戻せないだろうなと思います。


3月6日 首都圏地方議員懇談会

特に出席する予定はなかったのですが、区議団からせめて一人という依頼が区議団幹部にあったようで一番気の弱い私が出席することになりました。研修のテーマ自体は共感を持っているものでしたので出席することに特に違和感はなかったのですが、会が始まって講演を聴いている最中に幹事会のメンバー表を見てびっくりしました。「何で自分が幹事になってるんだ!」、「幹事は日本会議正会員の会費を払わないとその資格を失います」って誰も幹事にしてくれと頼んでいないし、引き受けた覚えもない。ただ、先輩区議から何とか一人は出てもらわないと区議団としてまずいらしいんだよといわれて、地元の懇談会をキャンセルしてきたのにこれは一体どういうことなんだと思いながら自分の境遇がおかしくて笑えて来てしまいました。
上記のような書き方はしましたが、日本会議の会員になることについては別段異論はありません。寝耳に水の話しで「何だコリャ」という感想を表現しました。まぁ、政治の世界ではこういうことはままあることです。今さら驚く私が悪いと諦めて支払いすることにしました。
とりあえず、組織上のことは置いておいて講演とパネルディスカッションは大変良いお話しを聞かせていただきました。下村博文衆議院議員の「改正教育基本法」を超党派の議員立法で提出するかもしれないという話しは大変いい試みだと思いました。戦争のことを引きずって、教育の本来果たすべき根幹の部分を教育基本法から欠落させたままではいけないと思います。戦前の何が良くなくて、今からどうすべきだと考えて改正することを望みます。
次に、山谷えり子参議院議員、松原仁衆議院議員、松浦芳子杉並区議、犬伏秀一太田区議によるパネルディスカッションも興味深い話しを聞かせてもらいました。山谷議員の話しは先日の参議院予算委員会の質疑の様子がテレビ中継されていましたが、性教育にまつわる教員の暴走についての話しとイギリスにおける教育改革の取り組みと現状を視察されてきたときの話しが中心でした。松原議員もイギリスの教育改革の話しで、松浦議員は歴史教科書の採択についての話し、犬伏議員は教員の不祥事とその処分後のことについて非常に面白おかしく話しをしてくれました。
山谷議員は、昨年の参議院選挙の時に地元の方の紹介で支援させていただいたのですが、そのときにお願いした人たちから参議院予算委員会の質問が放送されているときに「あの人すごいな。よかったよ!応援して!」という電話が何本かありました。




2月27日 戸山中学校同窓会総会

今年は久しぶりに同窓会の総会に出席することになりました。卒業して最初の総会は出席したのですが、高校2年になると学校の生活も忙しくなり足が遠のいていました。同期も恐らく顔を出さないだろうし、戸山中もしばらくは無くならないだろうし…。ところが、昨年区立中学校統廃合計画の対象校となってしまい無くなることになってしまいました。
そこで、最後ぐらい派手にやってみようかということで同窓会の役員さんたちが企画してくれたのが今日の同窓会総会だったそうで、800人もの人が詰め掛けました。私は、いつも飲みに行くメンバーが日曜日は仕事で来られないので特に誰とも連絡せずに行ったら、結構集まってきていて、20人ぐらいは集まったのではと思います。
2次会、3次会と夜遅くまでハシゴをしましたが、みんな昔のままの様子で本当に懐かしかったです。飲んでいる席でみんなから聞かれたことは
「よしけん今だから聞けるんだけど、何であんな変な声をしていたんだ」
→小学校を卒業した直後に声変わりになって終わるまで3年かかった。
「いつもくだらない事ばかりしていたのに、何で政治家になれたんだ」
→自分が聞きたい
 「よしけん、変態だったよなぁ」
      →そう言われてもなぁ・・・
 「ちゃんとホームページ更新しろよ、たまに見てるんだぞ」
      →えへへ
いつまでいても飽きない同窓会の夜でした。

 


2月19日の日記
 寝屋川市の小学校の事件が起きて以来、町中での話題は子供の安全をいかにして守るかということが増えてきています。渋谷区が区立学校20校に警備員を配置する為に6800万円の支出をすることを決めたニュースを受け、新宿区は何か動きはありませんかという電話をいただいたり、小学校のイベントで隣り合わせになったPTAの役員さんから警察に掛け合って校門前に常駐して貰ってはどうかという提案をいただいたり、淀四子供を守る会としてパトロールを復活してはどうかとか様々なご意見をお聞きしています。
 私も、今回の本会議での質問のテーマ決めに間に合えば小学校の警備方法について提案や質問をしたかったのですが、すでに地域の人たちにスポーツ施設についての取材をしてしまった後でしたので後回しにしますとはいえず触れることができませんでした。
 ただ、私たち議員の仕事は公の会議で質問したり、主張したりするだけではありません。地域の関係者の皆さんのご意見をきちんとした形でまとめてどういう形で関係機関に要望として伝え、実現に向けた働きかけをするかにかかっていると思います。昨日も町会の部長会が行われ、その後割り勘で反省会が開かれましたが、子供の安全を守る活動に対する役所(区役所ではありません)の対応をもう少し考えてくれるようにしてくれないかというものがありました。
 その方は以前、車でパトロールをしようということで関係するいろいろな役所に書類を提出しに行ったそうですが、あまり頻繁に更新手続きをさせられるので「活動主体がはっきりしていて公益を果たす活動なのでもう少し手続きが簡単にならないか」と話したら、「あなた方がパトロールしていることはストリップの宣伝カーや、右翼の街宣車が廻っているのと同じことですから、きちんと手続きをしてください。」と言われたとのことです。
 それ以来、もともと現役のPTAの人たちも運転するのが怖かったり、忙しかったりで、なかなか協力者も出なくなったことから最近はあまりパトロールカーを見なくなりました。
 役人の心ない発言や対応が地域の人のやる気をいかに削いでいるかがわかる典型的な事例だと思います。地域の人の意向を見定めながら新たな可能性を探って行きたいと思います。
※新宿区では2月15日から3月25日までを学校安全管理強化月間に指定しました。(具体的に何をするのかはまだ聞いていませんが)


2月17日の日記

 今朝は地元の淀橋第四小学校で総合学習授業の一環として6年生に邦楽を聴かせる会がありました。4年ぐらい前から手の空いているときはお手伝いに行っていたのですが、今日はたまたま他に手の空いている人が見つからなかったそうでPTA会長と二人で演奏者の迎えや会場設営の一部をお手伝いしました。
 毎年演奏する楽器は琴と尺八なのですが、なかなかいいものだと思っています。子供たちの為と言いつつ役得で鑑賞させていただいています。柄に合わず、雅楽の演奏なども興味があり、神社の祭礼で伝統的な楽器の演奏を聴くのが楽しみになっています。たまに、手元に小遣い銭が残ると世界遺産の映像を収めたDVDを購入することがありますが、雅楽を演奏しているDVDを見つけたら衝動買いしようかと思っています。
 この日記を書く前にネットで『雅楽』、『DVD』で検索し情報を得ようと試みてみましたが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。『雅楽』のみで検索すると研究本やCDの目録を掲載しているサイトにたどり着きました。
 購買層が少ないせいか、クラシック音楽や演歌と比べるとどれも高価な(私には)値段で6月の賞与の時期まで待たなくては駄目だなと当面諦めざるを得ないと感じました。
 午後からは、非核平和都市宣言20周年記念事業の実行委員会が開かれました。私は委員ではないのですが、同僚の下村議員がタカノフルーツパーラーの会長さんの告別式に出席するとのことで代理出席を頼まれ出てまいりました。他区での平和記念事業も参考にしながら、限られた予算で何をするのか考えなくてはなりません。今日のところはいろいろな意見を出し合い、次回会議で各会派の意向をある程度まとめて中身を決定し、区民にお知らせするという作業に入って行きます。
 終了後、来週から始まる第一回定例会での一般質問の質問項目を確定する為に打ち合わせをしました。同僚議員と重なりそうな気もしたので確認したら質問自体はだぶってはいませんでしたが、類似したテーマになりかけていましたので重ならないように擦り合わせをして質問通告用の資料を作成しました。
 私の質問する日はこれまでの事例から想像すると2月28日になりそうです。テーマは「スポーツ施設の活用について(仮題)」になります。


2月14日の日記

 昨日13日は自民党の研修会で箱根に日帰りで行ってきました。この研修会は一泊二日で行われ、研修で聞いた話をもとに各自で議論したり、夕食時の懇親会でそれぞれに事情の違う23区の議員同士が議論を深めたり、情報交換をし合ったり、他区に関わる案件についての協力を求めるような場となっております。
 私は、地元でどうしても外せない会合がありましたので講演だけ聞いて帰ってきてしまいましたが、講演で話された内容の概要を記載してみたいと思います。講師の与謝野馨政務調査会長の演題は、「立党50年今後の政策課題」というものでした。

 「11月15日に自民党は立党50年を迎えます。現在新しい理念、新綱領を策定しています。自民党は、政党として二つの考え方を忘れてはならないと考えています。一つは国民政党(あらゆる国民の立場で行動する政党)であること。一つは責任政党(選挙のための人気取り政策はせず、国民のために行動する政党)であることです。
 現在新憲法制定のために自民党案の起草委員会が文案を練っています。論点になるのは(1)前文(2)天皇制の形態(3)9条(4)国民の権利と義務(5)憲法裁判所の設置(6)国家としての非常事態時の規定が予想され、9条については、第1項(戦争放棄)は現在のまま残すべき、第2項自衛権は誰が読んでも同じ解釈になるよう手直しすべき、第3項として国際貢献の基準や範囲を定めてはどうかと考えている。国民の権利と義務については、環境権や知る権利等多種多様な権利が意見としてあるのでよく検討して行きます。
 今年の政策課題は(1)郵政民営化(2)日本の財政建て直し(倹約、社会福祉制度改革、経済成長、税のあり方の検討)(3)経済力の回復(4)教育改革です。(1)は12日の日記と変わらず、(2)今月中に財政再建の研究会を立ち上げる、(3)他国に競争力でも技術力でも追いつかれているので早急なてこ入れを(4)教育基本法の改正、ゆとり教育を見直すべき、少年犯罪を減らすための努力が必要」
 以上の中身について質疑応答では厳しい意見も出されました。
(1)憲法改正の前に改正手続き法の制定はどうなっているのか?(2)財政の健全化が地方への責任転嫁では困る(生活保護費の国庫補助率引き下げについて)(3)ゆとり教育を推進したのは自民党政権の責任ではないのか?
 与謝野政調会長の応答は、(1)現在法案の文案が出来上がり、与野党の賛意を得るため協議を行っている。(2)各地域での格差が大きいので実情にあった対応をするべき(3)その通りです。だから直したい。
 今回の研修をもとにこれからの社会福祉制度については地方議会としてもしっかり研究して、自治体で差配すべきものはして行かないと国ごと福祉で沈没してしまうのではと感じました。税源の適正な移譲と仕事の適正な分担がこれからの行政改革の大きなテーマになって行くのではと思います。

2月12日の日記

 12日は自民党新宿総支部の都政国政報告会が開催されました。席上、与謝野馨総支部長より、「日本の外交課題」「国内の課題」について20分ほどで国政報告が行われました。
 外交課題としては、中国、北朝鮮といった国々との関係についての今後の予測や指針についての話がなされました。国内の課題としては、財政の問題と郵政民営化についての考え方とこれからの自民党としての取り組み方についての説明がなされました。
 「小泉総理から指名された政調会長ですから、小泉総理の目指している郵政民営化については進めなくてはならない。ただし、国民の納得や、説明なしに行うわけにはいかない。民営化するにはする哲学やきちんとした理屈が通ってなければならない。この問題のポイントは(1)郵政事業は先細りになっていく可能性がある(かつての国鉄のようにしては行けない)(2)民営化した場合には事業として成り立つ環境を整える必要がある。(3)過疎地において郵便局が果たしている機能を維持していく必要がある。(4)郵便事業に携わる40万人の雇用を守る必要がある。(5)民営化が国民へのサービス向上に資するものでなくてはならない。現在の政府の説明ではこれらのことが解りにくいと感じているので、来週からは国会の議論の中でもきちんと質していきたい。」
 政調会長に就任してから、党務や国会開会中にゆっくりと政治の話を聞かせてもらえたのは久しぶりでしたが、適任の役職に就いて正に「水を得た魚」という表現がぴったりと言った具合に生き生きとした様子の与謝野代議士でした。
 明日は箱根で自由民主党東京都区議会連絡協議会の研修会があります。与謝野代議士から1時間ぐらいの講演があるそうですので、聴講しに行ってまいります。
※カッコ内の発言部分は録音していなかったので、私の記憶に基づいて記載してあります。従って、文責は私吉住にあります。原文ままではありませんが大体このような中身だったと思います。


2月10日の日記

 昨日は区議会の常任委員会が開かれ、午前10時から午後4時過ぎまで会議が続きました。午前中は第四次実施計画と第二次行財政改革計画の決定稿を受けての説明と質疑で12時半まで行われました。この中で、私の方からは河川の水位警報システムの更新について質疑を行いました。他の委員からも指摘がありましたが、河川の水位が上昇した際の伝達方法がサイレンだけであると今時の防音効果が優れている家の中には聞こえづらいのではないかと思っています。併用して消防団や区民防災組織の目視による警戒も行われていますので川沿いの家には声をかけるという方法もあるかもしれませんが、人員がそろっていない時もあったり、一件ずつ玄関を叩いたりするのも無理があるかなと思います。そうなると、やはり大音量で警報を鳴らすほかないのかなと思うのですが既に購入する機器類も機関決定済みであるということでしたので次期更新時までに妙案を探しておこうと思っております。
 小一時間の休憩の後午後からは各種報告事項の説明を受け質疑を行いました。今回議題となったものには、諏訪通りから職案通りまでを貫く都市計画道路補助72号線の諏訪通り?大久保通り区間の用地買収とその整備について説明会を開くというものと、整備にあたっては国から出るまちづくりのための交付金を利用し、そのために大久保2、3丁目の公園や緑地の整備も併せて行う計画があるとのことでした。
 また、「新宿区絶対高さ制限」についての説明会の結果の報告がなされ、多くの委員が発言をしました。私の方からは、(1)全てが同じ高さの町並みもいいが環境面や立地上問題がなければ広い土地の中に隣地との空地を大きく空けた高層建築は出来ないのか(2)学校や病院などの地域へ貢献している施設が将来的な需要に応えるために必要な立て替えを行う場合の特例措置は考えられるか(学校や病院は建て直しの間も開業していなくてはならない)(3)再開発の計画があり既に土地の取得をしたり、組合設立の準備を進めたりしてしまった地域の特例は考えられるのか(4)不安を持った住民にきちんと説明をしてほしいということを述べてきました。
 パブリックコメント制度で異例とも言える300件以上の意見が寄せられたとのことでしたが、利害が生じる案件なので区には出来るだけ丁寧に対応してもらいたいと考えています。


久々の日記

 1月の新年会シーズンにすっかり日記の更新をさぼってしまっていました。せっかくサイトにお越しいただいた時に何も更新していなくてつまらない思いをされた方にはお詫びを申し上げます。
 現在開かれている国会の予算委員会では「政治とカネ」について多くの時間を割いて質問がなされています。区議会議員の私でさえ冬のボーナスで貯金すら出来ないのが実情ですから、都議会議員や国会議員の新年会シーズンの出費はかなりのものだなと思います。
 なかには「金を使わない政治をしろ」とか、「宴会に出るのは政治家の仕事ではない」といわれるのですが、まだまだ若造の私は各種の会合を断って、政策だけ考えて当選出来るほど実力もないので共働きで生活費の一部を配偶者に出してもらっています。
 昨日(2月8日)の衆議院予算委員会では与野党の重箱つつきに呆れる人と面白いからもっとやれという人とに別れると思いますが如何思われるでしょうか?
 私は個人的な感想を言わせていただくと、自民党はもっとお金のやり取りについて明らかにしていくべきだと考えています。そして、民主党は(他人様の党ですので言いにくいのですが)、選挙運動にしても政党助成金の使い方にしても違反をした後になって「法律が悪い!」と居直るのはやめた方がいいのではと感じています。これまでのいろいろなスキャンダルのなかで自民党の議員でも往生際が悪い人も多かったですが、大抵は自分自身が悪かったということをコメントしている姿を見てきました。しかし、民主党では人によるのかもしれませんが、こんな法律を作った方が悪いという論法で発覚後も自己を正当化しようとする人が多いような気がいたします。
 全てのケースを調べ尽くしての文章ではありませんので「私は違う」という人がいたら、あらかじめ謝っておきますが私の感想ではそう感じてしまっているのです。
 今日は、常任委員会の開催日で環境建設委員会が開催されます。補助72号線のことや、絶対高さ制限についての報告があるものと思われますが、私も説明会に出て感じたことや、地元の方から伺った不安などを参考に質疑をする予定です。